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怪文書6
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開始行:
#region("乳の日小夜さん")
#br
「ほんとこれ好きよね。そんなに気持ちいいの?私、そんなに...
小夜がもしかしてからかってるの?と訝しげにこちらを見上げ...
寄せてどうにか、といったサイズだがとんでもない。そんな胸...
割りと強気な小夜がばつの悪そうな表情で難しげに挟む姿はい...
「まぁ頼まれるのは悪い気しないけどね、形が崩れちゃいそう」
それはまずい。まずいのでほどほどにして小夜と対面で抱き合...
目線が同じ高さになると今さっきまでエロいことをさせていた...
小夜も同じことを考えているのか、誤魔化すように唇を重ねる。
「もう準備できたでしょ?じゃあ、しよっか?」
そう言うと小夜は軽く腰を浮かせ、割れ目にモノを押し当てる...
#endregion
#region("なになぜトライナリー! ストロベリームーン編")
#br
なになぜトライナリー!
今回は今晩の満月…年に一度のストロベリームーンについてね
ただしこれは正式な天体用語ではなくてネイティブ・アメリカ...
野生の中で生きていた彼らは満月をその時期の自然の名前で呼...
餌が足りずに空腹の狼が吠える狼月、吹雪が強くなる嵐月、虫...
そして6月は苺を収穫する季節の満月だからストロベリームーン...
ちなみに他の地域だとハニームーン、ミードムーン、フルロー...
どれも日本ではあまり聞かない呼び方だから新鮮ね (*^^*)
#br
それとストロベリームーンを赤く染まった満月って表現する事...
いえ間違えではないけど赤といっても苺みたいな鮮やかな赤や...
つばめはだいぶ期待してたから少しガッカリしそうね…
そしてストロベリームーンには恋を叶えてくれる月なんて異名...
貴方の隣で見られないのは少し残念だけど…どんなに離れていて...
今晩の月はいい月よ?窓からでいいから少しだけ外の月を見て...
まぁもう私たちは結ばれてるけどね♪ (*^^*)
#endregion
#region("怖い夢を見た")
#br
深夜の駐車場。
しばらく該当すらなく真っ暗な街を散策して、そろそろ戻ろう...
見知らぬ車…デリカスペースギアだろうか?にいかにも不審な男...
車上荒らし…?神楽と顔を合わせて頷くとなるべく姿勢を低くし...
急いでエンジンキーを回し、エンジンがかかるとともに目の前...
先程のデリカが今にも突っ込んでこようとしている。まずい。
バックギアに入っていたのでアクセルを入れ、クラッチを離し...
バンパータッチされる感触に肝を冷やしながらも何とか軸をず...
ダッシュボードにおでこをぶつけた神楽が何々?と言いながら...
車のいない、広い駐車場でよかった。ギアを1速に入れてすれ違...
「薬でもやってたのかな…?」
神楽が今更ながらシートベルトをつけながら不安をまぎらわせ...
先程の車の特徴を思い出す。
その車には『タイヤが2つしかついていなかった』。まともに...
#br
Q.フロイト先生これは……
A.タイヤが二つしかない車は玉と竿を連想させてそれが突っ込...
#endregion
#region("毎月29日はお肉の日")
#br
「肉の日っていいよな、なんったって肉が安く食べれる」
「ちーは不満。正確には嬉しいけど異議を申し立てたい。なぜ...
「肉の日でまで魚を食べさせようとするのはやめてくれちーち...
「3月7日がそうと言われてる。でも肉の日は毎月ある。不公平...
「まぁそれはそうかもしれん」
「なのでおうちに帰ったらちーお手製の焼き魚があなたを待っ...
「肉の日くらい魚から離れない!?」
「それはつまり、別れ話……?」
「そこまで!?」
「冗談。でも安心して欲しい、私は貴方が作ってくれる料理大...
「……都合よく魚料理以外作らされてる気しかしないぞ?」
「嫌?」
「……千羽鶴が喜んでくれるし、嫌じゃない」
「ならちーはお魚をこれからも頑張る。貴方はそれ以外を頑張...
「そうかな、そうかな……」
#endregion
#region("間の悪い女アーヤ")
#br
「お帰りなさいダーリン!私にする?私にする?それともあ・...
「え、えっとー…お腹すいたかな…?」
セクシーポーズにきわどい水着姿のアーヤはそのまま玄関先で...
「あのね、綾ちゃん、とりあえず中はいろ?その、見られると...
いかれた姉に常識的な言葉をかけられてしまった。
愛し野「」ottoを迎え入れて今日は暑い夜を過ごす予定だった...
「ところで…今日はどうしたの…?」
「うん、あのね、「」otさん今日は遅くなるから綾ちゃんにた...
「…………」
「えっとね綾ちゃん?」
「……」
「一緒にお風呂入る?」
「入らないわよ!!」
今日一番の怒声が部屋を振るわせるのであった。
#endregion
#region("こけちー!")
#br
目が覚めると私こと逢瀬千羽鶴はこけしになっていた。意味が...
まぁココロゲートで起きることだし何の不思議もないと自分を...
「……■■野郎はこれぐらいになるのでしょうか」
さすがに過大評価しすぎでしょう。そもそも男性の…がそんなに...
そんなこけしになった私の思考を読んだのか、むんずとわたし...
「こうすると気持ちいいんですかね?」
ぐにぐにと遠慮なく暴力的な肉でわたしを挟むエロ鶴。待ちな...
「なんて、さすがに寂しすぎますね」
ぽいと投げられた衝撃でこけしから魂の抜けるわたし。
現実に戻った私はまず髪を洗うことにするのだった。
#br
#br
ええと…またというかなんというか…はいまたこけしですよ私こ...
さて今回のお相手は…國政綾水の司書…エ…白烏の方…?白烏だけ...
「こ…これは!?「」ot…見損なったわ…私にこんなおもちゃを与...
……なんか始まった
「自分で腰を下ろせですって?そんな…まだ私初めてだってささ...
いやノリノリですね。……今なんて?
ふと私(こけし)に影が差す。
待ちなさいいくらなんでもそれは…やだやだちー姉の友人の産道...
「白烏!?何やってるの!!」
スパコーンとエヴェレットに弾き飛ばされた衝撃でこけしから...
目の覚めた私は自分の身体を抱きしめて泣くことしかできなか...
#br
#br
目が覚めると私はこけしになっていた。今度はガブリエラ・ロ...
いえ、よく考えるのよ逢瀬千羽鶴…ガブリエラはこけし好き…こ...
「おや、こんなところにいい的があるじゃないか」
最悪だ。
マークスマン…既に銃を構えている。ちょっとエッチな目に遭う...
何より撃たれるのは経験もあるし、あだめだやっぱりこわい。
眼前に迫る銃弾の衝撃波を身体(こけし)に受けながらスローモ...
翌日は頭痛に苛まれるのだった。
#br
#br
はぁ…またなのね……。もう4度目だ。
きっと私はトライナリー全員のココロゲートでこけしの状態で...
私がいったい何をしたというの……色々したかも。後悔はないけ...
そんなこんなで私こと逢瀬千羽鶴は四十九夜に見つめられてい...
こけしも広義で言えば日本人形。どんなことをされるのか恐怖...
「なごちゃん…そう、なごちゃん。私の抱いていたイメージやセ...
指先で私(こけし)の頭を撫でる四十九夜。彼女はこけしをそっ...
「うちも、このままじゃいられないのかもな……」
自身の存在を揺るがされつつある司書の葛藤を見てしまった。
目が覚め元の身体の私は、手を開いては握る。原初のつばめと...
今となっては別の存在だけど、私はこれから私自身の形になっ...
#br
#br
ついにきたわね…跳躍兎のココロゲートinこけし……。
終わりが近づいてきた(本当にこれで最後だといいのだけど)安...
「これは…あのときのこけし…?」
「うそ…でしょ……?また私を辱しめようというの?」ゾクゾク
待って
「ぴょーん!月ちゃんのエロアイテム発見!!」
待ってよ……お願いだから待って……!!
「「「…………」」」
ボスラッシュだなんて私聞いてない。
不条理の幕引きを目前に、私はあのどこまでも広がる、あの、...
#endregion
#region("小夜さんと二人飲み")
#br
「やっぱり、濃い味付けにビールはいいわね」
小夜が塩気の強い焼き鳥を咀嚼しながらビールを呷る。
大ジョッキはみるみるうちに干されおかわりと追加の焼き鳥を...
彼女は焼き鳥の注文の際兎に角大量に頼む。細かく注文すると...
なるほどねと思いながらも二人でとりあえずもも胸十本ずつみ...
そもそも目がいたくなるほど煙がもうもうと立ち込める男がほ...
「何?幻滅した?もう知ってるでしょ、私食べるの好きなのよ...
いや、知ってるけどさと何度目かわからない乾杯をする。乾杯...
小夜と俺は話の脈絡もなく日常のあれこれやらなにやらを間断...
「……飲み足りなくない?」
「でも時間がな…」
じゃあと近所の酒屋で缶ビールやチューハイ、乾きものを買い...
#endregion
#region("「」ot質問箱 とある「」棒さんからの相談")
#br
私は普通にみやびとイチャイチャしたいだけなのですがみやび...
別にエッチなことをしたいというでなく単に手を繋ぎたい肩を...
にもかかわらずみやびはその恐ろしく魅力的な男性としては惹...
先日は強硬手段に訴え寝床にこっそり忍び込み枕元で寝顔を観...
一体どうすればい良いのでしょうか
#endregion
#region("逢瀬の名は")
#br
「身体が…」
「入れ替わってるー!?」
また突拍子もないことをと肩をすくめるトライナリーの面々だ...
さてどうしたものかと首をひねるも、目が覚めたら入れ替わっ...
逢瀬つばめと逢瀬千羽鶴が入れ替わってしまったというこの状...
「というか結託していたずらしてるだけなんじゃないの?」
「違うよぉ~…」
「いたずらだったらよかったんだけどね…まぁ元は私の身体だし...
ああそうだったね千羽鶴ってこういう奴だったわ。
#br
#br
その頃…フランス、エリゼ宮殿にて……
#br
(やられた)
スワロー大統領は公務に追われていた。
次々と舞い込む事務仕事に秒刻みのスケジュールと淡々とこな...
しかしそんな彼女にも今日は余裕がなかった。なぜならそれは……
(原初の私…その姿をとっている私というのも因果なものだけど...
そう、スワロー大統領に入っているのは逢瀬千羽鶴。
とどのつまり逢瀬つばめと逢瀬千羽鶴の入れ替わりではなく、...
「それにしても、本当に忙しいわね…」
「申し訳ありません…もうすぐリフレッシュタイムですので……」
執事がそう言う。
リフレッシュタイム?大統領ともなればとんでもないものが来...
…もう少しぐらい付き合ってあげましょう。
#br
#br
「準備ができました」
「待ちわびたわ」
執事が持ってきたものに目を疑う。
それはとんでもなく精巧に作られた男性の右腕……を模した義手...
「ミギウデ?氏の右腕Ver345にございます。それでは早速頭を...
え…?は…?なんなの?これは…気持ち悪い!なんか生暖かい!!
「いつもより反応が良い…お気に召されましたか?それでは今日...
「夜?何のこと?」
「お戯れを…その…大統領は愛しのお方の右腕を完全再現し夜の...
逢瀬千羽鶴は原初の自分の性癖を他人から聞かされ心が折れそ...
元に戻れなんて言わない。ただただ自分の記憶を消し去りたい。
今の千羽鶴の心にはそれ一つしかなかったのだった。
-fin-
#endregion
#region("ちーなご音羽と飲み会 ~困った時は小夜さんを呼ぼ...
#br
「えっと、私どうしてここにいるのかな?」
小夜は明らかに険悪な雰囲気の三人を見て呟く。
先ほどから会話をするでもなく黙々と食事を進めている空気に...
(ちょっと「」ot!本当にどういうつもりなのよ!!)
小夜は「」otに耳打ちをする。
(いや、この面子になった時点で俺の手に負えないから小夜に助...
身勝手すぎる!!
「え、えーっと、ここにいるみなさんは何繋がりなのかなー?」
「敵」「被害者」「仇」
三者三様の好意的ではない答えに小夜は言葉を切ってしまう。
なんなのだ。いったいどうしろというのだ。
「というかあなたこそ誰?」
「私は知ってはいるけどなぜここにいるのかは理解に苦しむ」
「倉沢小夜…國政綾水の友人で目下の悩みはなかなか体重が落ち...
「ちょっと!!!!」
ああビックリした。なぜ世間話からいきなり自分の個人情報が...
「なごちゃんなごちゃん、あとで小夜さんのスリーサイズ教え...
「相応の対価を支払えば」
和菓子でいいかなと「」otが持ちかけるとなごみは快諾した。
「勝手に人の情報で取引を成立させないでくれるかしら!!!...
小夜はもはや処置なしと黙々と食事を進めるのだった。
というか「」otはあとでしなす。
その後何度もバチバチと雰囲気が最悪になるがいずれも小夜の...
#endregion
#region("小悪魔つばめちゃんの夢を")
#br
「ほらウィル…いっちゃえ…っ♪」
いたずらっ子のような声を上げるつばめだったが日ごろの彼女...
縛られているのか抵抗ができない彼は水着姿で生肌を密着させ...
「ぁはは…びくびくってしてるよ…?自分から腰なんて振っちゃ...
これは夢だ。そう思う。
なぜならつばめはこんな表情で笑うような子じゃないし、日ご...
「こういうことをしないような純粋な子だと思ってた?でもざ...
上目づかいでにやにやと笑いながら、手に持っていたモノに口...
「んちゅ…れろ…あらただっへ、こういうころしらかったんらょ...
もう、限界だった。
つばめの口内に急き立てられたものを吐き出してしまう「」ot
口に収めたその白濁としたものを見せびらかす様に舌にのせた...
#br
「じゃあ、本当にあなたがしたいこと、してあげるね?」
射精の脱力感に痺れたように呆けていた「」otを新たな刺激が...
「「」ィル、触ってもいいよ?ここ、見てたの知ってるんだか...
「」otの手首を掴んで自身の柔らかな双丘に押し付けるつばめ。
健康的なデザインなはずのその水着が、どうしてだかひどくい...
「だからね…?わたしがあなたをもらっちゃうんだぁ…♪」
そういうと、つばめはずらした水着から、「」otを受け入れる...
#br
「ぁはは…!すごいすごいょ!!泣きそうな顔してる!!かゎい...
なにがなんだかわからず、豹変したつばめの好意に戸惑い、声...
しかしその姿がつばめの嗜虐心に更に火をつけて止まることは...
問答無用の膣内射精を経てもなお腰の動きは止まらずに「」ot...
「」otもこんなに短時間でこれだけ射精したことなどあるはず...
薄れゆく意識の中「」otが見たのは何かをこらえるようなつば...
#br
#br
「ごめんね。夢の中で、こんなことして…でも私…もどかしくて…...
泣き笑いの様な表情を浮かべたつばめが闇に交ざっていく。
目を覚ますと、そこにはトライリンカ姿で、涙をこぼして眠る...
#endregion
#region("神楽とポッキーゲームと勘違い")
#br
「ん…んー……」
神楽がポッキーを咥えて目を閉じている。これはいわゆるポッ...
しかしこれはちょっと恥ずかしい。
こんにゃくゼリーを噛みながらどうしたものかと悩んでいると...
これはまずい。困ってしまったので半分容器に残っていたこん...
「んん!?あっ、ポッキー落ちた!!」
驚いた神楽が咥えていたポッキーを噛み砕き、スカートに落と...
しかしそれを慌てて拾うでもなく、まっすぐにこっちを見る神...
「ず、ずいぶん直球で来たよね…え?お酒のんでたっけ?へたれ...
反論は全くできなかったが言われたい放題だった。
残ったこんにゃくゼリーを口に放り込むと、思ったよりストン...
#br
#region("「」ot達のやり取り")
#br
>あぁポッキースカートに落としたから直接的なお誘いだと思っ...
>えっとその…頬にキスされたと勘違いして慌てて咥えてたポッ...
>ゎたしの頭はドピンクの変態だょ…(発症)
>なんで二人そろって発症してんだょ…
#endregion
#endregion
#region("ガブちゃんのお菓子レビュー ~ポッキー編~")
#br
今日はグリコのポッキーGを紹介するわvvv
細目で固いのが特徴ね!コンビニで150円前後で買えるわ。
来なさい「」ルザンナ。
そう、はいこれ、咥えて?
一本の重量は…図る必要はないわね。日本製のお菓子で棒状の細...
持ち手の部分だけかけていないから手が汚れないのが長所ね。...
それじゃあ早速試してみましょ。ポッキーゲーム。
一人が咥えたポッキーを固定して反対側からもう一人が食べ進...
始めるわね!んっ、んむむぐ、…………っ!!こらっ!!逃げるな...
#endregion
#region("「」棒と致した翌日のみやび")
#br
風呂上がり椅子に座るとふと自分の胸が目についた
昨夜の事を思いだし赤面しながらなんとなく指先でつついてみ...
無駄に柔らかく包み込むような感触。
無駄な脂肪の塊だと言う認識は未だに変わらない。変わらないが
「昨日はここに挟んだんよね…」
「」棒にとってはそうではないらしく挟んだだけじゃなくて揉...
なんとなく机にあったペンを挟んでみる。
昨夜のそれと同じように胸に挟まれペンは埋もれたが太さは勿...
なのに何故か昨夜の情事を思い出してしまう。
じわりと胸の谷間に向かって汗が垂れる。
胸を左右から押さえ込み上下に動かす。谷間から飛び出すペン...
もう片手をゆっくりとしかし確実にしなやかな脚の間にあてが...
「みやびー?」
寸前でそんな「」棒の声が聞こえて正気に戻る
うちはここまで変態だったのか。否「」棒が変態なせいぞね
そんな事を考えながらみやびは愛しの夫の元へ向かった
#endregion
#region("「」ot、アーヤの目覚まし騒動")
#br
ミスで一つ他所行っちゃったみたいだから回収して再配達しま...
#br
「アーヤの目覚まし時計だけ回収再送が必要だって!?」
そんな話が國政綾水のココロゲート内を駆け巡る。本人の動揺...
「白烏は、どうせ喜んでいるんでしょう?」
所在なさげにエヴェレットが言うと、彼女の予想に反した反応...
「私は、残念だと思う…確かにあのちょっと浮かれた感じの音声...
だって、すきなひとへの贈り物が届かないなんて、悲しすぎる...
どうにか届いてくれるといいんだけど……
そんないつになく殊勝な白烏を見て、エヴェレットは同じ人を...
「届くといいわね」
「絶対、届くわよ」
司書の意見の一致にセルフクランである水鏡の巫女も平静を取...
#br
後日談
配送中行方不明になってたアーヤの目覚ましがやっと届いたょ!
けど電池が悪いのか細切れのラップみたいな感じで音声再生さ...
#br
ごめん笑った
#endregion
#region("えっちなつばめちゃんの体拭きたいよね")
#br
「あ、あのぉ~」
つばめが肩越しに振り向き、恥ずかしげに声をあげる。
「さ、触り方…その、え、えっちじゃない……?」
つばめの胸を掬い上げるようにタオルをあて、揉みしだくよう...
しかし、つばめの胸の下もちゃんと拭かないと蒸れちゃうよ、...
案外大きなその乳房を揉み上げ、頂点から潰すようにこねられ...
下心から胸を重点的に拭いていた「」otは当然興奮しており、...
#endregion
#region("なになぜトライナリー! あやみんロボ編")
#br
なぜなにトライナリー!!はじまるょ!!
皆さんこんばんは!國政領火です。
今日はあやみんロボの話かな?
えっと、タンクブレードとか軽逆ムラクモとか好き勝手言われ...
やっぱり大出力ジェネに最高速ブーストを積む!話ってそれか...
足はもちろん軽二ね。重量過多になる?武器を減らせばいいよ...
武器腕でもいいけど……とにかく綾ちゃんは速度をあげるのがロ...
#endregion
#region("胸の平たい女をお持ち帰りする話")
#br
「それでそのハコの責任者ったらね!搬入も自分でやれって…聞...
神楽が景気よくお酒を飲みながら感情を爆発させる。
ほいほいと聞き流すと怒られなるほどと首肯するとよく考えず...
しかしペースが早い。最近のみ始めたばかりだというのにもう...
しかし時間的にもそろそろだし、続きは帰ってからにしようと...
「あのね、あなた。……立てない♥」
サワーやカクテル、梅酒をジュースのように飲んでいた神楽は...
会計を済ませておいてよかった…肩を貸しながら店を出てタクシ...
「あははー!ついたー♪」
電気をつける余裕もなく勝手知ったる神楽の部屋のベッドに彼...
仰向けにごろんと転がった神楽は目を閉じてむにゃむにゃと何...
しかしこんな無茶な飲み方を続けるようなら心配だな…と神楽の...
「神楽…当面俺以外の人と飲むの禁止ね」
「うん、わかった」
まさかの返事に面食らうと、額に珠のような汗を浮かべた神楽...
「いいのか?」
「あなた以外の男の人となんて飲まないわよ。つばめたちは別...
頬に掴んだ手を持っていき、撫でて撫でてと顔を擦り付ける神...
かわいらしいその動きに、顔を近づけていくと、神楽は何かを...
耳を近づけてみた。
「お…おしっこ行きたい……」
うわーっ!!
ムードもへったくれもなくトイレに神楽を引きずっていく「」o...
神楽は慌てる彼を見て、いたずらっぽく笑うのだった。
#endregion
#region("小夜と飲み会")
#br
「はいかんぱーい」
適当な乾杯から始まった小夜との飲み会。
とりあえずテーブルに乗りきるかどうかという量を注文し、瓶...
食べ物も飲み物もとりあえず注文は二つずつ。
目の前にあるものをガンガン食べ進めながら駄弁る。愚痴だろ...
そんなのがたまらなく楽で楽しいのだ。
「それでこの前なんてまた親が結婚どうのこうのーってさぁ」
「そんな年で?早くない?」
「なんでそこ拾うかな。流して流して」
「だってなぁ…いい人もいないのにいだいいだい…」
「誰のせいだと思ってんのよあんたがよく話しかけてくるから...
「え…うそ……」
「ほんと」
「」otの顔が蒼白になった。
「もう誘わない方がいい?」
「それはそれ、これはこれ」
うまく流れきらないまま、飲み会は続くのだった。
#endregion
#region("お盆最終日の飲み会 男女間の友情は成立するか否か")
#br
「夏期休暇?バイトバイトで大忙しだったわよ。帰省もあった...
ブクブクとジュースに息を吹き込みながら項垂れる小夜。
あーあ出会いのひとつでもあればな~なんて言ってはいるが最...
しかしどう見てもモテそうだというのに小夜がいまだに男日照...
声かけられたりサークル勧誘とかあるんじゃないのと尋ねると...
部外者はともかく「」otやアーヤの世話係だと思われているの...
「なんで他人事なのよ…」
小夜の視線を斜めに弾いて誤魔化す。とはいえ本気でそんな扱...
「関係ないわよそんなの。そんなことのために今仲のいい友人...
タッチパネルで今度はサワーと食事の追加注文をした小夜が不...
「もう身近で楽で、いい感じの出会いがないかなーってね、思...
冗談めかす小夜にそんな都合のいい話があるかよわははと笑う...
#endregion
#region("バニーの日ぴょん")
#br
「あなたー?」
神楽が珍妙な出で立ちで出迎えにきた。
慌てて後ろ手に玄関のドアを閉め、神楽の服装を再度あらため...
どう見ても、バニーだった。
黒のエナメルの布地と網タイツが神楽の白い肌を引き立たせ、...
さらに特筆すべきは神楽の体型であろう。彼女の胸元は、押さ...
「ちょっとー?おーいきこえてるー?お嫁さんがこんな格好な...
ふと我に帰り、鞄を取り落とした。
そのままの勢いで神楽を壁に押し付けて襲いかかると、彼女は...
#endregion
#region("あったよ!胸が大きくなる薬!")
#br
「まさか神楽の胸が揺れる日がくるなんて…」
神楽の交差した両腕から、豊かな双丘が零れている。
動くたびに揺れる胸を見て、俺の股間が屹立するのを感じる。...
「これも全部、エリカさんからこっそり借りた薬のおかげだな...
「……わけないでしょ」
「え?」
俯く神楽に近づくと、親の仇を見るような目つきで睨めつけて...
「こんなぽっちゃりした身体がいいわけないでしょーー!」
神楽の身体はいい具合にぽっちゃり化していた。
普段の腰回りから想像がでしないくらいお腹にぜい肉がつき、...
「や、やったな神楽!巨乳になれて!」
「ぶち○しますよ?」
神楽の顔はまんまるだがその瞳は殺意に溢れている。俺は全力...
#endregion
#region("名探偵綾水の事件簿 第753話")
#br
『……ヤチャン、ぁ……ちゃ、ん……』
降りしきる雨の中、聞き慣れた合成音声だけが虚しく木霊する。
その声を誰かが耳にすることはもうないだろう。
「お前が悪いんだ……。お前がいると俺の居場所がなくなるんだ」
震える声で吐き捨て、男は手にした凶器を握りしめる。
本来ならただの人間が勝てる相手ではなかったが、蜘蛛に猫の...
開発者や愛する女性の目がないときに、路地裏へ呼び出し背後...
「……わかってたんだよ」
噛みしめた唇から玉のような鮮血が零れ落ちる。
「そっけない態度を取っていても、彼女の心がだんだん俺から...
そう言って男は口角を吊り上げ笑い狂う。
このまま知らぬフリをしてやり過ごせば全て元通りになると確...
だが、下手人は気づいていなかった。
傘もささずに出ていく男の姿を見咎め、追いかけてきた女性の...
「どうしてあなたが……」
「……アーヤ」
黒髪の女性――綾水は手に持っていた傘、自分のものと二人分の...
#br
視線の先にあったのは瞳を濡らした「」otと残骸になったにゃ...
#endregion
#region("えっちなバイノーラル年次報告いいよね…")
#br
「年次報告、なんてタイトルがついたらちょっとお堅い感じが...
神楽の声が後ろから聞こえる。バイノーラルと銘打った彼女の...
「さて、本題に…これもお堅い…うーん…じゃあ、あなただけに、...
左耳をくすぐる吐息、声。愛している彼女の声に興奮してしま...
「一週間前。あなたは嫌がる私を後ろから抱き締めて、ろくに...
衣擦れの音がやけにうるさい。囁くような声が熱を帯びる。
「こんな風に、ね。んっ…いた…っ…だめ、「」ot……今はダメだっ...
なにかをしゃぶる音。唾液が絡み、くちゅ、とおとをたてる。
「ねぇ、あなたのモノってどんな大きさなの?自分の指を舐め...
んちゅ…はぁ、あなたの指って私の指よりも太いの、今、二本挿...
あは、はぁ……聞こえる?くちゅくちゅ~ってね?今あなたに後...
今自分は、何を聞いているのだろうか。耳元にこびりつく神楽...
思わずズボンを下ろしていた。それを見計らったように声が響...
「あなたも、一人エッチする?男の子?だもんね。私の声で、...
ううん、私以外でしたらだめ。想像するだけで、殺したくなる...
だからね?今日はたっ……くさん報告するから、私で、私だけで...
「その前はね、お風呂で浴槽に浸かりながらゆっくりされるの。
あなたは焦らすように体育座りに座った私の太ももをゆっくり...
んうっ、やっ…はぁ…はぁ…私が敏感になってて、ちょっと待って...
いつの間にか風呂場のように反響する神楽の声が、感覚を狂わ...
まるで湯気に包まれているような気分で、抱き締めた布団が本...
「だめ、お湯入っちゃう…からっ……!!本当にだめだってば…き...
圧し殺して我慢する声。しばらく無音になったと思えば、荒い...
これはまずい。
本当にまずい。
戻ってこられなくなる。
そんな恐怖感も覚えながら「」otは神楽とひとつになった。
#endregion
#region("なごちゃんとプラモデルを作る話")
#br
「おい義兄ぃ…何とかしろ」
寝ている「」棒を蹴り起こしたなごちゃんは訳のわかっていな...
合わない焦点を何とか頭を振って覚醒しながらよくみると、そ...
「これを作るの手伝え」
そういえば、いつだったかプラモを作るのが好きだといったこ...
模型道具は持ってるからいいよと蹴られたところを擦りながら...
「ところで何でなごちゃんが?というかプラモなんて作るの好...
「好きもなにも、これが初めてぞね。今学校で流行ってるから...
箱をミシン目ぞいに開封しながらなごちゃんはつまらなさそう...
しかし箱とランナーをみる彼女の目が少し輝いているのを「」...
「へえ、色々種類があるんだな。食玩か。……!?一部塗装済み...
「義兄ぃ、うるさい。早口になるのやめろ」
「」棒は膝を抱えた。
#br
「さて、じゃあ作ろうか」
まぁ初めてなら肩肘張る必要もあるまい。
ニッパーとデザインナイフだけ準備し、取りかかろうかと言う...
「待て。塗料がないぞね。どうせならうち好みの色に塗りたい...
ううn…ランナー三枚分と部分塗装…初心者で飽きずに完成させら...
あれこれ考えていても仕方ない。とりあえずやる気を出しても...
なごちゃんはそわそわと落ち着かないようすであった。
#br
「で?プラモを組むのに何故風呂に?」
「りけいざ…えっと、最初は手汗とかで汚れて塗料が乗りにくい...
「めんどくさ……」
めんどくさくない!!全然めんどくさくない!!手を入れてや...
あれ?教えてあげるのはこっちだよね……?
「それで、どうするなが?もっと近くに寄れ!小さくてわから...
兎に角口の悪いなごちゃんに心の傷をおわされつつ、彼女が本...
「で…できた!!」
(まぁほぼ俺が手を動かしたんだけどね…)
しかしなかなかどうして、なごちゃんがはしゃぐ姿は可愛らし...
ああいいことしたとスマホをみると、みやびからの不在着信が...
#endregion
#region(">たまに無性に甘いもの馬鹿食いしたくなるけどそれ...
#br
は?なにそれ?アイスって…バカにしてるの?見ればわかるに決...
そういうとこほんっ……とデリカシーないよね!!私がステージ...
私だって甘いもの食べたいよ次の公演終わったらあなたと食べ...
別に食べるなとは言わないよ?食事制限は私の仕事の都合なん...
少なくとも思いやりがあれば私の目の前で美味しそうにたくさ...
はー腹立つ…ほんっと腹立つ…怒ってると余計におなかが空くん...
えっ?一口だけ…?うーん……どうしようかなぁ……
#br
んーっ♪おいひいっ!
あーあーあなたのゴミ対応のせいでアイス食べちゃったよ…あー...
大体さぁ私にあーんしてるからって許されたと思ったら…ぱくっ...
んむんむ…えー?どうされるかって?ほんっとあなたはさぁーは...
あむ…は?減量中じゃなかったのかって…今更それ言うの?
あーもう…また腹が立ってくるからやめてよそういうコト言うの…...
私も食事制限でイライラしすぎてたかも…。
これから走るのかって?夜中だよ?そんなわけないでしょ?
喧嘩したあとは盛り上がるし、今日は一晩中付き合ってもらう...
#endregion
#region("神楽とストレートにイチャイチャする怪文書")
#br
「あーん……」
神楽が目を閉じて口に食べ物が運ばれるのを待っている。
そのままキスしてしまいたい衝動に駆られるが流石に恥ずかし...
「マダー?ねぇあなたー?」
お姫様の催促だ。あまり悩んでいる暇もない。
スプーンに掬ったプリンをさ迷わせつつ最後までどんないたず...
そうして思い付いたことを内心ほくそ笑みながら実行する。
そっと神楽の口にプリンを載せたスプーンを入れると、あむっ...
ちゅっと少し吸ったところで、すかさず神楽の頬に指の腹を当...
「んむっ!?え?キス??今キスしたっ!?」
#br
案の定目をぱちくりと開いた神楽は自分の頬を触りながら慌て...
気分よく次はこちらの番とばかりに目を閉じて何てことなさげ...
神楽はどんな仕返しをしてくるのだろう。しかしその瞬間は訪...
流石に口を開きっぱなしもバカに見えそうだと閉じようとする...
驚いて目を開けると、視界いっぱいに広がる神楽の顔。
神楽は口移しでプリンを食べさせに来たのだ。
慌てて飛び退こうにもプリンと唾が溢れてしまいそうで思いと...
すると神楽は更に顔を押し付け、深いキスをしてくる。
互いの舌で咀嚼し、それぞれ飲み込んで口を話す。
神楽はにやにやしながら、甘いプリンだったねと笑った。
もうプリンの味はわからなかった。
#endregion
#region("妹神楽")
#br
「お兄ちゃん?ふふ…おにーいちゃーん♪」
神楽がお兄ちゃんと呼びながら絡んでくる。
機嫌がよかったのかノリノリで、腕に腕を絡めて甘えてくる神...
しかしなぜ彼女がこんなことになっているかというと、神楽は...
「神楽が姉か妹か?どう考えても傍若無人な姉だろ!」
わはは、なんて深く考えずに煽った結果がこれだった。
「お兄ちゃん?兄さん?兄貴ー?貴方はどんな妹がいいの?わ...
きょうだいはこんな湿っぽい雰囲気にならねえよ!!
しかし完璧な上目遣いにクラクラとしてきてしまう。
ふわりとした髪から甘いにおい。肌の熱。神楽は髪をかきあげ...
「お・に・い・ちゃ・ん♥」
きょうだいはインモラルな雰囲気のまま、寝室になだれ込むの...
この勝負は「」otの敗けである。
#endregion
#region("司書の弟になりたいだけの人生だった")
#br
「はーーーーっ……」
心底呆れた様子で白烏がため息をつく。
弟の「」otが転んだ拍子に下敷きにされたあげく、地面につい...
柔らかさに手を動かすと、その柔らかい脂肪は形を変え、白烏...
「それで?いつまで触ってるつもりなの?」
白烏の冷たい突っ込みに弾かれるように飛び退こうとした「」o...
流石に不味いと思った白烏は「」otに覆い被さり、後頭部を抱...
幸い意識はあるようだが、弟の顔に押し付けられた胸は刺激的...
「姉ちゃんが悪いんだ…いくら運が悪いからって…俺だって男な...
唐突に抱きついてきた「」otに対応しきれずに、白烏と「」ot...
下腹部に押し付けられたモノの熱さが、このままではまずいと...
しかし揉み合いで壊れたスカートのホックのせいで下がった布...
「んっ!?こら、「」ot……私たち兄弟なのよ…むっ…ぷぁっ!!」
きょうだい。その関係性がかけていた筈のブレーキは連日のえ...
大体、白烏は運が悪いくせに無防備すぎるのだ。
胸の開いた服に短めのズボンやスカート。外を歩いていて、女...
実際、そのように注意した事もあったが、破けたスカートに引...
悪い男に奪われてしまうぐらいなら、と「」otは白烏のはじめ...
どこか察していた白烏は、自身の不運に後ろぐらい興奮を覚え...
#br
#br
「んー?おんしゲームをしているぞね?しっちゅうが、最近出...
脇からスルッと膝の上に乗っかってきたのは姉のシンギュラリ...
パッとコントローラーを奪うとそのままゲームの続きを始めて...
「なにすんだよねーちゃん。俺がやってたんだろ?」
「やかまし。弟のものは姉のもの。弟の膝は姉のものやき諦め...
まるで暴君のような発言をしながらすいすいとゲームを進める...
というか姉というわりにその身体は華奢に過ぎる。
薄い胸に薄いからだ。低い身長で抱き締めたらすっぽりと収ま...
「んー?なんだ「」ot、おんしはお姉ちゃん大好きっこだった...
いたずらっぽく振り返って顔を見上げたシンギュラリティは美...
「感心感心。なあ、この先はどうすればいい?」
「しらないよ、俺だってこれからなんだから」
夜が更け、怒られるまできょうだいは二人でゲームを楽しむの...
#br
#br
「あ、おかえり」
投げ掛けた言葉に返事はなく、物音と共に自室に消えていく月...
昔はもっと仲が良かった気がするけど、もう思い出せないほど...
自分が何かしてしまったのか、はたまた月神楽の心境に大きな...
気まずい、このままじゃ嫌だ。でも解決の糸口が見つからない。
そんな日々を過ごしていたのだが、今日はその転機が訪れるよ...
ガタン、と大きな物音。何かあったのだろうか?「」otは月神...
「どうかしたの、姉ちゃん」
「げ!「」ot!?なんでもない!なんでもないから入ってこない...
その口調は、いつかの仲の良かった頃の姉そのもので、彼女の...
そこにあったのは、壁一面の写真。
一際大きく、ずれたその写真はまさに今貼るところだというの...
その写真には、大きく「」otが写っていた。
「これ…俺?しかもこれ今日ぴょん姉と行ったケーキバイキング...
そう、確かぴょんこが記念撮影にと撮った写真のはずだ。
状況が飲み込めない「」ot。そして秘密を見られてしまった月...
「…う。絶対呪うっ!!あんた呪い殺して私も死んでやるっ…!...
不穏すぎる発言とともに飛びかかってきた月神楽を受け止め…き...
背中を打って悶絶していると、最近見ていなかった月神楽の青...
「やっぱりきれいだな…ねえちゃん…」
つい漏らしてしまったその言葉は月神楽の鼓膜から脳へ伝わり...
「……っ!!バカっ!!私我慢してたのにっ!!そんな事…そんな...
唇に衝撃を感じ、じわじわと柔らかさと痛みを感じる。
勢い良くぶつけた拍子に歯もぶつかり、構わずに唇を吸われて...
月神楽が落ち着くまで「」otは好き放題に味わわれてしまうの...
#endregion
#region("誕生日のアーヤとダーリン呼びの関係性について")
#br
「え?そんなに私言ってるかしら?」
綾水は顎に手を当てて心当たりを探っている。
事の発端はといえば、ガブリエラやトライナリーの面々に『ア...
「大体、アーヤ接続が切れる前にそんな呼び方ほとんどしたこ...
そうなのかしら…確かに、そうかもしれない。
思えば目覚ましの時もダーリン呼びを積極的に使って先陣を切...
思えば、情熱的な愛を伝えている自信はあったけど、分かりや...
全然足りないまま世界が分かたれてしまったのだ。やや一方的...
「それにね、私、今日は誕生日なのよ」
呟いた綾水に突っ込みを入れるガブリエラ。
いや、わかってるわよ。誰のためのパーティーだと思ってるの...
「あはは、ありがと、ギャヴィ…みんなも」
だから、だからいいのだろう。あなたは…ダーリンは…わかって...
私のダーリン呼びに込められた甘えを受け入れて欲しい。
いきなりどうしたの?アーヤとかそんなこと言わないでよね。
私だって恥ずかしいんだから、恥ずかしい分の愛情を届けたい...
仕切り直しにと掲げたグラスを潤すのはオトナらしい琥珀色の...
#endregion
#region("アーヤとらぶとーく風会話")
#br
そういえば、バイクの話ってあまりしたことないわよね。
あなたはあんまり興味がないのかしら?それとも好き?乗って...
まぁそれはいいんだけどね?よくない?まぁ聞いてよ、ちょっ...
この前久しぶりにやっちゃったのよ。何を?って、これから話...
でも興味を持ってくれてるんでしょ?ありがと。
それでその話なんだけど、この前台風があったじゃない。あっ...
その時の風でバイクが倒れちゃって……ほらこの写真。ウィンカ...
それでね、修理の相談をしたら、新しいモデルがあるなんて言...
それで見積もりをとってもらったんだけど…これがなかなかいい...
さっきと言ってることが違う?いいのよ、状況次第で思うこと...
だから、あなたにも応援して欲しいの。がんばれ、がんばれっ...
また話を聞いてくれると嬉しいわ。それじゃ、おやすみ。ダー...
#endregion
#region("エリカさんと敬老の日")
#br
エリカおばちゃん!けいろうのひおめでとう!
ちょちょっと拉致って来た「」otのたましいの世界アドレスは...
そんなこんなでしばらく生活を共にしているとカレンダーを見...
大変心が傷ついたのでダミーヘッドマイクにたましいを移し変...
#endregion
#region("何もない日にプレゼントをしてみる話")
#br
「はい神楽、これあげる」
神楽に露店で見つけた、何の変哲もないが、メノウの世界観に...
「わーっ!ありがとうあなた!!で、何したの?」
うん?
「だってあの朴念人なあなたが急にプレゼントくれるなんて…嬉...
そ、そういう認識だったの?
「いや、普通にお土産だけど?」
ちょっとムッとしながら答えると神楽はまたまたーwと笑う。
草を生やすな。
「なにもしてないって言ってるだろ?要らないならそう言って...
「そんなこと言ってないでしょ!?大体記念日忘れたりすっぽ...
見るに耐えないレスポンチバトルの火蓋が切っておとされた。
#br
#br
レスポンチバトルが終わって数時間…神楽はベッドでめっちゃ甘...
枕元においたさっきプレゼントしたアクセサリーをにこにこと...
「でもセンスいいよね♪というか露店で見かけたアクセサリーで...
ああもう絶好調だ。明日にはみんなに広まっていじられる未来...
神楽はこうやって突然揺さぶっては人のことをいじめるひどい...
でもずるいことに、機嫌の良さそうな横顔を見てしまうと何も...
#endregion
#region("酔っぱらい「」ミ")
#br
「ただいま」
足元のおぼつかない「」otはドアにぶつかりながらリビングに...
事前に連絡はしていたので神楽は寝室で寝ているのだろう。
わかっていたこととはいえ一抹の寂しさを感じながら真っ暗な...
それにしても暑い。スーツを脱ぎ散らかしながらたどり着いた...
(ただいま)
起こしては悪いと心のなかで呟くにとどめている。
最近、神楽も忙しそうだ。布団にいれてもらおうと掛け布団を...
そういえば、明日休みだっていってたな。お疲れ様。
彼女の髪を撫でると神楽はくすぐったげに首を揺すった。
「んん…あなた……」
むにゃむにゃと寝言を呟く神楽。その姿は暗い中でもなお魅力...
フレイメノウ、月神楽、ぴょんこ、アースタシア…卯月神楽。
愛しいその人が、凄まじいパワーを放つ華奢なその身体が愛お...
そんな彼女と男女の関係なのだ。こうしないのが不自然だろう...
火照ったからだには心地のよいひんやりとした体温が混ざり合...
神楽の頬を撫でる……間の我慢もできずに、彼女の唇に自身のそ...
「んん…っ…むっ……んんーっ……」
息苦しげに鼻を膨らませた神楽は、当然目を覚ましてしまう。
開口一番にさけくっさ……と不満げな声をあげて目の焦点を徐々...
もともとショートスリーパーな彼女はあっという間に意識を覚...
「あなた?お帰りなさい。それで、何?お嫁さんだからって寝...
ごもっともすぎる正論だった。いつもならここで土下座してい...
しかし残念ながら、今日の「」otは酔っていた。
力の限り神楽を抱き締める。それだけで、彼女の身体は折れて...
「神楽スキ……」
そうやって言えばごまかせるって思ってない?
神楽は口でそういいながらも、まんざらでもなさそうに抱き返...
#endregion
#region("湿っぽい月神楽いいよね")
#br
「その格好で寒くないか…って?」
月神楽が不愉快そうにこちらを睨み付ける。
寝巻きでココロの中とはいえ季節がそれとなく再現されている...
「あのね「」僕。あなたが思ってる以上にここはロジカルで大...
つまり月神楽がこの季節に自室とはいえ薄着でうろついている...
「本当に鈍いわね「」僕って…お前が暖めろってことに決まって...
月神楽が身体を擦り付けて暖をとり始める。
柔らかで控えめな感触が心地よく、今さらになって甘えたかっ...
それにしても床は冷たいのでせめてベッドに行こうと提案する...
ベッドで布団をかぶり抱き締めた月神楽の身体は細い。しかし...
「……まさかこのまま寝るつもりじゃないでしょうね?もっと暖...
照明が暗く落ちる。これも必然性に基づいて月神楽が望んだこ...
背中に回した手で彼女の腰を撫でる。
ぴくんと驚いたように身体を跳ねさせた月神楽はようやくわか...
首筋に吸い付き、めくりあげたネグリジェからその肌に直接触...
湿り気の強い吐息を交換し、唇を重ねる。
夜通しの月神楽まぐわいは徐々に熱をあげ、乾くことなく交わ...
#endregion
#region("神楽と面接接待エッチプレイがしたい")
#br
前回までのあらすじ!「」ミの面接接待エッチプレイがしたい...
負けられない!自分のした提案には!ゲスな感じで神楽とちょ...
#br
「あの…本当にしたら採用にしてくださるんですよね…?」
目の前の採用候補である卯月神楽はその青い瞳を潤ませて確認...
当然嘘はない。なにしろこれからずっと付き従ってもらうこと...
勿論と返した微笑みにはどれだけの欲望が滲んでいるのだろう...
「ではよろしく頼むよ。合否も君の手腕次第だ」
リクルートスーツの上着のボタンをはずし、しゅるりと脱いだ...
ワイシャツ越しにもわかる起伏のなさが興奮を加速させる。
まさかそれで終わりではないだろうとあおると彼女は震える指...
開いた胸元からちらりと見える下着は凝ったもので、おしゃれ...
まさか、こんなところで見せるはめになるとは夢にも思ってい...
「……っ!」
ようやく意を決して脱ぎ捨てたYシャツ。彼女の白い肌が目に眩...
こんなにも美しい身体を好きにできるとあれば否応なしに興奮...
スカートのホックに手をかけ、ぱさっと太ももを滑り落ちる布...
「脱ぎ…ました……」
下唇を噛み悔しそうにする卯月。
整った顔立ちが歪む様は自身の下衆な欲望の炎を燃え上がらせ...
しかしいきなりリクルートスーツを脱ぎ去ってしまうのを止め...
どうせ採用した暁には毎日見ることになる姿だ。
「おいで」
熱のこもらないトーンに身体を震わせる卯月。
スカートから足を抜きゆっくりと歩を進める。手を広げて様子...
仕事の面接を受けに来てこのような扱いを受けているというの...
抱き締めて背中に手を触れさせるとくすぐったいのか堪えるよ...
もしかして敏感なのだろうか?確かめるべく指先で彼女の背を...
卯月の身体を見てはち切れんばかりにいきり立ったそれを見た...
これからこのモノにしなければいけないことを考えると恐怖を...
「ふぅん、こんなもんなんですね?てっきり慣れているのかと...
ん?なんか雰囲気ちがくない?
「というか、私相手によく身の程知らずな『お願い事』が出来...
ああだめだなんか様子がおかしい。もしかして怒ってます?
「んー?怒ってませんよ?私がされるがままのプレイなんて許...
逃げようとするも半端に下ろされたズボンに足をとられてその...
四つん這いになり高さを合わせた神楽は挑発するような上目使...
舌、唇、指。それらを使いあっという間に快楽が止めどなく押...
プレイであろうと神楽には勝てないのか……ココロのなかで十字...
シチュエーションプレイの提案をした挙げ句あっという間に逆...
神楽はさすがにやり過ぎたかと若干戸惑いのようなものを見せ...
神楽との付き合いからわかる。ここで素面になっては絶対にい...
「やってくれたな卯月さん。いやしかし見事だったよ。毎日使...
「んぶっ…この…んちゅっ…れろ……変態……っ!!」
後頭部を抑えて腰を寄せると神楽はいかにも不承不承といった...
神楽に雰囲気で押し勝った!この調子で行こうとうっかりすれ...
半端に脱げていたズボンを脱ぎきると、神楽を押し倒して鎖骨...
「やめ…気持ち悪いっ……!いやっ!」
抵抗らしいものをする彼女を抑えて首筋、頬へと舌を這わせ唇...
んんっ!といやがるそぶりをしつつ舌をねじ込むと彼女はあっ...
体重をかけて自由を奪いつつ指を激しめに抜き差しすると、そ...
神楽主導のエッチでも濡れるときはこれぐらい濡れるが自分の...
我に返った神楽が絶望的な表情を浮かべる。
「まって…許してください…私……」
返事を待たずに挿入する。神楽は声にならない悲鳴をあげると...
「いやぁっ…!!はぁっ…ううっ…ひどい…こんなことって……」
これからはいつでもしたくなったらさせてもらうからな…そうい...
「だめっ…いや…堕ちちゃう…わたしっ……いやなのに……あっあっ……...
#br
#br
シャワーの音が浴室に響く。
プレイとはいえあれだけ激しくしたのになぜか神楽が上機嫌な...
「~♪」
いやー激しかったなーうふふなんて笑っているが何故だろう、...
「ところで、今度こそ私の番ですよね?」
神楽にぎゅっと握られる。本当の夜が始まるのだった。
#endregion
#region("ハロウィーン神楽と")
#br
「あっはははははっ…な、なんですかそれ……!!」
神楽がこちらの仮装をみてお腹を抱えて笑っている。流石に心...
「ジーパンに包帯って…スニーカーって……どんだけカジュアルな...
なにか言い返したいが神楽の村娘の仮装のクオリティにケチの...
「へぇー?ミイラ男は中身…どんな中身なんですか?ミイラ男さ...
完全になめられている。とはいえとほほとしてしまっては完全...
「ミイラ男さんは見目麗しい村娘に抱きついたらどうするんで...
誘うような神楽の口ぶり。負けじとそのまま神楽を押し倒すと...
#endregion
10月27日分まで更新
更新中
終了行:
#region("乳の日小夜さん")
#br
「ほんとこれ好きよね。そんなに気持ちいいの?私、そんなに...
小夜がもしかしてからかってるの?と訝しげにこちらを見上げ...
寄せてどうにか、といったサイズだがとんでもない。そんな胸...
割りと強気な小夜がばつの悪そうな表情で難しげに挟む姿はい...
「まぁ頼まれるのは悪い気しないけどね、形が崩れちゃいそう」
それはまずい。まずいのでほどほどにして小夜と対面で抱き合...
目線が同じ高さになると今さっきまでエロいことをさせていた...
小夜も同じことを考えているのか、誤魔化すように唇を重ねる。
「もう準備できたでしょ?じゃあ、しよっか?」
そう言うと小夜は軽く腰を浮かせ、割れ目にモノを押し当てる...
#endregion
#region("なになぜトライナリー! ストロベリームーン編")
#br
なになぜトライナリー!
今回は今晩の満月…年に一度のストロベリームーンについてね
ただしこれは正式な天体用語ではなくてネイティブ・アメリカ...
野生の中で生きていた彼らは満月をその時期の自然の名前で呼...
餌が足りずに空腹の狼が吠える狼月、吹雪が強くなる嵐月、虫...
そして6月は苺を収穫する季節の満月だからストロベリームーン...
ちなみに他の地域だとハニームーン、ミードムーン、フルロー...
どれも日本ではあまり聞かない呼び方だから新鮮ね (*^^*)
#br
それとストロベリームーンを赤く染まった満月って表現する事...
いえ間違えではないけど赤といっても苺みたいな鮮やかな赤や...
つばめはだいぶ期待してたから少しガッカリしそうね…
そしてストロベリームーンには恋を叶えてくれる月なんて異名...
貴方の隣で見られないのは少し残念だけど…どんなに離れていて...
今晩の月はいい月よ?窓からでいいから少しだけ外の月を見て...
まぁもう私たちは結ばれてるけどね♪ (*^^*)
#endregion
#region("怖い夢を見た")
#br
深夜の駐車場。
しばらく該当すらなく真っ暗な街を散策して、そろそろ戻ろう...
見知らぬ車…デリカスペースギアだろうか?にいかにも不審な男...
車上荒らし…?神楽と顔を合わせて頷くとなるべく姿勢を低くし...
急いでエンジンキーを回し、エンジンがかかるとともに目の前...
先程のデリカが今にも突っ込んでこようとしている。まずい。
バックギアに入っていたのでアクセルを入れ、クラッチを離し...
バンパータッチされる感触に肝を冷やしながらも何とか軸をず...
ダッシュボードにおでこをぶつけた神楽が何々?と言いながら...
車のいない、広い駐車場でよかった。ギアを1速に入れてすれ違...
「薬でもやってたのかな…?」
神楽が今更ながらシートベルトをつけながら不安をまぎらわせ...
先程の車の特徴を思い出す。
その車には『タイヤが2つしかついていなかった』。まともに...
#br
Q.フロイト先生これは……
A.タイヤが二つしかない車は玉と竿を連想させてそれが突っ込...
#endregion
#region("毎月29日はお肉の日")
#br
「肉の日っていいよな、なんったって肉が安く食べれる」
「ちーは不満。正確には嬉しいけど異議を申し立てたい。なぜ...
「肉の日でまで魚を食べさせようとするのはやめてくれちーち...
「3月7日がそうと言われてる。でも肉の日は毎月ある。不公平...
「まぁそれはそうかもしれん」
「なのでおうちに帰ったらちーお手製の焼き魚があなたを待っ...
「肉の日くらい魚から離れない!?」
「それはつまり、別れ話……?」
「そこまで!?」
「冗談。でも安心して欲しい、私は貴方が作ってくれる料理大...
「……都合よく魚料理以外作らされてる気しかしないぞ?」
「嫌?」
「……千羽鶴が喜んでくれるし、嫌じゃない」
「ならちーはお魚をこれからも頑張る。貴方はそれ以外を頑張...
「そうかな、そうかな……」
#endregion
#region("間の悪い女アーヤ")
#br
「お帰りなさいダーリン!私にする?私にする?それともあ・...
「え、えっとー…お腹すいたかな…?」
セクシーポーズにきわどい水着姿のアーヤはそのまま玄関先で...
「あのね、綾ちゃん、とりあえず中はいろ?その、見られると...
いかれた姉に常識的な言葉をかけられてしまった。
愛し野「」ottoを迎え入れて今日は暑い夜を過ごす予定だった...
「ところで…今日はどうしたの…?」
「うん、あのね、「」otさん今日は遅くなるから綾ちゃんにた...
「…………」
「えっとね綾ちゃん?」
「……」
「一緒にお風呂入る?」
「入らないわよ!!」
今日一番の怒声が部屋を振るわせるのであった。
#endregion
#region("こけちー!")
#br
目が覚めると私こと逢瀬千羽鶴はこけしになっていた。意味が...
まぁココロゲートで起きることだし何の不思議もないと自分を...
「……■■野郎はこれぐらいになるのでしょうか」
さすがに過大評価しすぎでしょう。そもそも男性の…がそんなに...
そんなこけしになった私の思考を読んだのか、むんずとわたし...
「こうすると気持ちいいんですかね?」
ぐにぐにと遠慮なく暴力的な肉でわたしを挟むエロ鶴。待ちな...
「なんて、さすがに寂しすぎますね」
ぽいと投げられた衝撃でこけしから魂の抜けるわたし。
現実に戻った私はまず髪を洗うことにするのだった。
#br
#br
ええと…またというかなんというか…はいまたこけしですよ私こ...
さて今回のお相手は…國政綾水の司書…エ…白烏の方…?白烏だけ...
「こ…これは!?「」ot…見損なったわ…私にこんなおもちゃを与...
……なんか始まった
「自分で腰を下ろせですって?そんな…まだ私初めてだってささ...
いやノリノリですね。……今なんて?
ふと私(こけし)に影が差す。
待ちなさいいくらなんでもそれは…やだやだちー姉の友人の産道...
「白烏!?何やってるの!!」
スパコーンとエヴェレットに弾き飛ばされた衝撃でこけしから...
目の覚めた私は自分の身体を抱きしめて泣くことしかできなか...
#br
#br
目が覚めると私はこけしになっていた。今度はガブリエラ・ロ...
いえ、よく考えるのよ逢瀬千羽鶴…ガブリエラはこけし好き…こ...
「おや、こんなところにいい的があるじゃないか」
最悪だ。
マークスマン…既に銃を構えている。ちょっとエッチな目に遭う...
何より撃たれるのは経験もあるし、あだめだやっぱりこわい。
眼前に迫る銃弾の衝撃波を身体(こけし)に受けながらスローモ...
翌日は頭痛に苛まれるのだった。
#br
#br
はぁ…またなのね……。もう4度目だ。
きっと私はトライナリー全員のココロゲートでこけしの状態で...
私がいったい何をしたというの……色々したかも。後悔はないけ...
そんなこんなで私こと逢瀬千羽鶴は四十九夜に見つめられてい...
こけしも広義で言えば日本人形。どんなことをされるのか恐怖...
「なごちゃん…そう、なごちゃん。私の抱いていたイメージやセ...
指先で私(こけし)の頭を撫でる四十九夜。彼女はこけしをそっ...
「うちも、このままじゃいられないのかもな……」
自身の存在を揺るがされつつある司書の葛藤を見てしまった。
目が覚め元の身体の私は、手を開いては握る。原初のつばめと...
今となっては別の存在だけど、私はこれから私自身の形になっ...
#br
#br
ついにきたわね…跳躍兎のココロゲートinこけし……。
終わりが近づいてきた(本当にこれで最後だといいのだけど)安...
「これは…あのときのこけし…?」
「うそ…でしょ……?また私を辱しめようというの?」ゾクゾク
待って
「ぴょーん!月ちゃんのエロアイテム発見!!」
待ってよ……お願いだから待って……!!
「「「…………」」」
ボスラッシュだなんて私聞いてない。
不条理の幕引きを目前に、私はあのどこまでも広がる、あの、...
#endregion
#region("小夜さんと二人飲み")
#br
「やっぱり、濃い味付けにビールはいいわね」
小夜が塩気の強い焼き鳥を咀嚼しながらビールを呷る。
大ジョッキはみるみるうちに干されおかわりと追加の焼き鳥を...
彼女は焼き鳥の注文の際兎に角大量に頼む。細かく注文すると...
なるほどねと思いながらも二人でとりあえずもも胸十本ずつみ...
そもそも目がいたくなるほど煙がもうもうと立ち込める男がほ...
「何?幻滅した?もう知ってるでしょ、私食べるの好きなのよ...
いや、知ってるけどさと何度目かわからない乾杯をする。乾杯...
小夜と俺は話の脈絡もなく日常のあれこれやらなにやらを間断...
「……飲み足りなくない?」
「でも時間がな…」
じゃあと近所の酒屋で缶ビールやチューハイ、乾きものを買い...
#endregion
#region("「」ot質問箱 とある「」棒さんからの相談")
#br
私は普通にみやびとイチャイチャしたいだけなのですがみやび...
別にエッチなことをしたいというでなく単に手を繋ぎたい肩を...
にもかかわらずみやびはその恐ろしく魅力的な男性としては惹...
先日は強硬手段に訴え寝床にこっそり忍び込み枕元で寝顔を観...
一体どうすればい良いのでしょうか
#endregion
#region("逢瀬の名は")
#br
「身体が…」
「入れ替わってるー!?」
また突拍子もないことをと肩をすくめるトライナリーの面々だ...
さてどうしたものかと首をひねるも、目が覚めたら入れ替わっ...
逢瀬つばめと逢瀬千羽鶴が入れ替わってしまったというこの状...
「というか結託していたずらしてるだけなんじゃないの?」
「違うよぉ~…」
「いたずらだったらよかったんだけどね…まぁ元は私の身体だし...
ああそうだったね千羽鶴ってこういう奴だったわ。
#br
#br
その頃…フランス、エリゼ宮殿にて……
#br
(やられた)
スワロー大統領は公務に追われていた。
次々と舞い込む事務仕事に秒刻みのスケジュールと淡々とこな...
しかしそんな彼女にも今日は余裕がなかった。なぜならそれは……
(原初の私…その姿をとっている私というのも因果なものだけど...
そう、スワロー大統領に入っているのは逢瀬千羽鶴。
とどのつまり逢瀬つばめと逢瀬千羽鶴の入れ替わりではなく、...
「それにしても、本当に忙しいわね…」
「申し訳ありません…もうすぐリフレッシュタイムですので……」
執事がそう言う。
リフレッシュタイム?大統領ともなればとんでもないものが来...
…もう少しぐらい付き合ってあげましょう。
#br
#br
「準備ができました」
「待ちわびたわ」
執事が持ってきたものに目を疑う。
それはとんでもなく精巧に作られた男性の右腕……を模した義手...
「ミギウデ?氏の右腕Ver345にございます。それでは早速頭を...
え…?は…?なんなの?これは…気持ち悪い!なんか生暖かい!!
「いつもより反応が良い…お気に召されましたか?それでは今日...
「夜?何のこと?」
「お戯れを…その…大統領は愛しのお方の右腕を完全再現し夜の...
逢瀬千羽鶴は原初の自分の性癖を他人から聞かされ心が折れそ...
元に戻れなんて言わない。ただただ自分の記憶を消し去りたい。
今の千羽鶴の心にはそれ一つしかなかったのだった。
-fin-
#endregion
#region("ちーなご音羽と飲み会 ~困った時は小夜さんを呼ぼ...
#br
「えっと、私どうしてここにいるのかな?」
小夜は明らかに険悪な雰囲気の三人を見て呟く。
先ほどから会話をするでもなく黙々と食事を進めている空気に...
(ちょっと「」ot!本当にどういうつもりなのよ!!)
小夜は「」otに耳打ちをする。
(いや、この面子になった時点で俺の手に負えないから小夜に助...
身勝手すぎる!!
「え、えーっと、ここにいるみなさんは何繋がりなのかなー?」
「敵」「被害者」「仇」
三者三様の好意的ではない答えに小夜は言葉を切ってしまう。
なんなのだ。いったいどうしろというのだ。
「というかあなたこそ誰?」
「私は知ってはいるけどなぜここにいるのかは理解に苦しむ」
「倉沢小夜…國政綾水の友人で目下の悩みはなかなか体重が落ち...
「ちょっと!!!!」
ああビックリした。なぜ世間話からいきなり自分の個人情報が...
「なごちゃんなごちゃん、あとで小夜さんのスリーサイズ教え...
「相応の対価を支払えば」
和菓子でいいかなと「」otが持ちかけるとなごみは快諾した。
「勝手に人の情報で取引を成立させないでくれるかしら!!!...
小夜はもはや処置なしと黙々と食事を進めるのだった。
というか「」otはあとでしなす。
その後何度もバチバチと雰囲気が最悪になるがいずれも小夜の...
#endregion
#region("小悪魔つばめちゃんの夢を")
#br
「ほらウィル…いっちゃえ…っ♪」
いたずらっ子のような声を上げるつばめだったが日ごろの彼女...
縛られているのか抵抗ができない彼は水着姿で生肌を密着させ...
「ぁはは…びくびくってしてるよ…?自分から腰なんて振っちゃ...
これは夢だ。そう思う。
なぜならつばめはこんな表情で笑うような子じゃないし、日ご...
「こういうことをしないような純粋な子だと思ってた?でもざ...
上目づかいでにやにやと笑いながら、手に持っていたモノに口...
「んちゅ…れろ…あらただっへ、こういうころしらかったんらょ...
もう、限界だった。
つばめの口内に急き立てられたものを吐き出してしまう「」ot
口に収めたその白濁としたものを見せびらかす様に舌にのせた...
#br
「じゃあ、本当にあなたがしたいこと、してあげるね?」
射精の脱力感に痺れたように呆けていた「」otを新たな刺激が...
「「」ィル、触ってもいいよ?ここ、見てたの知ってるんだか...
「」otの手首を掴んで自身の柔らかな双丘に押し付けるつばめ。
健康的なデザインなはずのその水着が、どうしてだかひどくい...
「だからね…?わたしがあなたをもらっちゃうんだぁ…♪」
そういうと、つばめはずらした水着から、「」otを受け入れる...
#br
「ぁはは…!すごいすごいょ!!泣きそうな顔してる!!かゎい...
なにがなんだかわからず、豹変したつばめの好意に戸惑い、声...
しかしその姿がつばめの嗜虐心に更に火をつけて止まることは...
問答無用の膣内射精を経てもなお腰の動きは止まらずに「」ot...
「」otもこんなに短時間でこれだけ射精したことなどあるはず...
薄れゆく意識の中「」otが見たのは何かをこらえるようなつば...
#br
#br
「ごめんね。夢の中で、こんなことして…でも私…もどかしくて…...
泣き笑いの様な表情を浮かべたつばめが闇に交ざっていく。
目を覚ますと、そこにはトライリンカ姿で、涙をこぼして眠る...
#endregion
#region("神楽とポッキーゲームと勘違い")
#br
「ん…んー……」
神楽がポッキーを咥えて目を閉じている。これはいわゆるポッ...
しかしこれはちょっと恥ずかしい。
こんにゃくゼリーを噛みながらどうしたものかと悩んでいると...
これはまずい。困ってしまったので半分容器に残っていたこん...
「んん!?あっ、ポッキー落ちた!!」
驚いた神楽が咥えていたポッキーを噛み砕き、スカートに落と...
しかしそれを慌てて拾うでもなく、まっすぐにこっちを見る神...
「ず、ずいぶん直球で来たよね…え?お酒のんでたっけ?へたれ...
反論は全くできなかったが言われたい放題だった。
残ったこんにゃくゼリーを口に放り込むと、思ったよりストン...
#br
#region("「」ot達のやり取り")
#br
>あぁポッキースカートに落としたから直接的なお誘いだと思っ...
>えっとその…頬にキスされたと勘違いして慌てて咥えてたポッ...
>ゎたしの頭はドピンクの変態だょ…(発症)
>なんで二人そろって発症してんだょ…
#endregion
#endregion
#region("ガブちゃんのお菓子レビュー ~ポッキー編~")
#br
今日はグリコのポッキーGを紹介するわvvv
細目で固いのが特徴ね!コンビニで150円前後で買えるわ。
来なさい「」ルザンナ。
そう、はいこれ、咥えて?
一本の重量は…図る必要はないわね。日本製のお菓子で棒状の細...
持ち手の部分だけかけていないから手が汚れないのが長所ね。...
それじゃあ早速試してみましょ。ポッキーゲーム。
一人が咥えたポッキーを固定して反対側からもう一人が食べ進...
始めるわね!んっ、んむむぐ、…………っ!!こらっ!!逃げるな...
#endregion
#region("「」棒と致した翌日のみやび")
#br
風呂上がり椅子に座るとふと自分の胸が目についた
昨夜の事を思いだし赤面しながらなんとなく指先でつついてみ...
無駄に柔らかく包み込むような感触。
無駄な脂肪の塊だと言う認識は未だに変わらない。変わらないが
「昨日はここに挟んだんよね…」
「」棒にとってはそうではないらしく挟んだだけじゃなくて揉...
なんとなく机にあったペンを挟んでみる。
昨夜のそれと同じように胸に挟まれペンは埋もれたが太さは勿...
なのに何故か昨夜の情事を思い出してしまう。
じわりと胸の谷間に向かって汗が垂れる。
胸を左右から押さえ込み上下に動かす。谷間から飛び出すペン...
もう片手をゆっくりとしかし確実にしなやかな脚の間にあてが...
「みやびー?」
寸前でそんな「」棒の声が聞こえて正気に戻る
うちはここまで変態だったのか。否「」棒が変態なせいぞね
そんな事を考えながらみやびは愛しの夫の元へ向かった
#endregion
#region("「」ot、アーヤの目覚まし騒動")
#br
ミスで一つ他所行っちゃったみたいだから回収して再配達しま...
#br
「アーヤの目覚まし時計だけ回収再送が必要だって!?」
そんな話が國政綾水のココロゲート内を駆け巡る。本人の動揺...
「白烏は、どうせ喜んでいるんでしょう?」
所在なさげにエヴェレットが言うと、彼女の予想に反した反応...
「私は、残念だと思う…確かにあのちょっと浮かれた感じの音声...
だって、すきなひとへの贈り物が届かないなんて、悲しすぎる...
どうにか届いてくれるといいんだけど……
そんないつになく殊勝な白烏を見て、エヴェレットは同じ人を...
「届くといいわね」
「絶対、届くわよ」
司書の意見の一致にセルフクランである水鏡の巫女も平静を取...
#br
後日談
配送中行方不明になってたアーヤの目覚ましがやっと届いたょ!
けど電池が悪いのか細切れのラップみたいな感じで音声再生さ...
#br
ごめん笑った
#endregion
#region("えっちなつばめちゃんの体拭きたいよね")
#br
「あ、あのぉ~」
つばめが肩越しに振り向き、恥ずかしげに声をあげる。
「さ、触り方…その、え、えっちじゃない……?」
つばめの胸を掬い上げるようにタオルをあて、揉みしだくよう...
しかし、つばめの胸の下もちゃんと拭かないと蒸れちゃうよ、...
案外大きなその乳房を揉み上げ、頂点から潰すようにこねられ...
下心から胸を重点的に拭いていた「」otは当然興奮しており、...
#endregion
#region("なになぜトライナリー! あやみんロボ編")
#br
なぜなにトライナリー!!はじまるょ!!
皆さんこんばんは!國政領火です。
今日はあやみんロボの話かな?
えっと、タンクブレードとか軽逆ムラクモとか好き勝手言われ...
やっぱり大出力ジェネに最高速ブーストを積む!話ってそれか...
足はもちろん軽二ね。重量過多になる?武器を減らせばいいよ...
武器腕でもいいけど……とにかく綾ちゃんは速度をあげるのがロ...
#endregion
#region("胸の平たい女をお持ち帰りする話")
#br
「それでそのハコの責任者ったらね!搬入も自分でやれって…聞...
神楽が景気よくお酒を飲みながら感情を爆発させる。
ほいほいと聞き流すと怒られなるほどと首肯するとよく考えず...
しかしペースが早い。最近のみ始めたばかりだというのにもう...
しかし時間的にもそろそろだし、続きは帰ってからにしようと...
「あのね、あなた。……立てない♥」
サワーやカクテル、梅酒をジュースのように飲んでいた神楽は...
会計を済ませておいてよかった…肩を貸しながら店を出てタクシ...
「あははー!ついたー♪」
電気をつける余裕もなく勝手知ったる神楽の部屋のベッドに彼...
仰向けにごろんと転がった神楽は目を閉じてむにゃむにゃと何...
しかしこんな無茶な飲み方を続けるようなら心配だな…と神楽の...
「神楽…当面俺以外の人と飲むの禁止ね」
「うん、わかった」
まさかの返事に面食らうと、額に珠のような汗を浮かべた神楽...
「いいのか?」
「あなた以外の男の人となんて飲まないわよ。つばめたちは別...
頬に掴んだ手を持っていき、撫でて撫でてと顔を擦り付ける神...
かわいらしいその動きに、顔を近づけていくと、神楽は何かを...
耳を近づけてみた。
「お…おしっこ行きたい……」
うわーっ!!
ムードもへったくれもなくトイレに神楽を引きずっていく「」o...
神楽は慌てる彼を見て、いたずらっぽく笑うのだった。
#endregion
#region("小夜と飲み会")
#br
「はいかんぱーい」
適当な乾杯から始まった小夜との飲み会。
とりあえずテーブルに乗りきるかどうかという量を注文し、瓶...
食べ物も飲み物もとりあえず注文は二つずつ。
目の前にあるものをガンガン食べ進めながら駄弁る。愚痴だろ...
そんなのがたまらなく楽で楽しいのだ。
「それでこの前なんてまた親が結婚どうのこうのーってさぁ」
「そんな年で?早くない?」
「なんでそこ拾うかな。流して流して」
「だってなぁ…いい人もいないのにいだいいだい…」
「誰のせいだと思ってんのよあんたがよく話しかけてくるから...
「え…うそ……」
「ほんと」
「」otの顔が蒼白になった。
「もう誘わない方がいい?」
「それはそれ、これはこれ」
うまく流れきらないまま、飲み会は続くのだった。
#endregion
#region("お盆最終日の飲み会 男女間の友情は成立するか否か")
#br
「夏期休暇?バイトバイトで大忙しだったわよ。帰省もあった...
ブクブクとジュースに息を吹き込みながら項垂れる小夜。
あーあ出会いのひとつでもあればな~なんて言ってはいるが最...
しかしどう見てもモテそうだというのに小夜がいまだに男日照...
声かけられたりサークル勧誘とかあるんじゃないのと尋ねると...
部外者はともかく「」otやアーヤの世話係だと思われているの...
「なんで他人事なのよ…」
小夜の視線を斜めに弾いて誤魔化す。とはいえ本気でそんな扱...
「関係ないわよそんなの。そんなことのために今仲のいい友人...
タッチパネルで今度はサワーと食事の追加注文をした小夜が不...
「もう身近で楽で、いい感じの出会いがないかなーってね、思...
冗談めかす小夜にそんな都合のいい話があるかよわははと笑う...
#endregion
#region("バニーの日ぴょん")
#br
「あなたー?」
神楽が珍妙な出で立ちで出迎えにきた。
慌てて後ろ手に玄関のドアを閉め、神楽の服装を再度あらため...
どう見ても、バニーだった。
黒のエナメルの布地と網タイツが神楽の白い肌を引き立たせ、...
さらに特筆すべきは神楽の体型であろう。彼女の胸元は、押さ...
「ちょっとー?おーいきこえてるー?お嫁さんがこんな格好な...
ふと我に帰り、鞄を取り落とした。
そのままの勢いで神楽を壁に押し付けて襲いかかると、彼女は...
#endregion
#region("あったよ!胸が大きくなる薬!")
#br
「まさか神楽の胸が揺れる日がくるなんて…」
神楽の交差した両腕から、豊かな双丘が零れている。
動くたびに揺れる胸を見て、俺の股間が屹立するのを感じる。...
「これも全部、エリカさんからこっそり借りた薬のおかげだな...
「……わけないでしょ」
「え?」
俯く神楽に近づくと、親の仇を見るような目つきで睨めつけて...
「こんなぽっちゃりした身体がいいわけないでしょーー!」
神楽の身体はいい具合にぽっちゃり化していた。
普段の腰回りから想像がでしないくらいお腹にぜい肉がつき、...
「や、やったな神楽!巨乳になれて!」
「ぶち○しますよ?」
神楽の顔はまんまるだがその瞳は殺意に溢れている。俺は全力...
#endregion
#region("名探偵綾水の事件簿 第753話")
#br
『……ヤチャン、ぁ……ちゃ、ん……』
降りしきる雨の中、聞き慣れた合成音声だけが虚しく木霊する。
その声を誰かが耳にすることはもうないだろう。
「お前が悪いんだ……。お前がいると俺の居場所がなくなるんだ」
震える声で吐き捨て、男は手にした凶器を握りしめる。
本来ならただの人間が勝てる相手ではなかったが、蜘蛛に猫の...
開発者や愛する女性の目がないときに、路地裏へ呼び出し背後...
「……わかってたんだよ」
噛みしめた唇から玉のような鮮血が零れ落ちる。
「そっけない態度を取っていても、彼女の心がだんだん俺から...
そう言って男は口角を吊り上げ笑い狂う。
このまま知らぬフリをしてやり過ごせば全て元通りになると確...
だが、下手人は気づいていなかった。
傘もささずに出ていく男の姿を見咎め、追いかけてきた女性の...
「どうしてあなたが……」
「……アーヤ」
黒髪の女性――綾水は手に持っていた傘、自分のものと二人分の...
#br
視線の先にあったのは瞳を濡らした「」otと残骸になったにゃ...
#endregion
#region("えっちなバイノーラル年次報告いいよね…")
#br
「年次報告、なんてタイトルがついたらちょっとお堅い感じが...
神楽の声が後ろから聞こえる。バイノーラルと銘打った彼女の...
「さて、本題に…これもお堅い…うーん…じゃあ、あなただけに、...
左耳をくすぐる吐息、声。愛している彼女の声に興奮してしま...
「一週間前。あなたは嫌がる私を後ろから抱き締めて、ろくに...
衣擦れの音がやけにうるさい。囁くような声が熱を帯びる。
「こんな風に、ね。んっ…いた…っ…だめ、「」ot……今はダメだっ...
なにかをしゃぶる音。唾液が絡み、くちゅ、とおとをたてる。
「ねぇ、あなたのモノってどんな大きさなの?自分の指を舐め...
んちゅ…はぁ、あなたの指って私の指よりも太いの、今、二本挿...
あは、はぁ……聞こえる?くちゅくちゅ~ってね?今あなたに後...
今自分は、何を聞いているのだろうか。耳元にこびりつく神楽...
思わずズボンを下ろしていた。それを見計らったように声が響...
「あなたも、一人エッチする?男の子?だもんね。私の声で、...
ううん、私以外でしたらだめ。想像するだけで、殺したくなる...
だからね?今日はたっ……くさん報告するから、私で、私だけで...
「その前はね、お風呂で浴槽に浸かりながらゆっくりされるの。
あなたは焦らすように体育座りに座った私の太ももをゆっくり...
んうっ、やっ…はぁ…はぁ…私が敏感になってて、ちょっと待って...
いつの間にか風呂場のように反響する神楽の声が、感覚を狂わ...
まるで湯気に包まれているような気分で、抱き締めた布団が本...
「だめ、お湯入っちゃう…からっ……!!本当にだめだってば…き...
圧し殺して我慢する声。しばらく無音になったと思えば、荒い...
これはまずい。
本当にまずい。
戻ってこられなくなる。
そんな恐怖感も覚えながら「」otは神楽とひとつになった。
#endregion
#region("なごちゃんとプラモデルを作る話")
#br
「おい義兄ぃ…何とかしろ」
寝ている「」棒を蹴り起こしたなごちゃんは訳のわかっていな...
合わない焦点を何とか頭を振って覚醒しながらよくみると、そ...
「これを作るの手伝え」
そういえば、いつだったかプラモを作るのが好きだといったこ...
模型道具は持ってるからいいよと蹴られたところを擦りながら...
「ところで何でなごちゃんが?というかプラモなんて作るの好...
「好きもなにも、これが初めてぞね。今学校で流行ってるから...
箱をミシン目ぞいに開封しながらなごちゃんはつまらなさそう...
しかし箱とランナーをみる彼女の目が少し輝いているのを「」...
「へえ、色々種類があるんだな。食玩か。……!?一部塗装済み...
「義兄ぃ、うるさい。早口になるのやめろ」
「」棒は膝を抱えた。
#br
「さて、じゃあ作ろうか」
まぁ初めてなら肩肘張る必要もあるまい。
ニッパーとデザインナイフだけ準備し、取りかかろうかと言う...
「待て。塗料がないぞね。どうせならうち好みの色に塗りたい...
ううn…ランナー三枚分と部分塗装…初心者で飽きずに完成させら...
あれこれ考えていても仕方ない。とりあえずやる気を出しても...
なごちゃんはそわそわと落ち着かないようすであった。
#br
「で?プラモを組むのに何故風呂に?」
「りけいざ…えっと、最初は手汗とかで汚れて塗料が乗りにくい...
「めんどくさ……」
めんどくさくない!!全然めんどくさくない!!手を入れてや...
あれ?教えてあげるのはこっちだよね……?
「それで、どうするなが?もっと近くに寄れ!小さくてわから...
兎に角口の悪いなごちゃんに心の傷をおわされつつ、彼女が本...
「で…できた!!」
(まぁほぼ俺が手を動かしたんだけどね…)
しかしなかなかどうして、なごちゃんがはしゃぐ姿は可愛らし...
ああいいことしたとスマホをみると、みやびからの不在着信が...
#endregion
#region(">たまに無性に甘いもの馬鹿食いしたくなるけどそれ...
#br
は?なにそれ?アイスって…バカにしてるの?見ればわかるに決...
そういうとこほんっ……とデリカシーないよね!!私がステージ...
私だって甘いもの食べたいよ次の公演終わったらあなたと食べ...
別に食べるなとは言わないよ?食事制限は私の仕事の都合なん...
少なくとも思いやりがあれば私の目の前で美味しそうにたくさ...
はー腹立つ…ほんっと腹立つ…怒ってると余計におなかが空くん...
えっ?一口だけ…?うーん……どうしようかなぁ……
#br
んーっ♪おいひいっ!
あーあーあなたのゴミ対応のせいでアイス食べちゃったよ…あー...
大体さぁ私にあーんしてるからって許されたと思ったら…ぱくっ...
んむんむ…えー?どうされるかって?ほんっとあなたはさぁーは...
あむ…は?減量中じゃなかったのかって…今更それ言うの?
あーもう…また腹が立ってくるからやめてよそういうコト言うの…...
私も食事制限でイライラしすぎてたかも…。
これから走るのかって?夜中だよ?そんなわけないでしょ?
喧嘩したあとは盛り上がるし、今日は一晩中付き合ってもらう...
#endregion
#region("神楽とストレートにイチャイチャする怪文書")
#br
「あーん……」
神楽が目を閉じて口に食べ物が運ばれるのを待っている。
そのままキスしてしまいたい衝動に駆られるが流石に恥ずかし...
「マダー?ねぇあなたー?」
お姫様の催促だ。あまり悩んでいる暇もない。
スプーンに掬ったプリンをさ迷わせつつ最後までどんないたず...
そうして思い付いたことを内心ほくそ笑みながら実行する。
そっと神楽の口にプリンを載せたスプーンを入れると、あむっ...
ちゅっと少し吸ったところで、すかさず神楽の頬に指の腹を当...
「んむっ!?え?キス??今キスしたっ!?」
#br
案の定目をぱちくりと開いた神楽は自分の頬を触りながら慌て...
気分よく次はこちらの番とばかりに目を閉じて何てことなさげ...
神楽はどんな仕返しをしてくるのだろう。しかしその瞬間は訪...
流石に口を開きっぱなしもバカに見えそうだと閉じようとする...
驚いて目を開けると、視界いっぱいに広がる神楽の顔。
神楽は口移しでプリンを食べさせに来たのだ。
慌てて飛び退こうにもプリンと唾が溢れてしまいそうで思いと...
すると神楽は更に顔を押し付け、深いキスをしてくる。
互いの舌で咀嚼し、それぞれ飲み込んで口を話す。
神楽はにやにやしながら、甘いプリンだったねと笑った。
もうプリンの味はわからなかった。
#endregion
#region("妹神楽")
#br
「お兄ちゃん?ふふ…おにーいちゃーん♪」
神楽がお兄ちゃんと呼びながら絡んでくる。
機嫌がよかったのかノリノリで、腕に腕を絡めて甘えてくる神...
しかしなぜ彼女がこんなことになっているかというと、神楽は...
「神楽が姉か妹か?どう考えても傍若無人な姉だろ!」
わはは、なんて深く考えずに煽った結果がこれだった。
「お兄ちゃん?兄さん?兄貴ー?貴方はどんな妹がいいの?わ...
きょうだいはこんな湿っぽい雰囲気にならねえよ!!
しかし完璧な上目遣いにクラクラとしてきてしまう。
ふわりとした髪から甘いにおい。肌の熱。神楽は髪をかきあげ...
「お・に・い・ちゃ・ん♥」
きょうだいはインモラルな雰囲気のまま、寝室になだれ込むの...
この勝負は「」otの敗けである。
#endregion
#region("司書の弟になりたいだけの人生だった")
#br
「はーーーーっ……」
心底呆れた様子で白烏がため息をつく。
弟の「」otが転んだ拍子に下敷きにされたあげく、地面につい...
柔らかさに手を動かすと、その柔らかい脂肪は形を変え、白烏...
「それで?いつまで触ってるつもりなの?」
白烏の冷たい突っ込みに弾かれるように飛び退こうとした「」o...
流石に不味いと思った白烏は「」otに覆い被さり、後頭部を抱...
幸い意識はあるようだが、弟の顔に押し付けられた胸は刺激的...
「姉ちゃんが悪いんだ…いくら運が悪いからって…俺だって男な...
唐突に抱きついてきた「」otに対応しきれずに、白烏と「」ot...
下腹部に押し付けられたモノの熱さが、このままではまずいと...
しかし揉み合いで壊れたスカートのホックのせいで下がった布...
「んっ!?こら、「」ot……私たち兄弟なのよ…むっ…ぷぁっ!!」
きょうだい。その関係性がかけていた筈のブレーキは連日のえ...
大体、白烏は運が悪いくせに無防備すぎるのだ。
胸の開いた服に短めのズボンやスカート。外を歩いていて、女...
実際、そのように注意した事もあったが、破けたスカートに引...
悪い男に奪われてしまうぐらいなら、と「」otは白烏のはじめ...
どこか察していた白烏は、自身の不運に後ろぐらい興奮を覚え...
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「んー?おんしゲームをしているぞね?しっちゅうが、最近出...
脇からスルッと膝の上に乗っかってきたのは姉のシンギュラリ...
パッとコントローラーを奪うとそのままゲームの続きを始めて...
「なにすんだよねーちゃん。俺がやってたんだろ?」
「やかまし。弟のものは姉のもの。弟の膝は姉のものやき諦め...
まるで暴君のような発言をしながらすいすいとゲームを進める...
というか姉というわりにその身体は華奢に過ぎる。
薄い胸に薄いからだ。低い身長で抱き締めたらすっぽりと収ま...
「んー?なんだ「」ot、おんしはお姉ちゃん大好きっこだった...
いたずらっぽく振り返って顔を見上げたシンギュラリティは美...
「感心感心。なあ、この先はどうすればいい?」
「しらないよ、俺だってこれからなんだから」
夜が更け、怒られるまできょうだいは二人でゲームを楽しむの...
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「あ、おかえり」
投げ掛けた言葉に返事はなく、物音と共に自室に消えていく月...
昔はもっと仲が良かった気がするけど、もう思い出せないほど...
自分が何かしてしまったのか、はたまた月神楽の心境に大きな...
気まずい、このままじゃ嫌だ。でも解決の糸口が見つからない。
そんな日々を過ごしていたのだが、今日はその転機が訪れるよ...
ガタン、と大きな物音。何かあったのだろうか?「」otは月神...
「どうかしたの、姉ちゃん」
「げ!「」ot!?なんでもない!なんでもないから入ってこない...
その口調は、いつかの仲の良かった頃の姉そのもので、彼女の...
そこにあったのは、壁一面の写真。
一際大きく、ずれたその写真はまさに今貼るところだというの...
その写真には、大きく「」otが写っていた。
「これ…俺?しかもこれ今日ぴょん姉と行ったケーキバイキング...
そう、確かぴょんこが記念撮影にと撮った写真のはずだ。
状況が飲み込めない「」ot。そして秘密を見られてしまった月...
「…う。絶対呪うっ!!あんた呪い殺して私も死んでやるっ…!...
不穏すぎる発言とともに飛びかかってきた月神楽を受け止め…き...
背中を打って悶絶していると、最近見ていなかった月神楽の青...
「やっぱりきれいだな…ねえちゃん…」
つい漏らしてしまったその言葉は月神楽の鼓膜から脳へ伝わり...
「……っ!!バカっ!!私我慢してたのにっ!!そんな事…そんな...
唇に衝撃を感じ、じわじわと柔らかさと痛みを感じる。
勢い良くぶつけた拍子に歯もぶつかり、構わずに唇を吸われて...
月神楽が落ち着くまで「」otは好き放題に味わわれてしまうの...
#endregion
#region("誕生日のアーヤとダーリン呼びの関係性について")
#br
「え?そんなに私言ってるかしら?」
綾水は顎に手を当てて心当たりを探っている。
事の発端はといえば、ガブリエラやトライナリーの面々に『ア...
「大体、アーヤ接続が切れる前にそんな呼び方ほとんどしたこ...
そうなのかしら…確かに、そうかもしれない。
思えば目覚ましの時もダーリン呼びを積極的に使って先陣を切...
思えば、情熱的な愛を伝えている自信はあったけど、分かりや...
全然足りないまま世界が分かたれてしまったのだ。やや一方的...
「それにね、私、今日は誕生日なのよ」
呟いた綾水に突っ込みを入れるガブリエラ。
いや、わかってるわよ。誰のためのパーティーだと思ってるの...
「あはは、ありがと、ギャヴィ…みんなも」
だから、だからいいのだろう。あなたは…ダーリンは…わかって...
私のダーリン呼びに込められた甘えを受け入れて欲しい。
いきなりどうしたの?アーヤとかそんなこと言わないでよね。
私だって恥ずかしいんだから、恥ずかしい分の愛情を届けたい...
仕切り直しにと掲げたグラスを潤すのはオトナらしい琥珀色の...
#endregion
#region("アーヤとらぶとーく風会話")
#br
そういえば、バイクの話ってあまりしたことないわよね。
あなたはあんまり興味がないのかしら?それとも好き?乗って...
まぁそれはいいんだけどね?よくない?まぁ聞いてよ、ちょっ...
この前久しぶりにやっちゃったのよ。何を?って、これから話...
でも興味を持ってくれてるんでしょ?ありがと。
それでその話なんだけど、この前台風があったじゃない。あっ...
その時の風でバイクが倒れちゃって……ほらこの写真。ウィンカ...
それでね、修理の相談をしたら、新しいモデルがあるなんて言...
それで見積もりをとってもらったんだけど…これがなかなかいい...
さっきと言ってることが違う?いいのよ、状況次第で思うこと...
だから、あなたにも応援して欲しいの。がんばれ、がんばれっ...
また話を聞いてくれると嬉しいわ。それじゃ、おやすみ。ダー...
#endregion
#region("エリカさんと敬老の日")
#br
エリカおばちゃん!けいろうのひおめでとう!
ちょちょっと拉致って来た「」otのたましいの世界アドレスは...
そんなこんなでしばらく生活を共にしているとカレンダーを見...
大変心が傷ついたのでダミーヘッドマイクにたましいを移し変...
#endregion
#region("何もない日にプレゼントをしてみる話")
#br
「はい神楽、これあげる」
神楽に露店で見つけた、何の変哲もないが、メノウの世界観に...
「わーっ!ありがとうあなた!!で、何したの?」
うん?
「だってあの朴念人なあなたが急にプレゼントくれるなんて…嬉...
そ、そういう認識だったの?
「いや、普通にお土産だけど?」
ちょっとムッとしながら答えると神楽はまたまたーwと笑う。
草を生やすな。
「なにもしてないって言ってるだろ?要らないならそう言って...
「そんなこと言ってないでしょ!?大体記念日忘れたりすっぽ...
見るに耐えないレスポンチバトルの火蓋が切っておとされた。
#br
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レスポンチバトルが終わって数時間…神楽はベッドでめっちゃ甘...
枕元においたさっきプレゼントしたアクセサリーをにこにこと...
「でもセンスいいよね♪というか露店で見かけたアクセサリーで...
ああもう絶好調だ。明日にはみんなに広まっていじられる未来...
神楽はこうやって突然揺さぶっては人のことをいじめるひどい...
でもずるいことに、機嫌の良さそうな横顔を見てしまうと何も...
#endregion
#region("酔っぱらい「」ミ")
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「ただいま」
足元のおぼつかない「」otはドアにぶつかりながらリビングに...
事前に連絡はしていたので神楽は寝室で寝ているのだろう。
わかっていたこととはいえ一抹の寂しさを感じながら真っ暗な...
それにしても暑い。スーツを脱ぎ散らかしながらたどり着いた...
(ただいま)
起こしては悪いと心のなかで呟くにとどめている。
最近、神楽も忙しそうだ。布団にいれてもらおうと掛け布団を...
そういえば、明日休みだっていってたな。お疲れ様。
彼女の髪を撫でると神楽はくすぐったげに首を揺すった。
「んん…あなた……」
むにゃむにゃと寝言を呟く神楽。その姿は暗い中でもなお魅力...
フレイメノウ、月神楽、ぴょんこ、アースタシア…卯月神楽。
愛しいその人が、凄まじいパワーを放つ華奢なその身体が愛お...
そんな彼女と男女の関係なのだ。こうしないのが不自然だろう...
火照ったからだには心地のよいひんやりとした体温が混ざり合...
神楽の頬を撫でる……間の我慢もできずに、彼女の唇に自身のそ...
「んん…っ…むっ……んんーっ……」
息苦しげに鼻を膨らませた神楽は、当然目を覚ましてしまう。
開口一番にさけくっさ……と不満げな声をあげて目の焦点を徐々...
もともとショートスリーパーな彼女はあっという間に意識を覚...
「あなた?お帰りなさい。それで、何?お嫁さんだからって寝...
ごもっともすぎる正論だった。いつもならここで土下座してい...
しかし残念ながら、今日の「」otは酔っていた。
力の限り神楽を抱き締める。それだけで、彼女の身体は折れて...
「神楽スキ……」
そうやって言えばごまかせるって思ってない?
神楽は口でそういいながらも、まんざらでもなさそうに抱き返...
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#region("湿っぽい月神楽いいよね")
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「その格好で寒くないか…って?」
月神楽が不愉快そうにこちらを睨み付ける。
寝巻きでココロの中とはいえ季節がそれとなく再現されている...
「あのね「」僕。あなたが思ってる以上にここはロジカルで大...
つまり月神楽がこの季節に自室とはいえ薄着でうろついている...
「本当に鈍いわね「」僕って…お前が暖めろってことに決まって...
月神楽が身体を擦り付けて暖をとり始める。
柔らかで控えめな感触が心地よく、今さらになって甘えたかっ...
それにしても床は冷たいのでせめてベッドに行こうと提案する...
ベッドで布団をかぶり抱き締めた月神楽の身体は細い。しかし...
「……まさかこのまま寝るつもりじゃないでしょうね?もっと暖...
照明が暗く落ちる。これも必然性に基づいて月神楽が望んだこ...
背中に回した手で彼女の腰を撫でる。
ぴくんと驚いたように身体を跳ねさせた月神楽はようやくわか...
首筋に吸い付き、めくりあげたネグリジェからその肌に直接触...
湿り気の強い吐息を交換し、唇を重ねる。
夜通しの月神楽まぐわいは徐々に熱をあげ、乾くことなく交わ...
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#region("神楽と面接接待エッチプレイがしたい")
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前回までのあらすじ!「」ミの面接接待エッチプレイがしたい...
負けられない!自分のした提案には!ゲスな感じで神楽とちょ...
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「あの…本当にしたら採用にしてくださるんですよね…?」
目の前の採用候補である卯月神楽はその青い瞳を潤ませて確認...
当然嘘はない。なにしろこれからずっと付き従ってもらうこと...
勿論と返した微笑みにはどれだけの欲望が滲んでいるのだろう...
「ではよろしく頼むよ。合否も君の手腕次第だ」
リクルートスーツの上着のボタンをはずし、しゅるりと脱いだ...
ワイシャツ越しにもわかる起伏のなさが興奮を加速させる。
まさかそれで終わりではないだろうとあおると彼女は震える指...
開いた胸元からちらりと見える下着は凝ったもので、おしゃれ...
まさか、こんなところで見せるはめになるとは夢にも思ってい...
「……っ!」
ようやく意を決して脱ぎ捨てたYシャツ。彼女の白い肌が目に眩...
こんなにも美しい身体を好きにできるとあれば否応なしに興奮...
スカートのホックに手をかけ、ぱさっと太ももを滑り落ちる布...
「脱ぎ…ました……」
下唇を噛み悔しそうにする卯月。
整った顔立ちが歪む様は自身の下衆な欲望の炎を燃え上がらせ...
しかしいきなりリクルートスーツを脱ぎ去ってしまうのを止め...
どうせ採用した暁には毎日見ることになる姿だ。
「おいで」
熱のこもらないトーンに身体を震わせる卯月。
スカートから足を抜きゆっくりと歩を進める。手を広げて様子...
仕事の面接を受けに来てこのような扱いを受けているというの...
抱き締めて背中に手を触れさせるとくすぐったいのか堪えるよ...
もしかして敏感なのだろうか?確かめるべく指先で彼女の背を...
卯月の身体を見てはち切れんばかりにいきり立ったそれを見た...
これからこのモノにしなければいけないことを考えると恐怖を...
「ふぅん、こんなもんなんですね?てっきり慣れているのかと...
ん?なんか雰囲気ちがくない?
「というか、私相手によく身の程知らずな『お願い事』が出来...
ああだめだなんか様子がおかしい。もしかして怒ってます?
「んー?怒ってませんよ?私がされるがままのプレイなんて許...
逃げようとするも半端に下ろされたズボンに足をとられてその...
四つん這いになり高さを合わせた神楽は挑発するような上目使...
舌、唇、指。それらを使いあっという間に快楽が止めどなく押...
プレイであろうと神楽には勝てないのか……ココロのなかで十字...
シチュエーションプレイの提案をした挙げ句あっという間に逆...
神楽はさすがにやり過ぎたかと若干戸惑いのようなものを見せ...
神楽との付き合いからわかる。ここで素面になっては絶対にい...
「やってくれたな卯月さん。いやしかし見事だったよ。毎日使...
「んぶっ…この…んちゅっ…れろ……変態……っ!!」
後頭部を抑えて腰を寄せると神楽はいかにも不承不承といった...
神楽に雰囲気で押し勝った!この調子で行こうとうっかりすれ...
半端に脱げていたズボンを脱ぎきると、神楽を押し倒して鎖骨...
「やめ…気持ち悪いっ……!いやっ!」
抵抗らしいものをする彼女を抑えて首筋、頬へと舌を這わせ唇...
んんっ!といやがるそぶりをしつつ舌をねじ込むと彼女はあっ...
体重をかけて自由を奪いつつ指を激しめに抜き差しすると、そ...
神楽主導のエッチでも濡れるときはこれぐらい濡れるが自分の...
我に返った神楽が絶望的な表情を浮かべる。
「まって…許してください…私……」
返事を待たずに挿入する。神楽は声にならない悲鳴をあげると...
「いやぁっ…!!はぁっ…ううっ…ひどい…こんなことって……」
これからはいつでもしたくなったらさせてもらうからな…そうい...
「だめっ…いや…堕ちちゃう…わたしっ……いやなのに……あっあっ……...
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シャワーの音が浴室に響く。
プレイとはいえあれだけ激しくしたのになぜか神楽が上機嫌な...
「~♪」
いやー激しかったなーうふふなんて笑っているが何故だろう、...
「ところで、今度こそ私の番ですよね?」
神楽にぎゅっと握られる。本当の夜が始まるのだった。
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#region("ハロウィーン神楽と")
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「あっはははははっ…な、なんですかそれ……!!」
神楽がこちらの仮装をみてお腹を抱えて笑っている。流石に心...
「ジーパンに包帯って…スニーカーって……どんだけカジュアルな...
なにか言い返したいが神楽の村娘の仮装のクオリティにケチの...
「へぇー?ミイラ男は中身…どんな中身なんですか?ミイラ男さ...
完全になめられている。とはいえとほほとしてしまっては完全...
「ミイラ男さんは見目麗しい村娘に抱きついたらどうするんで...
誘うような神楽の口ぶり。負けじとそのまま神楽を押し倒すと...
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10月27日分まで更新
更新中
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