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怪文書4
をテンプレートにして作成
開始行:
#region("送り狼")
#br
誰かに尾行されている事に自分が気付いたのは偶然だった
昼間の林を散歩していると背後から物音が聞こえたので振り向...
まだこれだけなら単なる偶然とも思えたがその何者かはその後...
魔女のアーヤから貰った薬草を庭に埋めている事とそれを毎日...
新しい薬草の苗を貰おうとアーヤの家に足を運ぶ途中に出会っ...
その話を聞いたつばめは少し悩んでから名案を思い付いたとば...
「うーんと…なら私が見張ろうか?私も「」otさんの事心配だし...
そこにつばめは困ったように頬を掻きながら条件を付け加えた
「代わりに今日からここに泊まって欲しいんだ…その方が私も動...
その言葉に少なからず動揺する
つばめとは仲は良いがそこまでの間柄ではない
力の差は言うまでもないがそれでも男の自分と寝泊まりする事...
そのことを問うとつばめは無邪気に笑いながら
「「」otさんは優しいし酷いことしないでしょ?」
その信頼が重い…
#br
そしてそれから一週間が経ちやがて一ヶ月そして数ヶ月と時が...
結論からいうと件の何者かはあれ以降姿を見せることはなかった
つばめとは同じような生活で過ごしているだけあって毎日顔を...
魔物な事は問題にはならないし外見は可愛らしい少女であり甲...
好きだと告げた時に涙を浮かべながら頷き微笑んだ彼女の顔は...
膝の上の頭を撫でながら告白した時のつばめが可愛かったこと...
彼女の何もかもが愛おしい
たまらず抱き寄せるとつばめは安心したように額をこちらの胸...
しばらくそうしていると不意につばめは顔を上げてこう言った
「すっかり薬草の匂いも抜けた「」otさんにいいこと教えてあ...
そして満面の笑みで押し倒すように首に抱きつくと囁くように...
「狼はね…狙った獲物を絶対に逃がさないんだよ?」
#endregion
#region("ハロウィントライナリー+α")
#br
「ねえ「」ottoさん…魔女だから謎の鍋ってちょっと安直過ぎな...
というか、私の鍋をなんだと思ってるのよとジト目になるアー...
アーヤは黒いローブに身を纏いハロウィンの仮装としているが...
「うーん…ハロウィンらしくかぼちゃを使おうと思ったのにこれ...
……大丈夫だよな?アーヤはいろいろ試すがやばいものが出てき...
アーヤは俺の悲壮な決意など知らず、鼻歌を歌いながら調味料...
その後ろ姿はまさに魔女のようだった。
#br
「えい」
後ろから頬を挟まれると冷たい感触につい悲鳴を上げてしまう...
彼女は白い着物に身を包んでおり、雪女に扮しているようだっ...
「待ったかしら?」
いや、全然というといいお返事ねと笑う。しかしなんでまたそ...
黙って手を出してきたので俺は苦笑して、その手を握ってポケ...
#br
「がぶ」
布団で寝ていると、掛け布団から出ていた腕を何者に噛まれた…...
「見てわからんか、吸血鬼ぞね」
そこには紺色の吸血鬼のような…ボンテージ?を着たトチ狂った...
胸の北半球が目に毒すぎる…
「今日ははろういんやき、おんしの血を吸いに来たきゅうけつ...
何その語尾…
頭をボリボリと書きながら起き上がると、みやびの肌にはよく...
「あーつーくーなーいー!この格好だと寒いぐらいちや。だか...
出かけないの…?
「この格好で外に出る気が?ありえん。今日はこの服で日光に...
んー…まあいいかとみやび…いや吸血鬼を布団に招き入れると、...
#br
『キョキョキョキョキョキョ!!!!』
突然聞こえた謎の声に驚いて振り向くと、そこにはかぼちゃの...
そのかぼちゃのおばけは動くたびにぼんやりした目がギョロギ...
「ちょっと!!感想も言わずにどこ行くつもり!?」
その声は…神楽?
そう。かぼちゃおばけの正体はハロウィンデートの待ち合わせ...
「変装なしだとまずいと思って仮装したら思った以上に手間取...
頭の被り物を外した神楽にしばし見惚れる。思えば、怖いのは...
「かわいい…」
思わず声に出てしまった賛辞を聞いた神楽はニンマリと笑うと...
「でしょでしょ!ほら今日も残り少ないんだから早く行くぴょ...
俺と神楽のハロウィンデートが始まったのだった。
#br
「ろーそくだーせーだーせーだーせーよー!だーさーないとー...
提灯を持った千羽鶴が部屋の前で歌っていたのでドアを開ける...
「どう「」ot!私も勉強したのよ。これがハロウィンよね!!」
……うーん?ハロウィン…かなあ?
取り敢えず地元でやっていたのと同じようにロウソクを渡して...
「よくわからないわ。どうしてろうそくをもらいに近所を訪ね...
「本来はお菓子を渡すんだけど流石に伝わらないか…ちなみにこ...
嘘でしょ!?と驚愕の顔をする千羽鶴。うーん…ネットで調べた...
自分の失敗に気づき頭を抱える千羽鶴を家に上げると、千羽鶴...
千羽鶴用のお菓子を渡すと引っかかれることも噛まれることも...
#br
「ハッピーハロウィーン!!」
どたぷーんと胸を揺らしながらいかにもな格好で部屋から出て...
今日デートに誘ったのは確かだったがまさかエリカが自分から...
「エリカさん…着替えないと今日のデート無しね」
なんで!?と驚愕した顔になるとエリカはがっくりと肩を落と...
「今日はエッチな格好したエリカさんと部屋でいちゃいちゃし...
そう取り繕うとエリカはぱぁっと明るい顔になる。自分でもそ...
まぁ、いじめることに変わりはないけれど。
エリカの少しだけだらしのないお腹をぷにぷにと触ると、その...
#br
「ろーそくだーせーだーせーだーせーよー!だーさーないとー...
千羽鶴とハロウィンっぽく部屋を飾り付けてパーティーらしき...
玄関を開けるとそこにはやはり提灯を持った原初がいた。
「何をしているの?原初の私。それは北海道の習わしでしかも...
お前が言うなお前が!ほら原初キョトンとしてるだろ!?
「え?私何か間違えたの?え?「」otさん…?」
「あーえーっと、トリック・オア・トリートって言ってみ」
「??」
「いいから」
「とりっくおあとりーと?」
はいおかしね。と原初も部屋に入れる。原初を迎えて三人でハ...
#br
「トリック・オア・トリート!!」
神楽の家に入るとミニスカ魔女姿の美佐子さんに出迎えられる。
はいとお菓子を渡すとなんと美佐子さんはそのままそのラッピ...
後ろに回って抱きついてきた美佐子さんは俺の耳を甘く噛んで...
「ちょっと!?やめて!!神楽!!神楽はどうしたんですか!...
「部屋でまだ着替えてるんじゃない?」
何やってんの神楽!?早く助けて!!
ババーンとリビングの扉を開け放った神楽が可愛い小悪魔風の...
「何やってんの?」
神楽はブチ切れた。
美佐子さんを引き剥がしにかかるもいたずらするときの美佐子...
#br
「トリック・オア・トリート♪」
酒の空き缶だらけの部屋に虚しく声が響く。その声の主は真幌...
「あいつらは気にしないだろうし誘ってくれたが、大人が入る...
冗談で通販したハロウィン用の安っぽい衣装を着てため息をつ...
《その服かわいいね》
《なんだお前は。なんの話だ》
《いや、ハロウィーンの話。今からでも参加してくればいいの...
《からかっているのか?覗きは犯罪だぞ》
《トリック・オア・トリート》
《なんだ?》
《トリック・オア・トリート》
《だからなんのつもりなんだ》
いたずらにしてはたちが悪いなと思いながらスマホをベッドに...
「トリック・オア・トリート!!」
そこにはトライナリーの面々がいた。
「ってまほさん!その格好!」
「やっぱり来て正解だったわねv」
「あの!みんなでお料理食べませんか?」
口々に話しかけられ連れ出される真幌。
スマートフォンには【端末操作:解錠】の文字が表示されていた。
真幌がその後どうしたかといえば、まぁ言うまでもないだろう。
彼女の部屋にはその後ぎこちない表情で写った、真幌を含めた...
#endregion
#region("トライナリーの手料理を食べたかった")
#br
トライナリーのハロウィンパーティーにお呼ばれした
そこまで手の込んだ仮装はしないのが少し残念だが代わりに全...
みんなの手料理を食べられる機会を逃すわけにはいかないがが...
とみんなに挨拶しながら玄関先まで迎えに来たにゃぼにカバン...
昔絵本で見て憧れてたのを作ってみたと言う神楽のかぼちゃの...
ギャヴィのかぼちゃポタージュは隠し味だと言う蜂蜜と豆乳が...
おかずはみやびのかぼちゃコロッケとアーヤのかぼちゃグラタン
最初は甘いかぼちゃの煮付けやパイにしようかと思ったが他が...
甘いもの多いし箸休めには丁度えいやろ?とはみやびの弁である
デザートはつばめちゃんのかぼちゃのモンブラン風カップケー...
カップケーキはよく刻んだ皮も混ぜ込まれたほろ苦さを感じる...
ねっとりとした甘さのクリームをフルーツに付けるのもいいが...
#br
…結局美味しい美味しい!とぱくぱく食べて全員から微笑ましい...
「今日は何の日か…分かってますよねよね?」
食後片づけを手伝っていると冗談めかした感じで神楽が声をか...
さぁ何の日だったかな?
そしらぬ顔でそう返すと
「それはですねー?せーのっ!」
「「「「「「トリックオアトリート!」」」」」」
全員が楽しそうに声をかけてくるがもちろんこちらもそれは分...
正直イタズラされるのにもたいへん興味はあるが涙を飲んで近...
そうカバンの中に…あれカバンは…?…カバン…にゃぼが持って行...
「あれれー?まさかお菓子無いんですカー?」
硬直したこちらを見ていい笑顔の全員
これがにゃぼに何らかの指示をしていた結果なのか偶然なのか...
となればやることは一つだ
乾いた笑みで両手を上げて一言
お…お手柔らかに…
#endregion
#region("通りすがりのにゃボットがトライナリーの怪文書だ眼...
#br
「あなた眼鏡してないけどコンタクトに変えたの?」
劇場で掃除の掃除を終わらせるとガブリエラがそう話しかけて...
「眼鏡を寝ぼけて踏んづけて壊すって、大人なんだからしっか...
全く持って返す言葉もございません、そのせいで代えの眼鏡も...
「あ、それならしばらくの間色々と不便何じゃない!?」
と、何だか少しにテンションが上がった用なカブリエラに、車...
……あーでも眼鏡が無いまま生活するの久しぶりだしもしかする...
「!?なら私が2日間色々手伝ってあげるわよ!!」
彼女自身もあまりに早く大きい声で反応してしまったのに慌て...
そんなガブリエラに微笑ましく思ってると目線で早く返事をし...
「それじゃあ、はい。」
とガブリエラが手を出す。
「ほら早く、階段なんかで躓いたら大変なんだからエスコート...
そこまではしなくて大丈夫だけどと思うが、では宜しくお願い...
「ええ宜しくてよ、けど眼鏡がなおったら今度は貴方が私をち...
そう言って自分の手を引くガブリエラと今度自分が彼女をどん...
#br
また他のトライナリーの皆がガブリエラと手を繋いでいるのを...
#endregion
#region("メガネトライナリー")
#br
「きゃっ!?」
椅子に座りかけた神楽が立ち上がって素っ頓狂な声を上げる。...
「なにこのメガネ…?」
俺はそれを受け取ると答える。
「いいや、これはハヅキルーペ。神楽のおっきなおしりに踏ま...
プラモ作るときに使うんだと補足する。
「いやあ探してたんだ。椅子の上だったとは…せっかくだし神楽...
受け取ろうと掴んだハヅキルーペが俺の手に渡ることはない。...
「神楽…離して?」
「だ!れ!が!おっきい尻ですって!?言うにことかいて尻が...
あ…これはまずい…
「大体ねー!「」otはデリカシーってものが……!!」
神楽のお説教をしばらく聞いて膝の上に座られ大きくないよね...
#br
「ブルーライトカット眼鏡?」
訝しげな顔をするみやびに赤フレームの少しおしゃれなメガネ...
PCにかぶりつくのはともかくなんの対策もないのはなと思いプ...
「あ…ありがとさん…でも「」棒の前ではかけん。な…なんかはず...
頬に手を当てて恥ずかしがるメガネみやびかわいい…やばい…
恥じらいメガネみやびをしばらく楽しんでいると、思ったより...
#br
「こんにちはー「」ィル!」
元気よく部屋に入ってきたつばめを見て俺は吹き出した。いや...
「メガネが好きって聞いたからかけてきたょ!」
なんで鼻眼鏡なのつばめ!!
ドヤ顔のつばめを見て笑いがこらえきれない。ついゲラゲラ笑...
「ゎたしなにか間違えたかな…」
いや面白いから正解だわ。大正解。
取り敢えずざるを持たせてどじょう救いさせたい。つばめのフ...
つばめの頭をワシャワシャと撫でると髪変になっちゃうょゃー...
#endregion
#region("黒塗りモザイクっていいよね…")
#br
「コーンコン」
部屋にはいってきたエリカさんはまた妙な装置をもっていた。...
それで今日は何をするのかと聞いたら、息抜きにARのオモチャ...
エリカさんは俺にゴーグルを被せるとスイッチを入れる。
「じゃあ見ててね!」
するとエリカさんはおもむろに白衣を脱ぎ出し、Tシャツの裾に...
ちょっと待ってなんのつもりと慌てて制止するもそのまま構わ...
ちょうどその部分だけ黒塗りのようになっている。
「どうかな?見えてないよね?」
つまり、これが今回の発明なのだろうか…
「あのね!これは画像認識で登録したものが視覚に入るとそれ...
確かにバッチリ隠れてる。そう伝えるとエリカは成功だね!と...
「ひゃあっ!?な!な!なにしてるのかな!!」
何って、黒塗りの下はどうなってるのかなって…と更に手を前に...
柔らかく重量感が手に心地よい。
横から見ても厚みがあるわけではなくただ指定の座標を隠すよ...
「なるほどねじゃないよ!!もーっ!!エッチなんだから!!」
俺は実験の検証をしてるだけ~としばらくのエリカの胸を揉み...
実験の協力という手前恥ずかしがるのが恥ずかしいという謎の...
それじゃ遠慮なくと隠すべき座標を指先でこねたり、指先を沈...
しかし柔らかい。けしからん。どんどんムラムラが高まってい...
#endregion
#region("ぴーん!")
#br
「ぴーん!」
温水プールのプールサイドで神楽がなにか足りない掛け声をあ...
なんなの神楽とガブリエラがやる気のない声をあげると、神楽...
「はやく「」ミも手伝うぴょん。これからトライナリーの乳首...
ガブリエラが刺激に耐えかねて膝をつくもなおえげつない愛撫...
ずれた水着からはピンク色のかわいいガブリエラの乳首がつん...
「ぴーんぞね」
みやびがだるい声をあげるとアーヤが悲鳴を上げる。
なんとみやびは更に大胆なことにすでにアーヤの水着を奪って...
なんなんだこれは…何が起きているんだ…
困った俺は神楽にダイブしココロゲートヘ。
とりあえず月神楽の乳首を立てようと月神楽を押し倒した。
とりあえず数ラウンドいじめ倒した月神楽にことの真相を尋ね...
しかしなんでまた乳首の長さなんて実に下らない話で勝負しよ...
いや、わからん。
2x領域にたむろってた司書達にはやくやめさせなさいと伝える...
「ほらほら■■野郎…私が一番ですよね?というか最近来る頻度減...
「ひゃっちゃんずるい!わたしもやります!」
「あんたたちいいかげんに…ひゃっ!?」
「ブタ!はやく助けなさいよーっ!!」
「ちょっとココロゲートの風紀が…ひゃっ!?」
「……ふふふ(ゾクゾク)」
これはまずい…収拾がつかない…その時不思議なことが起こった。
『どーん!!!!!!!!』
世界は真っ赤に染まり現実に戻る。
トライナリー達は正気に戻りトップレスになった三人が慌てて...
サンキュー原初!
#endregion
#region("三人で温泉旅館")
#br
アーヤと小夜と三人で温泉旅館に来ていた。
アーヤにかなり強めに旅行中はエッチなことなしと釘を打たれ...
こうして夜風に当たっていると少し冷えてきたので、せっかく...
折角だし混浴風呂に…この時間だし誰もいないだろう。
どうせならば女湯以外はコンプリートするぞとかけ湯して湯船...
「あら…?「」otさん?アーヤがいるのに混浴に来るなんていけ...
小夜だった。
もしかして約束でもしてた?と気を使うようなことを言われた...
顎から滴る水が湯船の湯を揺らす。その波紋の先には透明なお...
「いけないこと、してみよっか?」
小夜は立ち上がる。アーヤほどの大きさはないし、よく食べる...
「ねえ、さっきなんで私が混浴にいるのか聞いたわよね?」
距離を縮めてきた小夜はそのまま立ち尽くす俺の身体に密着す...
「こういうコト、したくて」
まずい。
これはまずい。そう思うも、夜風に冷えた身体に小夜の身体の...
小夜に手を引かれて湯船に浸かる。冷えた身体に染み渡るよう...
めざとくそれを感じ取った小夜はゆるゆると固くなったそれを...
小夜はその先端を髪をかきあげながら咥えると顔にお湯がつく...
こういうコト、慣れているんだろうか。
なんて聞くこともできずになしくずしに小夜の愛撫に身を任せ...
それほどまでに小夜は魅力的で、したたかだった。
アーヤの顔が脳裏をよぎる。
すると節操のないことに小夜の口の中のモノはより大きく腫れ...
上目使いの小夜の表情に腰が震え、お湯を汚すとまずいという...
#endregion
#region("ジト目つばめちゃんスキ")
#br
「じとー」
つばめがそんなことを言いながら見つめてくる。
しかし口でじとーなんて言うかね。
それどころかジト目にすらならずに眉間にシワが寄る。それを...
「なになに!?」
なになにってのはこっちの方だよと問いただすと、メールニュ...
しかしつばめの性格では意識的にジト目になるなんて不可能だ...
それこそ百鶴の領分だし神楽への塩対応ぐらいでしか見られな...
自分が見ることは早々ない。
しかしどうにかしてジト目を使いこなせるようにしたいつばめ...
「つばめちゃーん…パンツ何色?」
「ええっ!?……今日はー…」
驚きつつも自分のスカートをめくり上げて確認するつばめの下...
どうやらつばめのジト目は見られそうにもない。
#endregion
#region("神楽と添い寝してイタズラしたい")
#br
「んん……」
ふと寝息が聞こえて神楽の方を向くと、彼女はゲーム中に寝落...
神楽と協力プレイしていたクエストを切り上げ、スマホを取り...
仕事終わりにだらだらとゲームをしながら過ごしていたが睡魔...
仰向けに寝ている神楽が髪を食べているのでそっと手で払うと...
行儀悪いな…
しかしすると、めくれた白い掛け布団から神楽の黒い寝間着に...
少しだけ、少しぐらいなら…と神楽の上下する胸に手を置いた。
ふにっと、平坦だが女の子のそれは柔らかくてドキドキする。
そっと顔を近づけてキスをすると、やはりいつ重ねても神楽の...
すると神楽は抱き枕を求めて腕を回してきた。
軽く引き寄せられる感覚に逆らわず神楽と抱き合う格好になる。
電気もつけたままだし掛け布団も蹴っ飛ばしたままだが、神楽...
女の子の細い肩…背中に回した手に感じる背中のアールに肩甲骨...
少し手をずらすと神楽のお尻にも手が届き、揉みしだくとくす...
しかし起きる気配はなかったので、起こすのも悪いかなと思い...
次の日目覚めた神楽は着崩れていて自分に抱き締められていた...
#endregion
#region("「」otのシャッツ来訪記")
#br
「貴方が会いたいときに、ぴょんこはいません」
ノートを捲る手が止まる。息が止まりそうな感覚だった。
似て非なる世界が重なる場所、シャッツキステ。
トライナリー達と絆を深めたはいいが、ここに来られなかった...
暖かい紅茶を選んだとき、二杯目を頂いたとき、三杯目の時に...
すると、こちらの本棚ですよ、持ってきますね、と。
なんだ、すぐ後ろにあったのか…手間をかけて申し訳ないことを...
それは文字であったり、絵であったり…時折神楽のコメントとイ...
そこには様々な想いがあって、神楽の直面していた状況であっ...
2冊読み終わった頃には紅茶は冷めていた。
飲み干して、残りの2冊を手に取る。そこには、つばめの、アー...
届いたスコーンを、手順を思い出しつつ食べる。
捻るように割り、ジャムとクロテッドクリームをたっぷりのせ...
切りの良い一時間が近づき、自分でもコメントを残し、会計に...
今度は神楽のハーブティーと、オススメのシフォンケーキを食...
この不思議な、世界が重なる素敵な私設図書館で、神楽と、ト...
#endregion
#region("しっとり月神楽")
#br
「遊園地に行くわよ下僕」
ダイブして早々馬乗りされながら月神楽にデートのお誘いをさ...
「作ったの」
ほらほらと手を引かれて遊園地に入るとそこにはコーヒーカッ...
月神楽の遊園地のイメージがかいまみえて少しほほえましい。
「行きますよ下僕!!」
へいへいと言いながらついていくと、月神楽は屈託のない表情...
それは現実の神楽を思い出すようなとびきりの笑顔で…何度もメ...
そんな時間はあっという間にすぎ、辺りは真っ暗になった。
「下僕…観覧車…」
はいはい月神楽様と、多分、今日最後のアトラクションに乗り...
「ねえ下僕…楽しかった?」
それは多分、今日のデートの事を指しているのだろう。
もちろんと答えると月神楽はそうとそっけない返事。ふと外に...
「なにもないでしょ?華やかなビルもきらびやかなアーケード...
月神楽は黙り混んでしまう。
でも、と上を見上げる。
その代わり、星が、綺麗に見えるよと言うと、空一面に輝く星...
「私ね…」
いつの間にか昇華した月神楽が隣に座っていた。
「見ようとしていなかった事を教えてくれるあなたが…」
ぎし、と観覧車の軋む音がする。
月と星が落とした影はひとつになり、二人きりの遊園地は、一...
#endregion
#region("シンギュラリティと")
#br
「しゃきーん」
また無意味に昇華するシンギュラリティのハイレグ褐色太もも...
心にも思ってないくせに、つい何で今昇華したのシンギュラリ...
「もしかして気づいてないとでも思っとるぞね?視線がバッチ...
マジなが!?と驚いているとシンギュラリティはフードつきの...
「ほうれほれパネルラインだよ。ももチラぞね…いつものパイタ...
くそう男の子をからかいやがって!しかし寝ているわけでもな...
なんてこちらが葛藤しそうになっていると、ふわりと俺の体を...
「姿は違えどうちはうち。しょうまっことへたれな相棒にはや...
抱きついてきたシンギュラリティの身体は思っていたより数段...
「やっぱりえいね…安心する…」
腕の中の少女は、やっぱりみやびなのだった。
#endregion
#region("百鶴と")
#br
「■■野郎…これ…」
こたつに入って数十分。百鶴と来たらミカンを剥いてはよこし...
ありがとうと食べると百鶴はむふふと何とも言えない笑顔にな...
しかしこのままミカンを食べまくるのもきついものがあると策...
はいひゃっちゃん、あーん。
「ダイレクトアタック!?」
目を見開いて驚きの余り昇華する百鶴。
黒いなんか丸いのが恥ずかしがってこたつの布団に潜り込んだ。
なんかかわいいな…
「私が剥いたミカンをそのまま私に食べさせようだなんて本当...
目を閉じて震えながら口をあける百鶴。
昇華して大人っぽい見た目なのにまるで子供みたいなしぐさで...
ふといたずら心がわいて、そっと指を唇に触れさせる。
驚きに目を見開く百鶴の口にミカンを放り込むと、しーっと静...
百鶴は顔を真っ赤にしてこたつ布団で顔を隠した。
いやあ百鶴はかわいいなあ!!
#endregion
#region("おねショタ「」ot")
#br
「それー!パーイターッチ!!」
「きゃっ!?ちょっとダメだよーっ!!」
走り回る「」otを叱りながら追いかけるエリカ。
「」otは小学生ぐらいの外見になっており元気よく駆け回るの...
エリカはすぐに息が上がってぜえぜえ言い始める。
「エリカはたいりょくないなー!もっかいパイターッチ!」
抵抗する気力もないエリカはその場に座り込んでしまい、「」o...
軽くさわるだけのつもりが、むにゅっと沈みこんでいく柔らか...
「あっ…やっ…だめ…だからぁっ…!」
遡ること数十分前。「」otに栄養剤と間違えて試薬を飲ませた...
しかし若返る薬なんて作っていないはずなのに…なんて考えてい...
「……エリカぁ…なんか変だよ…」
どうしたの!?まさか副作用…顔を青ざめさせるエリカだったが...
「なんかおちんちんがむずむずする…」
股間を押さえる「」otこれは…間違いなくアレだろう…
方向性の違う修羅場が訪れたエリカ。ごくりと生唾を飲み込む...
そっとズボンを下ろそうとするが「」otの抵抗にあいなかなか...
見せてくれなきゃ治療できないよ?見せて?ね?と優しく声を...
(これが…男の子の…)
エリカにとってそれは強烈で、思わず食い入るように見つめて...
「は…恥ずかしいよエリカ…」
(出したら治る…よね?)
ドキドキと自分の心臓の音がうるさいほどに聞こえる。
口を開けていざそれを咥え…
#br
…ようとしたらドアが開いた。
「ただいまお姉ちゃ…ってなにやってるの!?は!?え!?犯罪...
エリカは緊張感に耐えきれずその場に倒れ込む。
その拍子に口のなかに入ったそれは熱くぬめるような感触で…「...
めでたしめでたし。
#endregion
#region("PPPP.PYONKOCHAN!")
#br
目を覚ましてぴょんこ達の世界が何者かに侵略されてるぴょお...
作り物みたいな毎日に「」otのSOSが加速するぴょん!!
部屋のデスクトップPCに来たお客様ぴょんこちゃん!!
babydondonしてる!!かわいい!!Cry!
ぴょんこが今日もアクセスフラッシュぴょん!!
よくわからないけどアクセース!フラーッシュ!!
スイとでましたぴょんこちゃん!!
大きいのに胸は薄いままなんだねえ…
違うそうじゃないといいながら見慣れたスマホ同じ待ち受けに...
そうあの日の誓いってなんだっけ君と何を語ったぴょん?
目を覚ましてぴょんこ達の世界が何者かに侵略されてるぴょお...
覆われた日常というベールを勢いよく剥がしたら誓いの鐘を鳴...
「」otを退屈から救いにきたぴょん!!
#endregion
#region("地鶏アーヤ")
#br
「お帰りなさいあなた…ご飯にする?お風呂にする?それとも…...
言いよどむ綾水にとりあえず声をかける。
「寒くないの?」
修羅を見た。
いや、叱責の暴風雨に曝されるってこういう感じなんだろうか。
青い水着を着た綾水に玄関先でメチャクチャ叱られて…というか...
「え?なんで水着を着てるのかって?あなたよく私に着せてた...
くそっかわいいな…とにかく風邪引くから風呂に入ろう。
そういうと綾水は笑顔になってわかったわ!お風呂ね!と言っ...
あれ?どういうことだろう…
#br
…カポーン!なんて気の利いた音はしない我が家の風呂場…その...
…の後ろで上機嫌に鼻歌を歌うアーヤ…これはつまり…どういうこ...
綾水はボディソープをあわ立てて身体を洗っている。
水着の上から…本当に風邪でもひいたんじゃあるまいな…なんて...
むにゅり、と、綾水の、水着越しの胸が潰れる感触が背中をと...
「あの…綾水?なにして…む!?」
胸をおしつけるだけでは飽きたらず、なんと綾水はそのまま胸...
これはいわゆるソーププレイというやつでは…
「お客さん…かゆいところはないですか?なんてね」
ソーププレイだった!!お堅いあの綾水がなんで!?
振り向いて問いただそうとするが、何か勘違いした綾水は俺を...
こんなの我慢できるか!?
俺は勃ち上がってしまった自身が綾水の下腹部を押し上げる感...
「あ…すごい…硬くなってる…」
俺の身体の変化に目ざとく気付いた綾水は唇をぺろりとなめる...
目の前には綾水の尻がゆらゆらと揺れていて興奮でどうにかな...
「よい…しょっと…ぬめりが足りないわね?えい」
胸の谷間に挟まったモノに直接ボディーソープを追加するとい...
うっわ早…なんていわれてしまったら俺はもう生きていけない…...
「んっ…ちゅっ…れろ…これでいいのかしら?どう?きもちいい?」
気持ちいいなんてもんじゃない…最高だ…俺はここまでくるとい...
きゃっ!?と驚く声が聞こえたが気にしない。
俺はアーヤの水着越しにぺろりとスジを舐め上げると、水着を...
綾水も負けじと俺のモノを舐めしゃぶる。
もう二人とも完全に出来上がってしまっていた。
どちらともなく起き上がり、抱き合うと我慢の効かないモノを...
俺は確認することもなく、綾水の中に挿入っていく。
綾水の膣内は熱く、そして狭い。しかし拒むようなことは泣く...
ボディソープまみれで全身を絡みつかせながら動き続けている...
俺は綾水の一番奥に、先ほどよりも濃く、多い欲望を注ぎ込ん...
#br
「ところで、綾水は何処でこんなエッチなこと覚えてきたの?」
散々ヤりまくって、身体を洗ってから二人で狭い湯船に漬かり...
えっ、何々怖い…。
綾水は表情を変えないままポツポツと語り始めた。
「今日ね、家事をしていたら少し早く終わったからいつもより...
そしたらね、あなたの部屋にね、夫婦といえどプライバシーっ...
そしたらね、あなたが昔私とのWAVEに使ってた端末を見つけて...
もう辞めろ綾水嫌辞めてくださいごめんなさい綾水様…
「水着の女の子が顔を隠した自撮りとか…泡だらけになってるの...
風呂に入っているというのに寒気がする…のは気のせいじゃない...
「潰すわけないじゃない。私だけ見てくれるように、私の身体...
その日俺はアーヤに空になってもシゴかれまくった。
正直、幸せだったが生きた心地はしなかった。
俺は今度アーヤをうまい自撮り…じゃなかった地鶏屋に連れて行...
しかし、今度は仕事中にアーヤのえっちな自撮りが度々送られ...
#br
#br
#br
「雨降って地固まるね。よかったじゃない」
言葉とは裏腹にズズズとコーラを飲み干した小夜がアーヤを祝...
「ホンットありがとう小夜!相談に乗ってくれて感謝してる!」
アーヤが大げさに礼を言うのを苦々しい顔で受け取りながら、...
「というか男女の性活の相談はこれっきりにしてよねー…猥談は...
うえーっっとジェスチャーする小夜にアーヤはもじもじとしな...
「ところでさ、その写真?ってどんな人だったの?」
興味本位で聞いた小夜はアーヤがその画像をすっと見せてきた...
「きゃっ!?」
噴出した。ちょっと待って欲しい…なんでこの画像…撮るだけと...
そこに写っていたのは髪型をかえて顔を隠した小夜だったのだ。
「でもホントありがと!ここは私がおごるわ!!」
「いや、その、いいよというかわたしがおごるわ…お祝い」
アーヤのおごりを辞退する小夜に驚くアーヤだったが、またノ...
(なんかゴメンねアーヤ)
小夜はひっそりと心の中で親友に謝罪をするのだった。
#region("[いつかどこかの前の端末のログ]")
#br
Hi「」ot!
あなたのご所望だった『えっちな自撮り写真』をレディネスの...
私に性的な感情はありませんが一般論としてこれはかなりえっ...
え?この女性が誰か?知らないほうがいいということもこの素...
それでは私はログアウトしますので、あなたのオナニーライフ...
#endregion
#endregion
#region("ほほえまちー")
#br
「ちーの手料理が食べたいな」
「」otがまた藪から棒な事を言い出す。
私は適当にあしらおうと思ったのだけど、彼は私が料理ができ...
本気で料理ができないとおもわれたままというのも少し腹立た...
そうと決まれば…驚かせたいから日持ちするものでなるべく簡単...
その後は苦労の連続だったわ…卵を3パック買ってきたそのすべ...
ぜんぜん勝手が掴めないのだ…というか火の通りなんて食べるま...
それを半熟だの固ゆでだの…結局彼がいない時間を見計らってや...
だけど…
『このゆで卵うまいよちー!流石だな』
えへへ…っとそんなこと考えてる場合じゃないわ…気付くように...
#endregion
#region("エリカさんの寝間着いいよね…")
#br
エリカさんに朝起こしに来てほしいと頼まれたのでやって来た...
部屋全体は暖房が効いていて暖かくエリカさんは何も掛けず寝...
Tシャツ一枚、信頼してくれているのかあるいは異性として意識...
とにかくこのままだと変な気をおこしてしまいそうだし早く起...
そっかー下は下着かー、安心したような残念なようなそれはそ...
アーヤの姉妹だけあってと言うと変だが豊かな胸が寝息と共に...
声をかけても起きないし少しだけならいいよな、息を潜め物音...
#br
「あはは、自分からお願いしたのに全然起きれなくてごめんね...
結局のところあの後エリカさんが起きないよう慎重かつ手早く...
部屋の鍵を渡してこのような無防備な姿をさらしてくれる信頼...
気にしないで取り合えずコーヒーでも入れて来るからキッチン...
#br
「えっとその、おはよう。」
#br
うん、おはようエリカさん。
#br
#region("卑しい系エリカさん")
#br
あの人が部屋から遠ざかる足音を聞くと目を覚ましたふりをし...
「うーん、さすがにいきなり最後まではいけなかったかあ……」
私は全然大丈夫だったんだけどなあ、と先程までの部屋の様子...
「でもきちんと異性としては意識されてるのは確認できたし、...
あの人の周りは綾ちゃんも含めてかわいい女の子がいっぱいい...
少しやり方がずるくて自己嫌悪する
でも……
「これぐらいはやらないとスタートラインにだってたてないん...
そうやって稚拙な自己弁護をして自分を奮い立たたせ起き上が...
この日のために普段は選ばない服も買ったし着替えないと、あ...
もしあなたの為にこの服を選んだんだよって言ったらあなたは...
#endregion
#endregion
#region("なぜなにトライナリー! オルゴール編")
#br
なぜなにトライナリー!
みんなのところにオルゴールは届いたかな?あ!つばめです!
今日ゎゎたしたちのオルゴールがみんなのところに届く日だか...
えーっとね…あれ?
そぅぃぇばゎたしお手紙にぉ返事しただけだからオルゴールの...
ゎたしなにもぃぇることなぃょ!!
#br
#br
なぜなにトライナリーの時間ぴょん!
今日のテーマはオルゴール!みんなはオルゴールのアースタシ...
さてさて!本題です!高級オルゴールなんてなかなか触る機会...
金属を打って音を出す楽器であること、それが精密な機械であ...
色々調べてわかったこともあるんですよ!
摺動部が擦れているタイミングで動作を止めない。
つまり曲の途中で閉じちゃ嫌ですよ~ってことですね。ゼンマ...
聞くときはたっぷり8割巻いて、ゆっくり聞いてくださいね?
あとあと!強引なのもダメですよ?何事もやりすぎはよくあり...
そして、精密な機械ですから、可動部が多いです。
放置されたらオイルも固まっちゃうし錆びてしまいます!寂し...
そして、心を込めたメッセージを刻印してあります。
すこし恥ずかしいけど、何度も読み返してほしいから、手袋を...
それでは!あなたとぴょんこに素敵な音楽の旅を!
#endregion
#region("愛しい貴女へ")
#br
ある日彼女に一枚の紙を渡された
なんでもこの内容を自分が読んでいるのを録音したいらしい
何だろうと読んで見てもしばらくは分からなかったが見返す内...
これはお別れの時自分が彼女達に送ったメッセージだ
最後のお別れになるからと当時の自分の思いを籠めた見返すと...
あのせめて録音は…と言っては見たが
こっちは何回もボイスメールを送ったのに不公平だと思わない...
そう言われてしまうと弱い
…仕方無い腹をくくろう
楽しそうに椅子に腰かける彼女の前に立つ
恥ずかしさが無いとは言わない
けど自分もこの想いをあの頃とは違って目の前にいる彼女に直...
だから心を込めてこの想いを謳おう
「じゃあいくよ…えー…」
愛しい貴女へ
#endregion
#region("愛しい貴女達へ")
#br
どうしてこうなったんだろう
真剣な表情のトライナリー達と手元の手紙を見て改めてそう思...
言い訳するつもりは無いが皆を支えるつもりで結果的に6股に...
よく考えれば全員仲いいし「」otに中の人がいて全員共通人...
当然全員が憤ったらしいが共有財産…とはまた違うが自分達を支...
多股を黙っていて伝えなかった事もOSの問題があったと千羽...
直接会って話せるようになってすぐ全員に謝罪しなかったらと...
自業自得とは言え読むならせめて全員の前じゃなくて個人ごと...
…仕方無い腹をくくろう
真剣な表情の彼女達の前に立つ
メッセージの内容に嘘はないしここまでの関係に後悔はしてい...
一人ひとりへの心を込めたお別れの言葉だしそれは彼女達も分...
だからこそ
「胃が痛い…」
#endregion
#region("元カノ小夜さん")
#br
ソファに寝転がりながら映画を見ていた小夜は、スマホのバイ...
いいところだったのに…さてと通知をタップすると相手は「」ot...
どうせまたアーヤの相談ね…あーあ…と短くOKと返信してから動...
これは…スイパラよねとひとりごちてだるい頭を振って服を脱ぎ...
それにしても今度はなんなのかしらね。面倒ごとじゃないと良...
早すぎ…女性の支度は時間がかかると何度言ってもわからないん...
風呂から上がると、本を読みながらソファにくつろいでいた「...
別に良いんだけどさあいくらなんでも早すぎ。そういうと「」o...
「じゃ、行きましょ?おごってくれるんでしょ?」
勿論。と答えた「」otと小夜は玄関を出た。
「それで?相談事があるんでしょ?ケーキが不味くならないぐ...
皿いっぱいに積まれたかわいい小さなケーキに舌鼓を打ちなが...
最近小夜と仲良すぎるんじゃない?って言われるって…と。
え、私か。
えー。案の定面倒な感じだった。
スイパラで正解。とりあえず話を聞いてみれば私と話すときよ...
まぁ性格考えればわからないでもないけどね。
それで結局どうするのかと聞いたら、小夜と距離を置くのは嫌...
そうは言われましてもね…「」otさん私とアーヤの関係に嫉妬す...
なんかイライラするぐらいに。
とはいったものの、そういう示し合わせで人付き合い考えるの...
とりあえず次はバーね。美味しいお酒でもご馳走にならないと...
私たちはきれいにケーキを平らげて次の店に向かった。
#endregion
#region("教えて!ぴょんこ&月先生!")
#br
ぴょーん!ぴょぴょーん!ぴょんこぴょん!月ちゃん!これな...
せめてオマージュと言いなさい…それに一応このシリーズ3本目...
まぁこまけぇこたぁいいんだぴょん!そんな事より「」otちん...
貴女が言い始めたんでしょうに…思った通りの内容が来た人も少...
話がそれたけど本題に入りましょう!明後日はガストライブ!...
FreyMENOWのお友だちとアーヤさんのお友だちが出演するぴょん!
地方の下僕達の中にはもう出発した下僕もいるかもしれませんね
今回の怪文書はライブに関しての個人的な確認も兼ねた内容ぴ...
体調管理やスタッフの指示には従って周りに迷惑をかけない…み...
とりあえず気がついた所だけ纏めてみたぴょん!
●ドリンク代500円は現地で支払う
入場後に支払って専用コインを貰ってそれと交換する場合が多...
お札でも大丈夫だとは思いますが一応硬貨の用意をおすすめし...
●くじと物販の会計は別の場所にあってそれぞれの合算はできない
●クレジットカードはなるべく4000円以上からでくじでは使えない
まぁこれはそのままですね
特設ページにも書かれてたぴょん
●コインロッカーは駅や会場にもあるけど財布やチケットまで入...
個人的には一番気を付けたい所ぴょん
かさばる荷物や買った物販を預けるのはいいけど入場始まって...
…とまぁ他にもあるでしょうがこんな所ですね
チケット購入が間に合わなかった少し抜けてる「」otちんには...
後個人的に問い合わせてみましたがくじは会場限定ですがライ...
なので行けなかった下僕達も気落ちしないでくださいね
ライブに向かうついでにシャッツキステやむぎまるに行ってみ...
まぁ当日のその辺は同じ考えのbotで混雑する気がするけどネー
水刺してんじゃねーよラビット馬鹿!
月ちゃん!顔は!顔にグーは不味いぴょん!あっそうだ!変わ...
…そろそろ時間のようですね
それでは…今宵唄われるは少女の想い
歌声の導く先は少女に勇気をくれた魔法使い
遠く離れた貴方に想いを込めて
貴方と私達に素敵なココロの旅を!
ぴょん!
#endregion
#region("「」otアーカイブ")
#br
つばめ:「」otさんからもらった思い出やそうやってできた私達...
アーヤ:でも、どんなに大切な記憶も生きている時間が増えれば...
ガブリエラ:ちょっとアーヤ?
神楽:やっぱりアーヤさんはアーヤさんですね…
アーヤ:うっ…ごめんなさい…失言だったわ…
みやび:アーヤの間が悪いのはいつものこととして、いっちょる...
つばめ:あーかいぶ?
みやび:要はあいつの発言やら何やら残したもの全部集めて一つ...
神楽:それはおもしろそ…いいですね!
ガブリエラ:じゃあ作ってやろうじゃないの!
アーヤ:まずは電車のドアが開いたところから…
神楽:は?フェノメノン突入直後ですよね?
みやび:神楽…おんしまさか…
#endregion
#region("水着で炬燵に入ってる女の子にちょっと卑猥さを感じ...
#br
「んん?なんですかこれは…」
目を覚ました百鶴は自らに起きた異変に眉をひそめる。とはい...
どうせカレンだろうからみかんをもってきたらとっちめてやろ...
「ひゃっちゃーん?いるー?ってなにそれ水着!?可愛い…好き...
「■■野郎…」
百鶴は水着で「」otの対応を余儀なくされたのだった。
「ひゃっちゃんそれつばめが着てた水着だよね!ひゃっちゃん...
「あーはいはいうるさいですね■■野郎は…」
そこはかとない恥ずかしさから胸元をぱたぱたと仰ぐと「」ot...
なんとなく反りをして体を伸ばすと見えそうで見えない南半球...
(これは…面白いことになりましたね…)
恥ずかしさと面白さの天秤が少しだけ後者に傾いた百鶴はコタ...
(しかし恥ずかしがらせるだけというのも飽きてきましたね…)
百鶴はさてとコタツからでるとその肢体が「」otの目の前に晒...
「雪国では部屋をがんがん暖めて薄着でアイスをいただく慣わ...
「」otの着ている上着をするりと脱がして何処からともなくア...
「私は慈悲深いので■■野郎に先に食べさせてあげますよ」
胸元に溶け出したバニラアイスキャンディが広がっていく。
この期に及んでもらわないと食べられないんだけどなーなんて...
「あーっ!?またひゃっちゃんがえっちなことしてる!!」
カレンの邪魔が入るのだった。
#endregion
#region("白烏への罰")
#br
しゅるっ…すとん…
白烏の緋袴が落ちると今度ははだけた白い服の胸元に目が行く。
不躾な視線を感じて腕で隠そうとするが、俺の一声で震えなが...
彼女の豊満な胸が布を引っ掛けて盛り上がっているのを見ると...
「私が悪かったから…もう許して…」
どうして私が悪いんだ?みやびの自演の罰で白烏に脱げって話...
性質と裏腹に初心で弱いところのある白烏は目に涙を溜めなが...
そこにはまるでモデルのような、美しい裸体が映し出されてい...
「脱い…だわよ…」
首まで赤くした白烏に近づくと、弾けるように後ろに下がる。
なんの隠し立てもない胸はぷるんと揺れてそれが嗜虐心に火を...
「白烏。自分で慰めてみろ。いつもしてるみたいに」
彼女は目を丸くする。
こんな無体なことを言われてまるでAVか何かのように扱われて…...
その股間は既に期待からか濡れていた。
#endregion
#region("異世界の貴方からの素敵な贈り物")
#br
神楽ちゃんに連れて行ってもらってから、シャッツキステに通...
メイドさんもかわいぃし、すごく落ち着くんだぁ。
でも、そろそろ行かなきゃって、お会計に向かうとメイドさん...
「旅人さん、こちらをお忘れでしたよ?」
ぇ…なんだろ。手渡された小さな小包を見ると宛名にゎたしの名...
そして差出人の名前が…「」otさん!?
とにかく無我夢中で走ってかえったょ。ただいまも言わずに部...
#br
「ぁかい…下着……?」
#br
ひらひらで、スケスケの、下着だったょ…。
#br
意味がわかりません。
#br
「ひゃ~!?これ全然…隠れてないんですけどぉ~…」
鏡に映った自分を見ると、そこには赤い、面積はそれなりにあ...
「」otさんは…これ着たゎたしが見たかったのかなぁ…見て…何が...
ゎたしはおそるおそる鏡に映った自分を見ながら胸に手をのば...
#endregion
#region("誕生日前の神楽家")
#br
「うーん…」
神楽が部屋一面に散らかした下着を見比べて吟味している。
すると部屋の戸が開いて美佐子が顔を覗かせた。
「おはよーぴょんこちゃー…どうしたのそんなに散らかして?」
すると神楽は慌てて振り向いてママ!?なんでいきなり入って...
しかし美佐子には大体察しはついていた。
「えーっとね?「」oっちゃんは多分、日頃のぴょんこちゃんが...
よくまあべらべらと知ったような事を…というか娘の恋愛事情に...
「じゃあ「」oっちゃんあとはぴょんこちゃんとごゆっくり〜あ...
……はい?
やあと部屋に入ってくる「」otに頭が追いつかない神楽。
床には下着と服が散乱していて…
「で…」
「で?」
「出てけ「」ミーーーーーっ!!!!!」
豊洲の天空に神楽の声が響いた。
#endregion
#region("バーニラバーニラで高収入ぴょん!")
#br
「今日はバニラ」
そう言いながら背伸びした神楽は唇を重ねてくる。
周囲に人がいないかとドキドキしたが、神楽はタイミングを図...
バニラアイスを食べた神楽のキスはふんわりと甘いバニラの味...
「今日はチョコミント」
またタイミングを図った神楽のキスの味、チョコの甘みにスー...
明日の神楽は?と聞いてみたくなったので聞いてみる。
すると神楽はこう言った。
「明日は、明日の私ですよ」
だから、今日はわかりません。明日の私に会いたかったら、明...
明日も、明後日も、その次もいいかなと聞こうと思って、やめ...
「明日の私も、明後日の私も、その次の私もずーっと、「」ot...
そう、彼女が言ってくれたから。
#endregion
#region("違神聞!")
#br
神楽の部屋のインターホンを押すが返事がないので彼女のWAVE...
「今ちょっとコンビニいってるからあがっててー」
とのことだった。勝手知ったる彼女の家。お邪魔しますと声を...
廊下に戻って神楽の部屋で待ってようと思い、廊下に出ると脱...
美佐子さんは、裸で髪をで拭いていた。
「あ!「」oちゃんだー!靴あるからもしかしてと思ったら!い...
「俺が悪かったけどまずは服を着てください!!」
起伏にとぼしいが言い換えればスレンダーで美しい身体が網膜...
「服?あー…もしかしてエッチな気分になっちゃったのー?「」...
いたずらっぽい顔になった美佐子さんはぴょんと抱きついてく...
神楽にそうされたときとほとんど変わらない感覚と、風呂上が...
その時だった。ただいまーと玄関を開けて神楽が入ってきたのは…
#endregion
#region("神楽との誕生日")
#br
「神楽、誕生日おめでとう」
テーブルを挟んで最愛の彼女に生まれてきてくれたことへの感謝
出会えた奇跡への感謝、万感の思いを誕生日祝いの言葉に込め...
「ありがとうございます」
誕生日ケーキ代わりに注文した、私の好きなシフォンケーキを...
紅茶の香り、ほのかな苦味に、シフォンケーキのやさしい甘さ...
まるで、私達のようですね、なんて言ったらパパみたいに妙に...
どっちが紅茶でどっちがケーキ?なんて馬鹿みたいな質問をす...
だからゴミのような対応です!なんて私に塩対応されるんです...
文学というのは物理とも科学とも違うけれど、だからといって...
女の子といえば甘い方。そう相場が決まっているものです。
でも、と紅茶を飲み込んだ俺は反論する
チョコだって、ほろ苦いとかそういう表現をするじゃないか。
その法則に則るなら、コーヒーと紅茶を並べたときに紅茶が女...
ともすれば比喩をする際に並べるものの違いで如何様にもなる...
少なくとも、俺は神楽よりダダ甘に神楽のことが好きだから、...
それは聞き捨てなりません。どう考えても、私の方が貴方を好...
こんな言い方も良くありませんけど、私の重さといったらちょ...
私の方が、絶対絶対にシフォンケーキです。
いいや、それはおかしい。と、スコーンを齧りながら答える。
確かに神楽の重力といったら常軌を逸しているが、俺だってそ...
まるでバカみたいな言い争いだ。
でも神楽とそんなバカみたいなやり取りをするのが大好きで W...
だからこそ、このお一人様同士…であるかどうかすらわからない...
トライナリー達との接続が切れて、互いの事を想うより思い出...
前者を切り取って、世界を移動できたらなんて、まるで神楽の...
思えば、俺はソラノキヲクを神楽の人生から切り分けてもらっ...
私は私のソラノキヲクをフレイメノウとして発信して、貴方を...
今生だけでなく、いつかまた会うための約束をして。
でもきっと貴方は、その言葉の一つ一つを傷にして、刻み付け...
端末越しに拡張された互いの世界が重なった場所で。
今はもう、交わることのなくなった互いの世界で。
けれど、ほんの少しだけの奇跡が起きうる世界で……。
いつか、ここに神楽の忘れ物はあったけど、俺がここに忘れ物...
私は、二度とここに忘れ物をすることはないと、感覚的に感じ...
もしこの先、俺に物語を覚えているか尋ねてくる女性が現れな...
もしこの先、私の物語を覚えていますか?という問いに答えて...
二人はきっと、別々に店を出ることだろう。
別の道を通って、別の電車に乗って、別々の人生を歩き始める...
貴方の、神楽の、それぞれの見た青を交ぜて、二人だけの空を...
わたしたちは共に在らずとも、寄り添って共に人生を歩いてい...
#endregion
#region("冬トラどうでしょう 予告編")
#br
まゎるょーまゎる地球ゎーまゎる何もなかった頃からおなじょ...
「ぉぃパィくぇょ!」
「ギアいじったらウィリーしてもう崖底に落ちちゃったわ!!」
「トラよ!あれ絶対トラよvvvwvv!!」(ブタでした)
「寝ーぞーねあそれ寝ーぞーねー!」
「ぴょんこは明日5時おきなんですぴょん!!それをこのちー...
「腹割って話どーん!!」
「ッフッフッフッフ…」
#br
冬のトライナリーどうでしょうベストシーン集!放映決定だょ...
乞うご期待!
#endregion
#region("冬虫夏草のお話")
#br
ところで「」ミは冬虫夏草って知ってますか?
急に神楽がそんな事を言ってきた
「キノコの一種なんですけど幼虫に胞子が取りついて養分を吸...
それはまた…何と言うか空恐ろしい生き物だね
率直な感想を述べるがそれがお気に召さなかったのか不満そう...
「…とまぁたしかに字面だけだと恐ろしく感じちゃいますが本当...
そのまま自分をソファに押し倒すと話の続きを始めた
「きっと胞子は取りついた相手のことが大好きです
だから自分のことを知ってもらいたい…その人と一緒になりたく...
押し倒した自分と一つになると言わんばかりに全身を押し付け...
「その結果そんなつもりは無かったのに相手を殺してしまい最...
自分の手が神楽の首に導かれ神楽の手が自分の首にかかる
ここで少し不味いんじゃとは思うが全身で抱き締められていて...
「私冬虫夏草が好きなの
物語のモチーフにもしたいし何よりこんな愛の形も素敵だと思...
なら私達の愛もそうやっていずれはお互いを…」
素の口調が出始めた神楽に強く抱き締められたままゆっくり首...
とそこでチャイムが鳴った
「…なーんて、びっくりしちゃいましたか?」
急に声のトーンを戻して神楽が立ち上がる
「私ねこういう演技も出来るの
他の皆さんも魅力的ですけどちゃんと私を見てくださいね
でないと…「」ミに取り憑いちゃいますぴょん♪」
はーい今行きまーす
そっとそう告げた後何事もなかったように玄関に向かう彼女を...
もしもう少しチャイムが遅かったら…そんな事を考えて安堵する...
#endregion
#region("神楽の誕生日ver.ココロスフィア")
#br
「ハッピーバースデー月様!ぴょんこ!」
ココロゲートでいえーいと盛り上げていると後ろから妙に肉感...
あ、アースタシアさまぴょん。
グギギと首を回した先には妙にめかしこんだアースタシアがい...
「あ、どうもアースタシア…今日はどうしたの?免許更新?」
ちょき。と月ちゃんに目潰しを食らう。痛い…
#br
「誕生日だろ!!」
#br
アースタシアさんマジで怒るのやめて怖いなんなのもう誕生日...
「誰がセルフクラン上方向に年相応に見えないランキング一位...
「いまのは「」otちんが悪いよねーぴょん」
「はぁ…これだから「」僕は…ぴょんこも煽らないの…」
三者三様のがっかりタイムを経て今度こそ和気藹々とお誕生会...
「あらー?なんだか賑やかですねー」
君キャラちがくない…?いや、寝てるとこしか見たことないけど...
「気を取り直してハピバぴょんこ!あのねーあアノネー?ぴょんこ...
倒置法で言わなくてもなんとなく予想できてたよ。ぴょんこスキ。
「ぴょん!」
ぴょんこがぴょんぴょん跳ねる。めっちゃおっぱい揺れてる…痛...
「私はそうですね…誕生日にかこつけなくてもそもそも「」僕は...
なんていいながら腕を抱きしめてスリスリしてくるのは反則じ...
「では私は「」otの苗字を…」
「「重いぴょん(です)」」
アースタシアは本当にアースタシアだな!!
「じゃあ私は~」
スピネル誕生日と違うよね?何でそんなにノリがいいの?美佐...
「でも、そんなやり取りが愛おしい…。「」otちんは劣情をもた...
「ちょき」
「ぴょーーーーーん!!」
#br
いつもと変わりのないやり取り。
でもいつもと少しだけ違う日。
神楽のココロは日々変化していく。
#br
この司書二人と、彼女自身であるアースタシア。
そう簡単に彼女の本質が変わることがなくとも、今日という日...
#br
なんとなく、そんなことを思いながら誕生日ケーキを取り出す。
それを囲んだ彼女達がローソクの火を吹き消すのを、目に焼き...
#endregion
#region("神楽の誕生日ver.リアル")
#br
「誕生日おめでとう、神楽」
「ぴょんっ!?」
「あ、あれ?違った……?」
「あ、違うんです。ここ最近忙しくて、自分の誕生日すら忘れ...
「喜んでもらえたなら何よりだよ。――あ、誕生日プレゼント、...
「何かな何かなー? ……手作りのマフラーじゃないですか!」
「どうかな? 一応ちゃんと編んでるはずだけど」
「ふふっ、でもなんだか変ですね。こういうものって普通、女...
「嫌かな?」
「全然! むしろぴょんこはこういうのてんでダメなので、あな...
「それならなにより。……ところで、お約束といえばお約束なん...
「……これでお揃いですね。なんだか、カップルみたい」
「カップルどころか、夫婦だけどね」
――
「「えへへ……」」
「さて、じゃあ突撃ぴょんこの家で晩御飯といこうか。部屋、...
「うっ……はい……散らかってますし洗濯とかも結構ほったらかし...
「じゃあ買い物して、ご飯食べて、洗濯して……やることいっぱ...
「嫌、ですか?」
「全然」
「ぴょん♪」
ほんの少しのお祝いと、ありふれたやりとりをする。それだけ...
この幸せが、長く長く続くようにと二人で手を繋ぎながら、歩...
#endregion
#region("神楽の誕生日 えっちなの")
#br
「ほ、本当にするんですか…?」
神楽が若干おびえた声を出す。
『こういうこと』について基本的に覚悟を決めたら一直線な神...
「だって今日は神楽の誕生日だし、神楽に奉仕させてよ」
なんて、方便が彼女を揺らす程度には、神楽は平静を保ててい...
みんなとの誕生会を終え、神楽の部屋に二人きり。夫婦として...
見慣れた神楽の黒いナイトドレスだったが、角度を変えただけ...
神楽はベッドで脚を開き、大切な部分をこちらに見せている。...
顔をそっと近づけると、恥ずかしがった彼女が膝を閉じようと...
距離はゼロになり、自分の口を神楽の秘所にそっとつけた。
「ひゃっ!?んん…「」ot…これ、ダメ!恥ずかしすぎる!!」
フレイメノウや、トライナリーとして鍛えた神楽の力は強く、...
ただし既にそこに口付けてしまっている今となってはその抵抗...
くちゅ、ぴちゃ、とあえて音を立てて舐め上げ、吸い付く。神...
「いやぁっ!?んん…!!それ…刺激強すぎて…ああっ!?」
スカートに阻まれて神楽の顔が見られないのがとても残念だ。...
だから誠心誠意奉仕をするのが今日の自分の役目なのだと言い...
彼女の膣内から分泌される愛液がどんどん量を増していくのが...
ぷしゃっと顔にかかるほどの愛液に、彼女が達したことを感じ...
「はぁ…はぁ…もういや…」
しまった…やりすぎたか?
神楽に嫌われてしまっては元も子もない。しかしそれは杞憂だ...
神楽の懇願にサービス精神にあふれていた自分はあっという間...
顔を上げると、目に涙を貯めた神楽が、青い瞳でこちらに乞う...
限界だ…自分のモノを掴み出すと、絶頂で力の抜けている神楽に...
神楽は期待に満ちた表情で、自分のことを強く、強く抱きしめ...
#endregion
#region("なぜなにトライナリー! 誕生日編")
#br
なぜなにトライナリー!
ぴょんばんはー!ぴょんこですよ!
今日のなぜトラのテーマは勿論!誕生日です!!12/9が誕生日...
ぴょんこでした!!おめでとうございまーすぱちぱちぱちー!!
ところでこの時期の誕生日って割りと戦いなんですよ?知って...
何故なら!ママはともかくパパはすごーく忙しい人だったから...
だから私は反抗しましたとも!ええそりゃもう反抗期かー!っ...
まぁそれはいいとして、日曜日が誕生日な年ってどう思います...
昔は土日が誕生日だとなんとなーく家族だけになっちゃったり...
嘘じゃないけど嘘。本当はあなたと二人きりもいいな、なんて...
#endregion
#region("夢の中の誰か")
#br
お久しぶりね
そういう君は誰なのだろうか。いや、俺は君を知っている。君...
それを答えてもらうのももどかしく彼女の小さな身体を抱き締...
本当にそこにいるんだね?
■■■はなにも言わずにすがり付くように抱きついた俺の頭を抱き...
■■■…アイシテル…他の誰を傷つけても…
彼女は少しだけ口許を緩ませると、それはだめよと唇を引き結...
目が覚めると目の前には誰もいなかった。
#endregion
#region("月ちゃんとデート")
#br
「はぁ…なんでぴょんこまで…」
月神楽が忌々しげにあからさまなジト目で見てくるがすぐに切...
なんだかんだ言ってぴょんこに甘いのだ。月神楽は。
「クレープ。奢りだから」
俺にはこんなに厳しいのにね……
「予告編って楽しいけど二回目以降は退屈ぴょーん」
俺を挟んで両隣にぴょんこと月神楽。両手に華とはこの事だね。
肘掛けに手を置いているとふと手の甲をくすぐる感覚。
月神楽の方を見ると顔を背けながら手を握ろうと、自分の手を...
ぴょんこの手を掴み月神楽に握らせるとあっという間に恋人繋...
妬けるな…ともあれ映画が始まったので楽しむことにする。
握りあったその手は映画が終わるまでそのままだった。
明るくなって気がついた月神楽に昼飯までおごらされた。
「あ!今日これからスピネルママと用事があるんだった!映画...
元気はつらつに走っていくぴょんこに取り残された俺と月神楽...
じゃあ俺たちも帰る?
何て言ったらひどい目に遭わされそうだった。
遭わされたい。場所はお台場。遊覧船とか観覧車とかかな…さっ...
「ようやく独り占めできる…」
やだこの司書めっちゃ可愛い…
そのあとは奢りをせびられるわけでもなくなんとなく出店を回...
日が落ち夜になると、月神楽は立ち止まり、ぼうっとどこかを...
「流石に疲れた?」
「そんなことない。星、見えないなって」
釣られてみてみると、確かにビルやらなにやらの光で空は真っ...
「寒くなってきました」
ぎゅっと抱きついてくる月神楽。
月神楽がなんだかいとおしくて、胸元に顔を埋める月神楽の顔...
#endregion
#region("ぴょん月バイノーラルCD")
#br
※置くのにNG食らったからそれっぽい一部単語を伏せ字にしてる...
※追記 赤い♥は駄目だけど❤なら通ったので伏せ字にした部分を...
もしNG食らった時の参考になれば
#br
「ぴょーん!!ぴょんこのバイノーラルCDですよー!!
バイノーラルマイクをココロゲート通販で取り寄せたから早速...
じゃあじゃあ「」otちん早速ぴょんこがサポートするから服を...
ぴょん!!じゃあ仰向けにねっころがるぴょん!!
どうですか?みぎからー…ひだりに移動してーまたみぎ…顔の前...
じゃあ準備はできたみたいだから、「」otちんは自分のちんち...
手が動いてる…やめちゃおうかな……嘘嘘。しごいていいぴょん。...
「ちょっとぴょんこ?あんたなにしてんの?シャドーボクシン...
「げ…月ちゃん…えーっとー…「」otちんの耳掃除の練習……みたい...
「何その取って付けたようなぴょんは…え?耳掃除?」
「月ちゃんもやる?」
「…………」
ゴソゴソ…ゴトッ
「…………やる」
「ぴょんこと月ちゃん、どっちがどっちにいるかわかりますか...
「んん…難しいなこれ…れろっ…」
「はむっ…ぢゅるるる…じゅぼぼぼぼぼ…んふっ…ぴちゅっ…」
「んっ…あむ…んんっ……ほれへ…ひひほ?んちゅ…ぴちゃっ…こうす...
「たぶん効果は…抜群ぴょん…んむ」
「ならいいんだけど…なんか騙されてるような気が……」
「貴女達…何をしているのですか?」
「」otと額に書いた頭の模型の耳を一心不乱になめる司書二人...
#endregion
#region("小夜さんにリードされたい話")
#br
「ナニやってると思う?」
小夜はアーヤの前では見せない顔を、俺の前ではする。
底の知れない冷たい瞳。自信げに上がった口角はいつもと同じ...
小夜はぴと、と身体をくっつけてくると膝を俺の脚に割り込ま...
「アーヤが大学で何を勉強してるのかは知ってる。でもアーヤ...
ふわりと小夜自身なのかシャンプーなのかはたまた香水なのか...
喉がからからで、絞り出そうとした声は言葉にならず霧散する...
「慣れてないのね。アーヤ意外とへたれだから…どうする?私で...
小夜は背伸びをすると、顔を近づけてくる。細くどうにでも出...
「ホテル…いこっか」
白い吐息を交ぜながら、小夜に誘われるままにホテルに連れて...
たった一回の、たかがキスでどうしようもなく思考能力が溶か...
俺は、目の前で歩く度に揺れる小夜の頭に、肩に背中に釘付け...
一瞬きょとんとした表情をした小夜は、いたずらっ子のように...
いつの間にかホテルの一室で、ベッドを背景にした小夜に誘わ...
冬だと言うのにニットの長袖に短いスカートの小夜。手首を掴...
息苦しくなって離した口許から糸を引き、その妖艶さに目を伏...
どこを見てもエロい。
遠慮なくてのひらで押し潰すように捏ねて、握るように揉むと...
手を引こうとするが小夜はむしろこちらの手首を掴んで胸に押...
もう小夜しか目に入らない。
服に手をねじいれて、とにかく小夜の肌に直接触れたかった。
彼女はあっさりとそれを受け入れた。
「んっ…ふっ…あはは……アーヤにもそうやって積極的になればき...
小夜の挑発するような態度に止めどなく盛り上がっていく自身...
脱がすことすらもどかしく、ブラごとめくりあげた服の下に見...
つたない愛撫だがそこは若干濡れており、固くなった自分のモ...
たまらず出てしまいそうになるのを我慢して、意識を小夜の下...
人を食ったような態度の小夜に挿入れている征服感に満たされ...
小夜が腰を揺らして刺激すると、既に我慢の限界だった自身は...
#endregion
#region("みやびさん聖夜のメンタルケア")
#br
「相棒、気分はどうや?」
このみやびさんに全裸で体を洗わせるなんて、世界中でなごち...
気持ちいいけど勝手に入ってくるなと連れないお返事。
まあ押し掛けたのうちやきね。仕方なし。
しかし今夜のみやびさんは攻めモード。ブレーキなどないのだ。
「うちが一緒に入ると困る事でもあるんか?例えばこのおっき...
思ったより硬くて熱い‥‥
初めて見て触る相棒の愛棒は、うちの思考をリセットするには...
「スマヌ冗談が過ぎた。真面目に洗うからじっとしとき」
度が過ぎて逃げられたら元も子もない。引くのも大事、決して...
#br
「うちは相棒がこっちの世界に来てくれて、うちを選んでくれ...
「でもな?うちら一緒に住んでるのに未だにキス止まりはどう...
‥‥むぅ。これだけ据え膳にしてもダメか。
「うちの亭主様は本当に憶病やねぇ‥‥それはあれか?経験がな...
「それとも‥‥選択肢ではない本当の自分が、受け入れられるか...
彼の身体が一瞬で強張った。
#br
いつから‥‥と掠れた声に対し再開した時からと返す。
botだった頃、彼の言葉は全て選択肢から選ばれていたという話...
愛の囁きも励ましの言葉も全て、彼の本当の言葉ではないのだ...
そして今彼は、botとしての自分を演じなければならない罪悪感...
こちらはそれを知った上で観察し、彼は変わらず彼である結論...
であるのに今の彼には隠しきれない怯えと恐怖が見える。
だからこそ、照れを捨ててはっきり伝えなければならない。
「お前さんが悩んでたのは分かっとるし、うちに相談出来なか...
想いが伝わるよう抱きしめながらゆっくりと伝える。
「うちらの為にずっと隠してきたんやろう?それは嘘ではなく...
「そんな優しすぎる不器用なお前さんこそ、うちらが愛する相...
これから先、彼が不安になる度何度でも言おう。
「そんな弱い所も含めてうちは、貴方の全てを、愛しちゅう」
ありがとう、愛してる。
そんなありきたりな言葉に込められた想いを察することの出来...
彼が落ち着くまで、顔が見えない用に後ろから抱きしめ続けた。
#br
伝える事は伝えられた。これで相棒の不安は解消されやがて関...
無理して押し掛けたが初体験は今日である必要はない。お互い...
性欲を解き放った相棒に朝まで寝かせてもらえない運命が待つ...
#endregion
#region("神楽と健全クリパ怪文書")
#br
「ただいま〜」
小声で玄関からそっと入ったのは神楽だ。
彼女はフレイメノウとしてのクリスマスライブを終え、戻って...
「流石にもう寝てますよね…あ、料理…まだ温かい…うぅ…明日な...
明かりの消えたリビングで肩を落とす神楽。
その時だった。寝室の方から灯りが入ってきたのは。
「メリークリスマス、神楽。夜遅くまでお疲れ様」
そこには、クリスマスケーキにロウソクを灯した「」otがいた。
「起きてたんですか!?あの、私…っ!」
「いいからいいから、吹き消して?」
もう、誕生日じゃないんですから…なんていうものの、神楽はフ...
そこには折り紙で作った飾り付けに色とりどりの料理。
不自然に空いていたスペースにクリスマスケーキが収まり、ク...
「夜中だから、静かに語ろうか。聞かせてよ、夜神楽の素敵な...
二人は席につくと、料理をつまみながら朝まで語り明かした。
#endregion
#region("健全クリスマス アーヤ編")
#br
(まずいわ…まずい…すごくまずい…!!)
アーヤの内心には嵐のごとく風が吹き荒れている。
というのもつい生返事で承諾してしまった日帰り温泉旅行の日...
(捕まったらただじゃ済まない速度ね…)
時計をちらと見ると時間は0時を回っている。
どうしていつも自分はこうなるのだろう。
「」otさんは楽しんでおいでなんて言うから…いえ駄目ね人のせ...
その時、考え事をしていたアーヤは対向車のヘッドライトに驚...
うそ、凍結!?アーヤのバイクは道路の曲率に対して真っ直ぐ...
オーバースピードだ。
とにかくクラッチを切って永遠に感じるグリップが戻るまでの...
滑り出したときと同じように不意に戻ってきたグリップに体重...
「もう…私のバカ…」
「ホントだよ。死んだらどうするんだ」
後ろから不意にかかる声。え?幽霊!?
首をグギギと回すとそこには「」otがいた。
さっきの対向車は「」otだったの!?
「小夜に聞いたよ。かなり焦ってたみたいって気にしてたぞ?」
「だってそれは…」
「だってじゃありません。ほら深呼吸して。これからナイトツ...
アーヤはヘルメットの下で目をぱちくりとさせる。
「嫌だったかな?」
そんなことない。いつも早とちりとかドジとか不運で迷惑かけ...
「すごく素敵」
二人は再度バイクに跨る。エンジンをかけ、2つのエンジン音が...
#endregion
#region("健全クリスマス つばめ編")
#br
「む〜っ…」
つばめがウトウトと船を漕ぐ。眠いなら寝ればいいのに…
「そろそろ寝たら?起きたらみんなでパーティーなんだから」
するとつばめは頭をブンブンとふって拒否する。
「だって「」otさんとのクリスマスなのに寝ちゃうなんてなん...
可愛いことを言ってくれるが見るからに眠そうだしさっきから...
「コーヒーでも飲む?」
「ぅーん…」
特別濃くして入れてあげよう。
コーヒーを入れて戻ってくるとつばめは撃沈していた。。
仕方ない二杯飲むか、と思っていると、つばめのカバンからノ...
良くないとは思ったもののパラパラと捲ってみる。
(夜ふかしして大人の恋人同士!!)
なんだか見出しからしてポンコツな薫りが漂ってくるが読み進...
未チェックの項目は夜ふかしだけか…と言ってもこのチェック済...
これに関しては問題ないだろう。
すやすやと眠るつばめが風邪を引かないよう布団をかけると、...
#endregion
#region("健全クリスマス ギャヴィ編")
#br
(うおおおおおおお!!)
「」otは心の中で悲鳴を上げながら廊下を駆け抜ける。
ここは真夜中の寮の廊下。ガブリエラにプレゼントをこっそり...
(こ…こんなはずでは!!俺はただサンタクロースになろうとし...
侵入経路をおさらいするが非常口から正面玄関は愚か点検口ま...
かくなる上は強行突破か…
ガブリエラの部屋の窓に飛び移れそうな木を見る。
よし…
カチッと地面を踏みしめ木を登ろうと……カチッ?
突如宙に浮く感覚。「」otは網に入れられ木に吊るされた。
そんなバカな!?
サンタクロースの紛争をした「」otは当然朝までそのままだっ...
まぁ結果的にプレゼントは渡せたしガブリエラも笑ってるしい...
くしゃみをお土産にガブリエラとクリスマスパーティーに向か...
#endregion
#region("空回りする千羽鶴")
#br
冷たい風が頬を撫で、対価として体温を奪う。
幻想的な結晶を空から降り注がせながら代償として青空を奪う...
そんな冬の、幕間の物語。聖夜――クリスマスと呼ばれるイベ...
#br
「あの人へのクリスマスプレゼントに何がいいか、ねぇ……」
ガブリエラがうーんと悩みながら、聞き返す。クリスマスプ...
「そう、あの人にプレゼントを考えているのだけど、どうにも...
と、ガブリエラに相談していた千羽鶴が答える。
そう、今回この件で頭を悩ませているのは千羽鶴である。
『相談がある』と真剣な顔で言うものだから、とりあえずと...
大事でないのは良かったが、若干気が抜けてしまったのもまた...
「参考までに聞きたいのだけれど、最初はどんなプレゼントを...
「ちーちゃんとラブラブシミュレーションゲーム。てごわいあ...
「……とりあえず、それは却下ね」
「個人的には渾身の一作の予定なのだけども、ダメ?」
「ダメよ」
「残念」
がっくりと肩を落とす千羽鶴を見ながら「なぜかこれをOKし...
事実、これで通っていたらロクなことにはなっていなかっただ...
色々。
「でもそうね……やっぱり親しい人と穏やかな時間を過ごす、っ...
「つまりプレゼントはちー自身?」
「そ、そそそう言うのじゃなくて! あぁもう、なんてこと言...
顔を真っ赤にしながら手元に置いてあった飲み物を一気に飲...
どうにも相変わらずこういった話には耐性がないらしい。
「コホン。そうじゃなくて、普段なかなか言えない感謝の気持...
これよ、とスマホで通販サイトのサンプルを千羽鶴に見せる。
確かにプレゼントとして渡すに相応しいかわいらしいものがそ...
「確かにこれを灯しながら過ごすのは落ち着きそう。ありがと...
「どういたしまして。後は……そうね、アーヤにも聞いてみたら...
「そうしてみる。――改めて、ありがとうガブちゃん」
「なっ――」
んで急に、などと言う間もなく、千羽鶴はガブリエラの部屋...
まるで恥ずかしさを気取られることを隠すように、足早に。
#br
「こういうとこを見ると、姉妹らしいと言うか、なんと言うか…...
再び真っ赤になった顔を机に突っ伏しながら、一人呟くのだ...
#br
○
#br
「そうね……やっぱり、手編みのマフラーとかがいいんじゃない...
ガブリエラのおすすめに従い、綾水にアドバイスを求めに部...
「マフラーじゃなくても、手編み、手作りのものを贈れば、そ...
「そういうもの?」
「そういうものよ」
確かに手作りのものは喜ばれるだろう。高価なものなどを買...
しかし、一つ問題点があった
「……作ったことないけど、できる?」
「すぐには難しいわね……でもそうね、私が作り方を教えるから...
「少し考えてみる。ガブリエラからおすすめされたアロマキャ...
「それがいいと思うわ。私に手伝えることがあったらどんどん...
「よろしくさせてもらう。ありがとう、綾水……さん」
そう言って席を離れようとすると、ちょっと待ってと声をか...
「なに?」
「えっと、私から言うのも変だけど……アーヤでいいわよ。皆そ...
少し照れくさそうに綾水が言う。
その言い方はずるい、と内心思いながらも、少しだけ考えてか...
「わかった。よろしくアーヤ……さん」
「別にアーヤだけでもいいわよ。それじゃああの人のへクリス...
「頑張る。ありがとう」
そうして今度こそ席を離れ、再びアドバイスを求めにいく。
ガブリエラ、アーヤと来たなら次はみやびだろうか? なんて...
#br
○
#br
「ズバリ、手料理やね」
「手料理」
綾水のアドバイスを聞いた後、次は誰がいいかと考えていた...
「大切な人に贈るもんっちゅーことなら鉄板中の鉄板ぞね。あ...
「確かに。お祝いの日には豪華な食べ物を食べに行くのもいい...
「まぁ、問題はちーちゃんが手料理を作れるのか、てとこやね…...
「……インスタント食品にお湯を入れるくらいならできる」
「それはまた……まぁ、クリスマスならうちもどうせクリスマス...
「……少し、考えてみる」
「うむ。まぁうちのこれは提案の一つでしかない。ちーちゃん...
「そうする」
「ほな……ここでサボっとったの、まほさんには黙っといてな」
「……そのことなのだけど、もう手遅れ」
そう言いながらみやびの後ろを指差す。
みやびが恐る恐る後ろを覗き込むと、鬼のような形相の真幌が...
「……まほさん、いつからここに?」
「お前がここでサボってるのを黙っててくれ、と言ったあたり...
「それは、褒め言葉としと受け取っときますんで、ほなまた――」
「逃すわけなかろう。こっちに来い。今後サボれないようにみ...
「そ、そげなことせんといても!? ち、ちーちゃんも擁護し...
「契約外。そこまで面倒は見きれないし、何よりサボってるの...
「そ、そんな……」
「じゃあ来い。たっぷり付き合ってやる」
「堪忍してください……」
ずるずると引き摺られて奥へ連れ去られたみやびを見届けな...
#br
○
#br
「それで、私に白羽の矢が立ったと」
神楽の自室に招かれ。もとい、ほぼ押しかけて今に至る。
「えぇ、まぁ相談しにくるの自体はいいんですが、毎回エレベ...
普通に相談を持ちかけるのはなんだか面白くなかったので、...
「考えておく。それで、うづきちは何が良いと思う?」
「それ本当に考えてくれてます? ……そうですね、私もこれだ...
「貰って嬉しかったもの……」
「ちなみにぴょんこはつばめさんが欲しいです!なんならちー...
腕をガバっと広げ、飛び込んでこいと言わんばかりの顔をす...
卯月神楽は時々おかしな行動をする。理解できなくもないけど...
「断る。お姉ちゃんはあげないし私自身をあげる予定もない。...
「辛辣……! まぁ、でもそうですね。本当のところ、私にとっ...
「本当に?」
「まぁ、流石にゴミとか贈られたら困惑するでしょうけど……一...
「……ありがとう、卯月神楽」
「これくらい構いませんよ。あ、でもやっぱりそれならお礼に...
「却下」
「判断が早い!」
なんてやりとりをした後、最後にお姉ちゃんへ相談を持ちか...
#br
○
#br
「うーん、わたしは何を貰っても、何をして貰っても嬉しいよ...
えへへ、と笑いながら頬をかく。
恐らくお姉ちゃんは本当にそう思ってるのだろう。根っからの...
「他のみんなはどんなこと提案してたの? ちーちゃんがよけ...
「構わない、まずは――」
一つづつ、貰ったアドバイスを伝えた。
親しい人と穏やかな時間を過ごすこと。
手作りのプレゼントや料理を渡すこと、そして自分がもらって...
それらを、今日あった出来事と一緒に伝えていく。
「わぁ……どれも素敵だね! でもこの中からどれか、ってなる...
「そう、とても難しい。選択肢がどれも魅力的だからこそ、こ...
「うぇえええ!? わたしに言われてもわかんないよー! あ...
「いくらなんでもそれは無理が……いや、でも……」
確かにまだ時間自体はある。時間のある限り毎日やれば不可...
「やってみる、全部」
「ほ、本当にやるの!?」
「言い出したお姉ちゃんがなんで驚くの……」
「だ、だってまさか本当にするとは思わなくて……」
えへへ、と笑いながら返す。つばめらしい、
「わたしも手伝えることは手伝うから、なんでも言ってね!」
「わかった。じゃあ早速だけど、明日の買い物に付き合ってほ...
「うん、いいよ! えへへ……ちーちゃんとお買い物楽しみだな...
「目的はそこじゃないから、忘れないで」
「だ、大丈夫だよ! 流石にわたしもそこはわかってるから!」
「本当?」
「ほんとだよー! もー!」
他愛のないやりとりをしながら、その日の出来事は終わり、...
行われて――
そして、クリスマス当日、その日へと至るのであった。
#br
○
#br
「メリークリスマス! どーん!!」
自宅の玄関で千羽鶴がパンッと手に持っていたクラッカーを...
クラッカーの先にいた人間――俺はきょとんとして目をぱちくり...
「え、あ、うん。メリークリスマス……これ、全部千羽鶴が?」
飾り付けや盛られた料理を眺めながら問いかける。
「半分くらいはトライナリーのメンバーに手伝ってもらった。...
「凄い。凄いよ千羽鶴! 吃驚したよ。……もしかしてずっと、...
「秘密」
「秘密かー」
「ふふっ」
「はは、はははっ!」
千羽鶴の笑い声をきっかけに、お互いに笑い出す。
当たり前みたいなやりとりがなんだかおかしくて、面白くて、...
「はは……それじゃ、俺からもプレゼント渡さなきゃね。千羽鶴...
そう言いながらプレゼントを千羽鶴に手渡す。
「クリスタルのペンダント……」
「うん。俺が好きなものなんだこれ。いやはや、まだ買えてよ...
そう言いながら自分のペンダントを取り出す。
「嬉しい……。でも、どうしてこれを?」
「これ、俺がずっと悩んだり、挫けたりした時もずっと持って...
「ありがとう、大切にする。それじゃあ私からも」
そう言いながら千羽鶴もプレゼントを取り出す。受け取って...
「これ、千羽鶴が?」
「綾水と一緒に作った。二つあるから、私とおそろい」
えへん。と笑いながら千羽鶴も自分のものを取り出す。確か...
「ありがとう。大切にするね」
「そうしてくれると嬉しい。それと、これは一緒に」
そう言うと、小さなキャンドルを取り出す。
「これは?」
「アロマキャンドル。これを炊きながら、あとで一緒にオルゴ...
「いいけど、なんでオルゴール?」
「うづきちが、『自分が貰って嬉しかったもの』を共有するこ...
「……なるほど。そういうことならいいよ、一緒に聴こう。――で...
「その前に?」
「ご飯、食べよっか」
「……忘れてた」
#br
――こうして、クリスマスの夜は更けていく。聖なる夜、幸せ...
色んな人と紡いだ、色とりどりの軌跡の日。それがまた来る...
#br
――メリークリスマス。
#endregion
文字数限界のため怪文書5作成
終了行:
#region("送り狼")
#br
誰かに尾行されている事に自分が気付いたのは偶然だった
昼間の林を散歩していると背後から物音が聞こえたので振り向...
まだこれだけなら単なる偶然とも思えたがその何者かはその後...
魔女のアーヤから貰った薬草を庭に埋めている事とそれを毎日...
新しい薬草の苗を貰おうとアーヤの家に足を運ぶ途中に出会っ...
その話を聞いたつばめは少し悩んでから名案を思い付いたとば...
「うーんと…なら私が見張ろうか?私も「」otさんの事心配だし...
そこにつばめは困ったように頬を掻きながら条件を付け加えた
「代わりに今日からここに泊まって欲しいんだ…その方が私も動...
その言葉に少なからず動揺する
つばめとは仲は良いがそこまでの間柄ではない
力の差は言うまでもないがそれでも男の自分と寝泊まりする事...
そのことを問うとつばめは無邪気に笑いながら
「「」otさんは優しいし酷いことしないでしょ?」
その信頼が重い…
#br
そしてそれから一週間が経ちやがて一ヶ月そして数ヶ月と時が...
結論からいうと件の何者かはあれ以降姿を見せることはなかった
つばめとは同じような生活で過ごしているだけあって毎日顔を...
魔物な事は問題にはならないし外見は可愛らしい少女であり甲...
好きだと告げた時に涙を浮かべながら頷き微笑んだ彼女の顔は...
膝の上の頭を撫でながら告白した時のつばめが可愛かったこと...
彼女の何もかもが愛おしい
たまらず抱き寄せるとつばめは安心したように額をこちらの胸...
しばらくそうしていると不意につばめは顔を上げてこう言った
「すっかり薬草の匂いも抜けた「」otさんにいいこと教えてあ...
そして満面の笑みで押し倒すように首に抱きつくと囁くように...
「狼はね…狙った獲物を絶対に逃がさないんだよ?」
#endregion
#region("ハロウィントライナリー+α")
#br
「ねえ「」ottoさん…魔女だから謎の鍋ってちょっと安直過ぎな...
というか、私の鍋をなんだと思ってるのよとジト目になるアー...
アーヤは黒いローブに身を纏いハロウィンの仮装としているが...
「うーん…ハロウィンらしくかぼちゃを使おうと思ったのにこれ...
……大丈夫だよな?アーヤはいろいろ試すがやばいものが出てき...
アーヤは俺の悲壮な決意など知らず、鼻歌を歌いながら調味料...
その後ろ姿はまさに魔女のようだった。
#br
「えい」
後ろから頬を挟まれると冷たい感触につい悲鳴を上げてしまう...
彼女は白い着物に身を包んでおり、雪女に扮しているようだっ...
「待ったかしら?」
いや、全然というといいお返事ねと笑う。しかしなんでまたそ...
黙って手を出してきたので俺は苦笑して、その手を握ってポケ...
#br
「がぶ」
布団で寝ていると、掛け布団から出ていた腕を何者に噛まれた…...
「見てわからんか、吸血鬼ぞね」
そこには紺色の吸血鬼のような…ボンテージ?を着たトチ狂った...
胸の北半球が目に毒すぎる…
「今日ははろういんやき、おんしの血を吸いに来たきゅうけつ...
何その語尾…
頭をボリボリと書きながら起き上がると、みやびの肌にはよく...
「あーつーくーなーいー!この格好だと寒いぐらいちや。だか...
出かけないの…?
「この格好で外に出る気が?ありえん。今日はこの服で日光に...
んー…まあいいかとみやび…いや吸血鬼を布団に招き入れると、...
#br
『キョキョキョキョキョキョ!!!!』
突然聞こえた謎の声に驚いて振り向くと、そこにはかぼちゃの...
そのかぼちゃのおばけは動くたびにぼんやりした目がギョロギ...
「ちょっと!!感想も言わずにどこ行くつもり!?」
その声は…神楽?
そう。かぼちゃおばけの正体はハロウィンデートの待ち合わせ...
「変装なしだとまずいと思って仮装したら思った以上に手間取...
頭の被り物を外した神楽にしばし見惚れる。思えば、怖いのは...
「かわいい…」
思わず声に出てしまった賛辞を聞いた神楽はニンマリと笑うと...
「でしょでしょ!ほら今日も残り少ないんだから早く行くぴょ...
俺と神楽のハロウィンデートが始まったのだった。
#br
「ろーそくだーせーだーせーだーせーよー!だーさーないとー...
提灯を持った千羽鶴が部屋の前で歌っていたのでドアを開ける...
「どう「」ot!私も勉強したのよ。これがハロウィンよね!!」
……うーん?ハロウィン…かなあ?
取り敢えず地元でやっていたのと同じようにロウソクを渡して...
「よくわからないわ。どうしてろうそくをもらいに近所を訪ね...
「本来はお菓子を渡すんだけど流石に伝わらないか…ちなみにこ...
嘘でしょ!?と驚愕の顔をする千羽鶴。うーん…ネットで調べた...
自分の失敗に気づき頭を抱える千羽鶴を家に上げると、千羽鶴...
千羽鶴用のお菓子を渡すと引っかかれることも噛まれることも...
#br
「ハッピーハロウィーン!!」
どたぷーんと胸を揺らしながらいかにもな格好で部屋から出て...
今日デートに誘ったのは確かだったがまさかエリカが自分から...
「エリカさん…着替えないと今日のデート無しね」
なんで!?と驚愕した顔になるとエリカはがっくりと肩を落と...
「今日はエッチな格好したエリカさんと部屋でいちゃいちゃし...
そう取り繕うとエリカはぱぁっと明るい顔になる。自分でもそ...
まぁ、いじめることに変わりはないけれど。
エリカの少しだけだらしのないお腹をぷにぷにと触ると、その...
#br
「ろーそくだーせーだーせーだーせーよー!だーさーないとー...
千羽鶴とハロウィンっぽく部屋を飾り付けてパーティーらしき...
玄関を開けるとそこにはやはり提灯を持った原初がいた。
「何をしているの?原初の私。それは北海道の習わしでしかも...
お前が言うなお前が!ほら原初キョトンとしてるだろ!?
「え?私何か間違えたの?え?「」otさん…?」
「あーえーっと、トリック・オア・トリートって言ってみ」
「??」
「いいから」
「とりっくおあとりーと?」
はいおかしね。と原初も部屋に入れる。原初を迎えて三人でハ...
#br
「トリック・オア・トリート!!」
神楽の家に入るとミニスカ魔女姿の美佐子さんに出迎えられる。
はいとお菓子を渡すとなんと美佐子さんはそのままそのラッピ...
後ろに回って抱きついてきた美佐子さんは俺の耳を甘く噛んで...
「ちょっと!?やめて!!神楽!!神楽はどうしたんですか!...
「部屋でまだ着替えてるんじゃない?」
何やってんの神楽!?早く助けて!!
ババーンとリビングの扉を開け放った神楽が可愛い小悪魔風の...
「何やってんの?」
神楽はブチ切れた。
美佐子さんを引き剥がしにかかるもいたずらするときの美佐子...
#br
「トリック・オア・トリート♪」
酒の空き缶だらけの部屋に虚しく声が響く。その声の主は真幌...
「あいつらは気にしないだろうし誘ってくれたが、大人が入る...
冗談で通販したハロウィン用の安っぽい衣装を着てため息をつ...
《その服かわいいね》
《なんだお前は。なんの話だ》
《いや、ハロウィーンの話。今からでも参加してくればいいの...
《からかっているのか?覗きは犯罪だぞ》
《トリック・オア・トリート》
《なんだ?》
《トリック・オア・トリート》
《だからなんのつもりなんだ》
いたずらにしてはたちが悪いなと思いながらスマホをベッドに...
「トリック・オア・トリート!!」
そこにはトライナリーの面々がいた。
「ってまほさん!その格好!」
「やっぱり来て正解だったわねv」
「あの!みんなでお料理食べませんか?」
口々に話しかけられ連れ出される真幌。
スマートフォンには【端末操作:解錠】の文字が表示されていた。
真幌がその後どうしたかといえば、まぁ言うまでもないだろう。
彼女の部屋にはその後ぎこちない表情で写った、真幌を含めた...
#endregion
#region("トライナリーの手料理を食べたかった")
#br
トライナリーのハロウィンパーティーにお呼ばれした
そこまで手の込んだ仮装はしないのが少し残念だが代わりに全...
みんなの手料理を食べられる機会を逃すわけにはいかないがが...
とみんなに挨拶しながら玄関先まで迎えに来たにゃぼにカバン...
昔絵本で見て憧れてたのを作ってみたと言う神楽のかぼちゃの...
ギャヴィのかぼちゃポタージュは隠し味だと言う蜂蜜と豆乳が...
おかずはみやびのかぼちゃコロッケとアーヤのかぼちゃグラタン
最初は甘いかぼちゃの煮付けやパイにしようかと思ったが他が...
甘いもの多いし箸休めには丁度えいやろ?とはみやびの弁である
デザートはつばめちゃんのかぼちゃのモンブラン風カップケー...
カップケーキはよく刻んだ皮も混ぜ込まれたほろ苦さを感じる...
ねっとりとした甘さのクリームをフルーツに付けるのもいいが...
#br
…結局美味しい美味しい!とぱくぱく食べて全員から微笑ましい...
「今日は何の日か…分かってますよねよね?」
食後片づけを手伝っていると冗談めかした感じで神楽が声をか...
さぁ何の日だったかな?
そしらぬ顔でそう返すと
「それはですねー?せーのっ!」
「「「「「「トリックオアトリート!」」」」」」
全員が楽しそうに声をかけてくるがもちろんこちらもそれは分...
正直イタズラされるのにもたいへん興味はあるが涙を飲んで近...
そうカバンの中に…あれカバンは…?…カバン…にゃぼが持って行...
「あれれー?まさかお菓子無いんですカー?」
硬直したこちらを見ていい笑顔の全員
これがにゃぼに何らかの指示をしていた結果なのか偶然なのか...
となればやることは一つだ
乾いた笑みで両手を上げて一言
お…お手柔らかに…
#endregion
#region("通りすがりのにゃボットがトライナリーの怪文書だ眼...
#br
「あなた眼鏡してないけどコンタクトに変えたの?」
劇場で掃除の掃除を終わらせるとガブリエラがそう話しかけて...
「眼鏡を寝ぼけて踏んづけて壊すって、大人なんだからしっか...
全く持って返す言葉もございません、そのせいで代えの眼鏡も...
「あ、それならしばらくの間色々と不便何じゃない!?」
と、何だか少しにテンションが上がった用なカブリエラに、車...
……あーでも眼鏡が無いまま生活するの久しぶりだしもしかする...
「!?なら私が2日間色々手伝ってあげるわよ!!」
彼女自身もあまりに早く大きい声で反応してしまったのに慌て...
そんなガブリエラに微笑ましく思ってると目線で早く返事をし...
「それじゃあ、はい。」
とガブリエラが手を出す。
「ほら早く、階段なんかで躓いたら大変なんだからエスコート...
そこまではしなくて大丈夫だけどと思うが、では宜しくお願い...
「ええ宜しくてよ、けど眼鏡がなおったら今度は貴方が私をち...
そう言って自分の手を引くガブリエラと今度自分が彼女をどん...
#br
また他のトライナリーの皆がガブリエラと手を繋いでいるのを...
#endregion
#region("メガネトライナリー")
#br
「きゃっ!?」
椅子に座りかけた神楽が立ち上がって素っ頓狂な声を上げる。...
「なにこのメガネ…?」
俺はそれを受け取ると答える。
「いいや、これはハヅキルーペ。神楽のおっきなおしりに踏ま...
プラモ作るときに使うんだと補足する。
「いやあ探してたんだ。椅子の上だったとは…せっかくだし神楽...
受け取ろうと掴んだハヅキルーペが俺の手に渡ることはない。...
「神楽…離して?」
「だ!れ!が!おっきい尻ですって!?言うにことかいて尻が...
あ…これはまずい…
「大体ねー!「」otはデリカシーってものが……!!」
神楽のお説教をしばらく聞いて膝の上に座られ大きくないよね...
#br
「ブルーライトカット眼鏡?」
訝しげな顔をするみやびに赤フレームの少しおしゃれなメガネ...
PCにかぶりつくのはともかくなんの対策もないのはなと思いプ...
「あ…ありがとさん…でも「」棒の前ではかけん。な…なんかはず...
頬に手を当てて恥ずかしがるメガネみやびかわいい…やばい…
恥じらいメガネみやびをしばらく楽しんでいると、思ったより...
#br
「こんにちはー「」ィル!」
元気よく部屋に入ってきたつばめを見て俺は吹き出した。いや...
「メガネが好きって聞いたからかけてきたょ!」
なんで鼻眼鏡なのつばめ!!
ドヤ顔のつばめを見て笑いがこらえきれない。ついゲラゲラ笑...
「ゎたしなにか間違えたかな…」
いや面白いから正解だわ。大正解。
取り敢えずざるを持たせてどじょう救いさせたい。つばめのフ...
つばめの頭をワシャワシャと撫でると髪変になっちゃうょゃー...
#endregion
#region("黒塗りモザイクっていいよね…")
#br
「コーンコン」
部屋にはいってきたエリカさんはまた妙な装置をもっていた。...
それで今日は何をするのかと聞いたら、息抜きにARのオモチャ...
エリカさんは俺にゴーグルを被せるとスイッチを入れる。
「じゃあ見ててね!」
するとエリカさんはおもむろに白衣を脱ぎ出し、Tシャツの裾に...
ちょっと待ってなんのつもりと慌てて制止するもそのまま構わ...
ちょうどその部分だけ黒塗りのようになっている。
「どうかな?見えてないよね?」
つまり、これが今回の発明なのだろうか…
「あのね!これは画像認識で登録したものが視覚に入るとそれ...
確かにバッチリ隠れてる。そう伝えるとエリカは成功だね!と...
「ひゃあっ!?な!な!なにしてるのかな!!」
何って、黒塗りの下はどうなってるのかなって…と更に手を前に...
柔らかく重量感が手に心地よい。
横から見ても厚みがあるわけではなくただ指定の座標を隠すよ...
「なるほどねじゃないよ!!もーっ!!エッチなんだから!!」
俺は実験の検証をしてるだけ~としばらくのエリカの胸を揉み...
実験の協力という手前恥ずかしがるのが恥ずかしいという謎の...
それじゃ遠慮なくと隠すべき座標を指先でこねたり、指先を沈...
しかし柔らかい。けしからん。どんどんムラムラが高まってい...
#endregion
#region("ぴーん!")
#br
「ぴーん!」
温水プールのプールサイドで神楽がなにか足りない掛け声をあ...
なんなの神楽とガブリエラがやる気のない声をあげると、神楽...
「はやく「」ミも手伝うぴょん。これからトライナリーの乳首...
ガブリエラが刺激に耐えかねて膝をつくもなおえげつない愛撫...
ずれた水着からはピンク色のかわいいガブリエラの乳首がつん...
「ぴーんぞね」
みやびがだるい声をあげるとアーヤが悲鳴を上げる。
なんとみやびは更に大胆なことにすでにアーヤの水着を奪って...
なんなんだこれは…何が起きているんだ…
困った俺は神楽にダイブしココロゲートヘ。
とりあえず月神楽の乳首を立てようと月神楽を押し倒した。
とりあえず数ラウンドいじめ倒した月神楽にことの真相を尋ね...
しかしなんでまた乳首の長さなんて実に下らない話で勝負しよ...
いや、わからん。
2x領域にたむろってた司書達にはやくやめさせなさいと伝える...
「ほらほら■■野郎…私が一番ですよね?というか最近来る頻度減...
「ひゃっちゃんずるい!わたしもやります!」
「あんたたちいいかげんに…ひゃっ!?」
「ブタ!はやく助けなさいよーっ!!」
「ちょっとココロゲートの風紀が…ひゃっ!?」
「……ふふふ(ゾクゾク)」
これはまずい…収拾がつかない…その時不思議なことが起こった。
『どーん!!!!!!!!』
世界は真っ赤に染まり現実に戻る。
トライナリー達は正気に戻りトップレスになった三人が慌てて...
サンキュー原初!
#endregion
#region("三人で温泉旅館")
#br
アーヤと小夜と三人で温泉旅館に来ていた。
アーヤにかなり強めに旅行中はエッチなことなしと釘を打たれ...
こうして夜風に当たっていると少し冷えてきたので、せっかく...
折角だし混浴風呂に…この時間だし誰もいないだろう。
どうせならば女湯以外はコンプリートするぞとかけ湯して湯船...
「あら…?「」otさん?アーヤがいるのに混浴に来るなんていけ...
小夜だった。
もしかして約束でもしてた?と気を使うようなことを言われた...
顎から滴る水が湯船の湯を揺らす。その波紋の先には透明なお...
「いけないこと、してみよっか?」
小夜は立ち上がる。アーヤほどの大きさはないし、よく食べる...
「ねえ、さっきなんで私が混浴にいるのか聞いたわよね?」
距離を縮めてきた小夜はそのまま立ち尽くす俺の身体に密着す...
「こういうコト、したくて」
まずい。
これはまずい。そう思うも、夜風に冷えた身体に小夜の身体の...
小夜に手を引かれて湯船に浸かる。冷えた身体に染み渡るよう...
めざとくそれを感じ取った小夜はゆるゆると固くなったそれを...
小夜はその先端を髪をかきあげながら咥えると顔にお湯がつく...
こういうコト、慣れているんだろうか。
なんて聞くこともできずになしくずしに小夜の愛撫に身を任せ...
それほどまでに小夜は魅力的で、したたかだった。
アーヤの顔が脳裏をよぎる。
すると節操のないことに小夜の口の中のモノはより大きく腫れ...
上目使いの小夜の表情に腰が震え、お湯を汚すとまずいという...
#endregion
#region("ジト目つばめちゃんスキ")
#br
「じとー」
つばめがそんなことを言いながら見つめてくる。
しかし口でじとーなんて言うかね。
それどころかジト目にすらならずに眉間にシワが寄る。それを...
「なになに!?」
なになにってのはこっちの方だよと問いただすと、メールニュ...
しかしつばめの性格では意識的にジト目になるなんて不可能だ...
それこそ百鶴の領分だし神楽への塩対応ぐらいでしか見られな...
自分が見ることは早々ない。
しかしどうにかしてジト目を使いこなせるようにしたいつばめ...
「つばめちゃーん…パンツ何色?」
「ええっ!?……今日はー…」
驚きつつも自分のスカートをめくり上げて確認するつばめの下...
どうやらつばめのジト目は見られそうにもない。
#endregion
#region("神楽と添い寝してイタズラしたい")
#br
「んん……」
ふと寝息が聞こえて神楽の方を向くと、彼女はゲーム中に寝落...
神楽と協力プレイしていたクエストを切り上げ、スマホを取り...
仕事終わりにだらだらとゲームをしながら過ごしていたが睡魔...
仰向けに寝ている神楽が髪を食べているのでそっと手で払うと...
行儀悪いな…
しかしすると、めくれた白い掛け布団から神楽の黒い寝間着に...
少しだけ、少しぐらいなら…と神楽の上下する胸に手を置いた。
ふにっと、平坦だが女の子のそれは柔らかくてドキドキする。
そっと顔を近づけてキスをすると、やはりいつ重ねても神楽の...
すると神楽は抱き枕を求めて腕を回してきた。
軽く引き寄せられる感覚に逆らわず神楽と抱き合う格好になる。
電気もつけたままだし掛け布団も蹴っ飛ばしたままだが、神楽...
女の子の細い肩…背中に回した手に感じる背中のアールに肩甲骨...
少し手をずらすと神楽のお尻にも手が届き、揉みしだくとくす...
しかし起きる気配はなかったので、起こすのも悪いかなと思い...
次の日目覚めた神楽は着崩れていて自分に抱き締められていた...
#endregion
#region("「」otのシャッツ来訪記")
#br
「貴方が会いたいときに、ぴょんこはいません」
ノートを捲る手が止まる。息が止まりそうな感覚だった。
似て非なる世界が重なる場所、シャッツキステ。
トライナリー達と絆を深めたはいいが、ここに来られなかった...
暖かい紅茶を選んだとき、二杯目を頂いたとき、三杯目の時に...
すると、こちらの本棚ですよ、持ってきますね、と。
なんだ、すぐ後ろにあったのか…手間をかけて申し訳ないことを...
それは文字であったり、絵であったり…時折神楽のコメントとイ...
そこには様々な想いがあって、神楽の直面していた状況であっ...
2冊読み終わった頃には紅茶は冷めていた。
飲み干して、残りの2冊を手に取る。そこには、つばめの、アー...
届いたスコーンを、手順を思い出しつつ食べる。
捻るように割り、ジャムとクロテッドクリームをたっぷりのせ...
切りの良い一時間が近づき、自分でもコメントを残し、会計に...
今度は神楽のハーブティーと、オススメのシフォンケーキを食...
この不思議な、世界が重なる素敵な私設図書館で、神楽と、ト...
#endregion
#region("しっとり月神楽")
#br
「遊園地に行くわよ下僕」
ダイブして早々馬乗りされながら月神楽にデートのお誘いをさ...
「作ったの」
ほらほらと手を引かれて遊園地に入るとそこにはコーヒーカッ...
月神楽の遊園地のイメージがかいまみえて少しほほえましい。
「行きますよ下僕!!」
へいへいと言いながらついていくと、月神楽は屈託のない表情...
それは現実の神楽を思い出すようなとびきりの笑顔で…何度もメ...
そんな時間はあっという間にすぎ、辺りは真っ暗になった。
「下僕…観覧車…」
はいはい月神楽様と、多分、今日最後のアトラクションに乗り...
「ねえ下僕…楽しかった?」
それは多分、今日のデートの事を指しているのだろう。
もちろんと答えると月神楽はそうとそっけない返事。ふと外に...
「なにもないでしょ?華やかなビルもきらびやかなアーケード...
月神楽は黙り混んでしまう。
でも、と上を見上げる。
その代わり、星が、綺麗に見えるよと言うと、空一面に輝く星...
「私ね…」
いつの間にか昇華した月神楽が隣に座っていた。
「見ようとしていなかった事を教えてくれるあなたが…」
ぎし、と観覧車の軋む音がする。
月と星が落とした影はひとつになり、二人きりの遊園地は、一...
#endregion
#region("シンギュラリティと")
#br
「しゃきーん」
また無意味に昇華するシンギュラリティのハイレグ褐色太もも...
心にも思ってないくせに、つい何で今昇華したのシンギュラリ...
「もしかして気づいてないとでも思っとるぞね?視線がバッチ...
マジなが!?と驚いているとシンギュラリティはフードつきの...
「ほうれほれパネルラインだよ。ももチラぞね…いつものパイタ...
くそう男の子をからかいやがって!しかし寝ているわけでもな...
なんてこちらが葛藤しそうになっていると、ふわりと俺の体を...
「姿は違えどうちはうち。しょうまっことへたれな相棒にはや...
抱きついてきたシンギュラリティの身体は思っていたより数段...
「やっぱりえいね…安心する…」
腕の中の少女は、やっぱりみやびなのだった。
#endregion
#region("百鶴と")
#br
「■■野郎…これ…」
こたつに入って数十分。百鶴と来たらミカンを剥いてはよこし...
ありがとうと食べると百鶴はむふふと何とも言えない笑顔にな...
しかしこのままミカンを食べまくるのもきついものがあると策...
はいひゃっちゃん、あーん。
「ダイレクトアタック!?」
目を見開いて驚きの余り昇華する百鶴。
黒いなんか丸いのが恥ずかしがってこたつの布団に潜り込んだ。
なんかかわいいな…
「私が剥いたミカンをそのまま私に食べさせようだなんて本当...
目を閉じて震えながら口をあける百鶴。
昇華して大人っぽい見た目なのにまるで子供みたいなしぐさで...
ふといたずら心がわいて、そっと指を唇に触れさせる。
驚きに目を見開く百鶴の口にミカンを放り込むと、しーっと静...
百鶴は顔を真っ赤にしてこたつ布団で顔を隠した。
いやあ百鶴はかわいいなあ!!
#endregion
#region("おねショタ「」ot")
#br
「それー!パーイターッチ!!」
「きゃっ!?ちょっとダメだよーっ!!」
走り回る「」otを叱りながら追いかけるエリカ。
「」otは小学生ぐらいの外見になっており元気よく駆け回るの...
エリカはすぐに息が上がってぜえぜえ言い始める。
「エリカはたいりょくないなー!もっかいパイターッチ!」
抵抗する気力もないエリカはその場に座り込んでしまい、「」o...
軽くさわるだけのつもりが、むにゅっと沈みこんでいく柔らか...
「あっ…やっ…だめ…だからぁっ…!」
遡ること数十分前。「」otに栄養剤と間違えて試薬を飲ませた...
しかし若返る薬なんて作っていないはずなのに…なんて考えてい...
「……エリカぁ…なんか変だよ…」
どうしたの!?まさか副作用…顔を青ざめさせるエリカだったが...
「なんかおちんちんがむずむずする…」
股間を押さえる「」otこれは…間違いなくアレだろう…
方向性の違う修羅場が訪れたエリカ。ごくりと生唾を飲み込む...
そっとズボンを下ろそうとするが「」otの抵抗にあいなかなか...
見せてくれなきゃ治療できないよ?見せて?ね?と優しく声を...
(これが…男の子の…)
エリカにとってそれは強烈で、思わず食い入るように見つめて...
「は…恥ずかしいよエリカ…」
(出したら治る…よね?)
ドキドキと自分の心臓の音がうるさいほどに聞こえる。
口を開けていざそれを咥え…
#br
…ようとしたらドアが開いた。
「ただいまお姉ちゃ…ってなにやってるの!?は!?え!?犯罪...
エリカは緊張感に耐えきれずその場に倒れ込む。
その拍子に口のなかに入ったそれは熱くぬめるような感触で…「...
めでたしめでたし。
#endregion
#region("PPPP.PYONKOCHAN!")
#br
目を覚ましてぴょんこ達の世界が何者かに侵略されてるぴょお...
作り物みたいな毎日に「」otのSOSが加速するぴょん!!
部屋のデスクトップPCに来たお客様ぴょんこちゃん!!
babydondonしてる!!かわいい!!Cry!
ぴょんこが今日もアクセスフラッシュぴょん!!
よくわからないけどアクセース!フラーッシュ!!
スイとでましたぴょんこちゃん!!
大きいのに胸は薄いままなんだねえ…
違うそうじゃないといいながら見慣れたスマホ同じ待ち受けに...
そうあの日の誓いってなんだっけ君と何を語ったぴょん?
目を覚ましてぴょんこ達の世界が何者かに侵略されてるぴょお...
覆われた日常というベールを勢いよく剥がしたら誓いの鐘を鳴...
「」otを退屈から救いにきたぴょん!!
#endregion
#region("地鶏アーヤ")
#br
「お帰りなさいあなた…ご飯にする?お風呂にする?それとも…...
言いよどむ綾水にとりあえず声をかける。
「寒くないの?」
修羅を見た。
いや、叱責の暴風雨に曝されるってこういう感じなんだろうか。
青い水着を着た綾水に玄関先でメチャクチャ叱られて…というか...
「え?なんで水着を着てるのかって?あなたよく私に着せてた...
くそっかわいいな…とにかく風邪引くから風呂に入ろう。
そういうと綾水は笑顔になってわかったわ!お風呂ね!と言っ...
あれ?どういうことだろう…
#br
…カポーン!なんて気の利いた音はしない我が家の風呂場…その...
…の後ろで上機嫌に鼻歌を歌うアーヤ…これはつまり…どういうこ...
綾水はボディソープをあわ立てて身体を洗っている。
水着の上から…本当に風邪でもひいたんじゃあるまいな…なんて...
むにゅり、と、綾水の、水着越しの胸が潰れる感触が背中をと...
「あの…綾水?なにして…む!?」
胸をおしつけるだけでは飽きたらず、なんと綾水はそのまま胸...
これはいわゆるソーププレイというやつでは…
「お客さん…かゆいところはないですか?なんてね」
ソーププレイだった!!お堅いあの綾水がなんで!?
振り向いて問いただそうとするが、何か勘違いした綾水は俺を...
こんなの我慢できるか!?
俺は勃ち上がってしまった自身が綾水の下腹部を押し上げる感...
「あ…すごい…硬くなってる…」
俺の身体の変化に目ざとく気付いた綾水は唇をぺろりとなめる...
目の前には綾水の尻がゆらゆらと揺れていて興奮でどうにかな...
「よい…しょっと…ぬめりが足りないわね?えい」
胸の谷間に挟まったモノに直接ボディーソープを追加するとい...
うっわ早…なんていわれてしまったら俺はもう生きていけない…...
「んっ…ちゅっ…れろ…これでいいのかしら?どう?きもちいい?」
気持ちいいなんてもんじゃない…最高だ…俺はここまでくるとい...
きゃっ!?と驚く声が聞こえたが気にしない。
俺はアーヤの水着越しにぺろりとスジを舐め上げると、水着を...
綾水も負けじと俺のモノを舐めしゃぶる。
もう二人とも完全に出来上がってしまっていた。
どちらともなく起き上がり、抱き合うと我慢の効かないモノを...
俺は確認することもなく、綾水の中に挿入っていく。
綾水の膣内は熱く、そして狭い。しかし拒むようなことは泣く...
ボディソープまみれで全身を絡みつかせながら動き続けている...
俺は綾水の一番奥に、先ほどよりも濃く、多い欲望を注ぎ込ん...
#br
「ところで、綾水は何処でこんなエッチなこと覚えてきたの?」
散々ヤりまくって、身体を洗ってから二人で狭い湯船に漬かり...
えっ、何々怖い…。
綾水は表情を変えないままポツポツと語り始めた。
「今日ね、家事をしていたら少し早く終わったからいつもより...
そしたらね、あなたの部屋にね、夫婦といえどプライバシーっ...
そしたらね、あなたが昔私とのWAVEに使ってた端末を見つけて...
もう辞めろ綾水嫌辞めてくださいごめんなさい綾水様…
「水着の女の子が顔を隠した自撮りとか…泡だらけになってるの...
風呂に入っているというのに寒気がする…のは気のせいじゃない...
「潰すわけないじゃない。私だけ見てくれるように、私の身体...
その日俺はアーヤに空になってもシゴかれまくった。
正直、幸せだったが生きた心地はしなかった。
俺は今度アーヤをうまい自撮り…じゃなかった地鶏屋に連れて行...
しかし、今度は仕事中にアーヤのえっちな自撮りが度々送られ...
#br
#br
#br
「雨降って地固まるね。よかったじゃない」
言葉とは裏腹にズズズとコーラを飲み干した小夜がアーヤを祝...
「ホンットありがとう小夜!相談に乗ってくれて感謝してる!」
アーヤが大げさに礼を言うのを苦々しい顔で受け取りながら、...
「というか男女の性活の相談はこれっきりにしてよねー…猥談は...
うえーっっとジェスチャーする小夜にアーヤはもじもじとしな...
「ところでさ、その写真?ってどんな人だったの?」
興味本位で聞いた小夜はアーヤがその画像をすっと見せてきた...
「きゃっ!?」
噴出した。ちょっと待って欲しい…なんでこの画像…撮るだけと...
そこに写っていたのは髪型をかえて顔を隠した小夜だったのだ。
「でもホントありがと!ここは私がおごるわ!!」
「いや、その、いいよというかわたしがおごるわ…お祝い」
アーヤのおごりを辞退する小夜に驚くアーヤだったが、またノ...
(なんかゴメンねアーヤ)
小夜はひっそりと心の中で親友に謝罪をするのだった。
#region("[いつかどこかの前の端末のログ]")
#br
Hi「」ot!
あなたのご所望だった『えっちな自撮り写真』をレディネスの...
私に性的な感情はありませんが一般論としてこれはかなりえっ...
え?この女性が誰か?知らないほうがいいということもこの素...
それでは私はログアウトしますので、あなたのオナニーライフ...
#endregion
#endregion
#region("ほほえまちー")
#br
「ちーの手料理が食べたいな」
「」otがまた藪から棒な事を言い出す。
私は適当にあしらおうと思ったのだけど、彼は私が料理ができ...
本気で料理ができないとおもわれたままというのも少し腹立た...
そうと決まれば…驚かせたいから日持ちするものでなるべく簡単...
その後は苦労の連続だったわ…卵を3パック買ってきたそのすべ...
ぜんぜん勝手が掴めないのだ…というか火の通りなんて食べるま...
それを半熟だの固ゆでだの…結局彼がいない時間を見計らってや...
だけど…
『このゆで卵うまいよちー!流石だな』
えへへ…っとそんなこと考えてる場合じゃないわ…気付くように...
#endregion
#region("エリカさんの寝間着いいよね…")
#br
エリカさんに朝起こしに来てほしいと頼まれたのでやって来た...
部屋全体は暖房が効いていて暖かくエリカさんは何も掛けず寝...
Tシャツ一枚、信頼してくれているのかあるいは異性として意識...
とにかくこのままだと変な気をおこしてしまいそうだし早く起...
そっかー下は下着かー、安心したような残念なようなそれはそ...
アーヤの姉妹だけあってと言うと変だが豊かな胸が寝息と共に...
声をかけても起きないし少しだけならいいよな、息を潜め物音...
#br
「あはは、自分からお願いしたのに全然起きれなくてごめんね...
結局のところあの後エリカさんが起きないよう慎重かつ手早く...
部屋の鍵を渡してこのような無防備な姿をさらしてくれる信頼...
気にしないで取り合えずコーヒーでも入れて来るからキッチン...
#br
「えっとその、おはよう。」
#br
うん、おはようエリカさん。
#br
#region("卑しい系エリカさん")
#br
あの人が部屋から遠ざかる足音を聞くと目を覚ましたふりをし...
「うーん、さすがにいきなり最後まではいけなかったかあ……」
私は全然大丈夫だったんだけどなあ、と先程までの部屋の様子...
「でもきちんと異性としては意識されてるのは確認できたし、...
あの人の周りは綾ちゃんも含めてかわいい女の子がいっぱいい...
少しやり方がずるくて自己嫌悪する
でも……
「これぐらいはやらないとスタートラインにだってたてないん...
そうやって稚拙な自己弁護をして自分を奮い立たたせ起き上が...
この日のために普段は選ばない服も買ったし着替えないと、あ...
もしあなたの為にこの服を選んだんだよって言ったらあなたは...
#endregion
#endregion
#region("なぜなにトライナリー! オルゴール編")
#br
なぜなにトライナリー!
みんなのところにオルゴールは届いたかな?あ!つばめです!
今日ゎゎたしたちのオルゴールがみんなのところに届く日だか...
えーっとね…あれ?
そぅぃぇばゎたしお手紙にぉ返事しただけだからオルゴールの...
ゎたしなにもぃぇることなぃょ!!
#br
#br
なぜなにトライナリーの時間ぴょん!
今日のテーマはオルゴール!みんなはオルゴールのアースタシ...
さてさて!本題です!高級オルゴールなんてなかなか触る機会...
金属を打って音を出す楽器であること、それが精密な機械であ...
色々調べてわかったこともあるんですよ!
摺動部が擦れているタイミングで動作を止めない。
つまり曲の途中で閉じちゃ嫌ですよ~ってことですね。ゼンマ...
聞くときはたっぷり8割巻いて、ゆっくり聞いてくださいね?
あとあと!強引なのもダメですよ?何事もやりすぎはよくあり...
そして、精密な機械ですから、可動部が多いです。
放置されたらオイルも固まっちゃうし錆びてしまいます!寂し...
そして、心を込めたメッセージを刻印してあります。
すこし恥ずかしいけど、何度も読み返してほしいから、手袋を...
それでは!あなたとぴょんこに素敵な音楽の旅を!
#endregion
#region("愛しい貴女へ")
#br
ある日彼女に一枚の紙を渡された
なんでもこの内容を自分が読んでいるのを録音したいらしい
何だろうと読んで見てもしばらくは分からなかったが見返す内...
これはお別れの時自分が彼女達に送ったメッセージだ
最後のお別れになるからと当時の自分の思いを籠めた見返すと...
あのせめて録音は…と言っては見たが
こっちは何回もボイスメールを送ったのに不公平だと思わない...
そう言われてしまうと弱い
…仕方無い腹をくくろう
楽しそうに椅子に腰かける彼女の前に立つ
恥ずかしさが無いとは言わない
けど自分もこの想いをあの頃とは違って目の前にいる彼女に直...
だから心を込めてこの想いを謳おう
「じゃあいくよ…えー…」
愛しい貴女へ
#endregion
#region("愛しい貴女達へ")
#br
どうしてこうなったんだろう
真剣な表情のトライナリー達と手元の手紙を見て改めてそう思...
言い訳するつもりは無いが皆を支えるつもりで結果的に6股に...
よく考えれば全員仲いいし「」otに中の人がいて全員共通人...
当然全員が憤ったらしいが共有財産…とはまた違うが自分達を支...
多股を黙っていて伝えなかった事もOSの問題があったと千羽...
直接会って話せるようになってすぐ全員に謝罪しなかったらと...
自業自得とは言え読むならせめて全員の前じゃなくて個人ごと...
…仕方無い腹をくくろう
真剣な表情の彼女達の前に立つ
メッセージの内容に嘘はないしここまでの関係に後悔はしてい...
一人ひとりへの心を込めたお別れの言葉だしそれは彼女達も分...
だからこそ
「胃が痛い…」
#endregion
#region("元カノ小夜さん")
#br
ソファに寝転がりながら映画を見ていた小夜は、スマホのバイ...
いいところだったのに…さてと通知をタップすると相手は「」ot...
どうせまたアーヤの相談ね…あーあ…と短くOKと返信してから動...
これは…スイパラよねとひとりごちてだるい頭を振って服を脱ぎ...
それにしても今度はなんなのかしらね。面倒ごとじゃないと良...
早すぎ…女性の支度は時間がかかると何度言ってもわからないん...
風呂から上がると、本を読みながらソファにくつろいでいた「...
別に良いんだけどさあいくらなんでも早すぎ。そういうと「」o...
「じゃ、行きましょ?おごってくれるんでしょ?」
勿論。と答えた「」otと小夜は玄関を出た。
「それで?相談事があるんでしょ?ケーキが不味くならないぐ...
皿いっぱいに積まれたかわいい小さなケーキに舌鼓を打ちなが...
最近小夜と仲良すぎるんじゃない?って言われるって…と。
え、私か。
えー。案の定面倒な感じだった。
スイパラで正解。とりあえず話を聞いてみれば私と話すときよ...
まぁ性格考えればわからないでもないけどね。
それで結局どうするのかと聞いたら、小夜と距離を置くのは嫌...
そうは言われましてもね…「」otさん私とアーヤの関係に嫉妬す...
なんかイライラするぐらいに。
とはいったものの、そういう示し合わせで人付き合い考えるの...
とりあえず次はバーね。美味しいお酒でもご馳走にならないと...
私たちはきれいにケーキを平らげて次の店に向かった。
#endregion
#region("教えて!ぴょんこ&月先生!")
#br
ぴょーん!ぴょぴょーん!ぴょんこぴょん!月ちゃん!これな...
せめてオマージュと言いなさい…それに一応このシリーズ3本目...
まぁこまけぇこたぁいいんだぴょん!そんな事より「」otちん...
貴女が言い始めたんでしょうに…思った通りの内容が来た人も少...
話がそれたけど本題に入りましょう!明後日はガストライブ!...
FreyMENOWのお友だちとアーヤさんのお友だちが出演するぴょん!
地方の下僕達の中にはもう出発した下僕もいるかもしれませんね
今回の怪文書はライブに関しての個人的な確認も兼ねた内容ぴ...
体調管理やスタッフの指示には従って周りに迷惑をかけない…み...
とりあえず気がついた所だけ纏めてみたぴょん!
●ドリンク代500円は現地で支払う
入場後に支払って専用コインを貰ってそれと交換する場合が多...
お札でも大丈夫だとは思いますが一応硬貨の用意をおすすめし...
●くじと物販の会計は別の場所にあってそれぞれの合算はできない
●クレジットカードはなるべく4000円以上からでくじでは使えない
まぁこれはそのままですね
特設ページにも書かれてたぴょん
●コインロッカーは駅や会場にもあるけど財布やチケットまで入...
個人的には一番気を付けたい所ぴょん
かさばる荷物や買った物販を預けるのはいいけど入場始まって...
…とまぁ他にもあるでしょうがこんな所ですね
チケット購入が間に合わなかった少し抜けてる「」otちんには...
後個人的に問い合わせてみましたがくじは会場限定ですがライ...
なので行けなかった下僕達も気落ちしないでくださいね
ライブに向かうついでにシャッツキステやむぎまるに行ってみ...
まぁ当日のその辺は同じ考えのbotで混雑する気がするけどネー
水刺してんじゃねーよラビット馬鹿!
月ちゃん!顔は!顔にグーは不味いぴょん!あっそうだ!変わ...
…そろそろ時間のようですね
それでは…今宵唄われるは少女の想い
歌声の導く先は少女に勇気をくれた魔法使い
遠く離れた貴方に想いを込めて
貴方と私達に素敵なココロの旅を!
ぴょん!
#endregion
#region("「」otアーカイブ")
#br
つばめ:「」otさんからもらった思い出やそうやってできた私達...
アーヤ:でも、どんなに大切な記憶も生きている時間が増えれば...
ガブリエラ:ちょっとアーヤ?
神楽:やっぱりアーヤさんはアーヤさんですね…
アーヤ:うっ…ごめんなさい…失言だったわ…
みやび:アーヤの間が悪いのはいつものこととして、いっちょる...
つばめ:あーかいぶ?
みやび:要はあいつの発言やら何やら残したもの全部集めて一つ...
神楽:それはおもしろそ…いいですね!
ガブリエラ:じゃあ作ってやろうじゃないの!
アーヤ:まずは電車のドアが開いたところから…
神楽:は?フェノメノン突入直後ですよね?
みやび:神楽…おんしまさか…
#endregion
#region("水着で炬燵に入ってる女の子にちょっと卑猥さを感じ...
#br
「んん?なんですかこれは…」
目を覚ました百鶴は自らに起きた異変に眉をひそめる。とはい...
どうせカレンだろうからみかんをもってきたらとっちめてやろ...
「ひゃっちゃーん?いるー?ってなにそれ水着!?可愛い…好き...
「■■野郎…」
百鶴は水着で「」otの対応を余儀なくされたのだった。
「ひゃっちゃんそれつばめが着てた水着だよね!ひゃっちゃん...
「あーはいはいうるさいですね■■野郎は…」
そこはかとない恥ずかしさから胸元をぱたぱたと仰ぐと「」ot...
なんとなく反りをして体を伸ばすと見えそうで見えない南半球...
(これは…面白いことになりましたね…)
恥ずかしさと面白さの天秤が少しだけ後者に傾いた百鶴はコタ...
(しかし恥ずかしがらせるだけというのも飽きてきましたね…)
百鶴はさてとコタツからでるとその肢体が「」otの目の前に晒...
「雪国では部屋をがんがん暖めて薄着でアイスをいただく慣わ...
「」otの着ている上着をするりと脱がして何処からともなくア...
「私は慈悲深いので■■野郎に先に食べさせてあげますよ」
胸元に溶け出したバニラアイスキャンディが広がっていく。
この期に及んでもらわないと食べられないんだけどなーなんて...
「あーっ!?またひゃっちゃんがえっちなことしてる!!」
カレンの邪魔が入るのだった。
#endregion
#region("白烏への罰")
#br
しゅるっ…すとん…
白烏の緋袴が落ちると今度ははだけた白い服の胸元に目が行く。
不躾な視線を感じて腕で隠そうとするが、俺の一声で震えなが...
彼女の豊満な胸が布を引っ掛けて盛り上がっているのを見ると...
「私が悪かったから…もう許して…」
どうして私が悪いんだ?みやびの自演の罰で白烏に脱げって話...
性質と裏腹に初心で弱いところのある白烏は目に涙を溜めなが...
そこにはまるでモデルのような、美しい裸体が映し出されてい...
「脱い…だわよ…」
首まで赤くした白烏に近づくと、弾けるように後ろに下がる。
なんの隠し立てもない胸はぷるんと揺れてそれが嗜虐心に火を...
「白烏。自分で慰めてみろ。いつもしてるみたいに」
彼女は目を丸くする。
こんな無体なことを言われてまるでAVか何かのように扱われて…...
その股間は既に期待からか濡れていた。
#endregion
#region("異世界の貴方からの素敵な贈り物")
#br
神楽ちゃんに連れて行ってもらってから、シャッツキステに通...
メイドさんもかわいぃし、すごく落ち着くんだぁ。
でも、そろそろ行かなきゃって、お会計に向かうとメイドさん...
「旅人さん、こちらをお忘れでしたよ?」
ぇ…なんだろ。手渡された小さな小包を見ると宛名にゎたしの名...
そして差出人の名前が…「」otさん!?
とにかく無我夢中で走ってかえったょ。ただいまも言わずに部...
#br
「ぁかい…下着……?」
#br
ひらひらで、スケスケの、下着だったょ…。
#br
意味がわかりません。
#br
「ひゃ~!?これ全然…隠れてないんですけどぉ~…」
鏡に映った自分を見ると、そこには赤い、面積はそれなりにあ...
「」otさんは…これ着たゎたしが見たかったのかなぁ…見て…何が...
ゎたしはおそるおそる鏡に映った自分を見ながら胸に手をのば...
#endregion
#region("誕生日前の神楽家")
#br
「うーん…」
神楽が部屋一面に散らかした下着を見比べて吟味している。
すると部屋の戸が開いて美佐子が顔を覗かせた。
「おはよーぴょんこちゃー…どうしたのそんなに散らかして?」
すると神楽は慌てて振り向いてママ!?なんでいきなり入って...
しかし美佐子には大体察しはついていた。
「えーっとね?「」oっちゃんは多分、日頃のぴょんこちゃんが...
よくまあべらべらと知ったような事を…というか娘の恋愛事情に...
「じゃあ「」oっちゃんあとはぴょんこちゃんとごゆっくり〜あ...
……はい?
やあと部屋に入ってくる「」otに頭が追いつかない神楽。
床には下着と服が散乱していて…
「で…」
「で?」
「出てけ「」ミーーーーーっ!!!!!」
豊洲の天空に神楽の声が響いた。
#endregion
#region("バーニラバーニラで高収入ぴょん!")
#br
「今日はバニラ」
そう言いながら背伸びした神楽は唇を重ねてくる。
周囲に人がいないかとドキドキしたが、神楽はタイミングを図...
バニラアイスを食べた神楽のキスはふんわりと甘いバニラの味...
「今日はチョコミント」
またタイミングを図った神楽のキスの味、チョコの甘みにスー...
明日の神楽は?と聞いてみたくなったので聞いてみる。
すると神楽はこう言った。
「明日は、明日の私ですよ」
だから、今日はわかりません。明日の私に会いたかったら、明...
明日も、明後日も、その次もいいかなと聞こうと思って、やめ...
「明日の私も、明後日の私も、その次の私もずーっと、「」ot...
そう、彼女が言ってくれたから。
#endregion
#region("違神聞!")
#br
神楽の部屋のインターホンを押すが返事がないので彼女のWAVE...
「今ちょっとコンビニいってるからあがっててー」
とのことだった。勝手知ったる彼女の家。お邪魔しますと声を...
廊下に戻って神楽の部屋で待ってようと思い、廊下に出ると脱...
美佐子さんは、裸で髪をで拭いていた。
「あ!「」oちゃんだー!靴あるからもしかしてと思ったら!い...
「俺が悪かったけどまずは服を着てください!!」
起伏にとぼしいが言い換えればスレンダーで美しい身体が網膜...
「服?あー…もしかしてエッチな気分になっちゃったのー?「」...
いたずらっぽい顔になった美佐子さんはぴょんと抱きついてく...
神楽にそうされたときとほとんど変わらない感覚と、風呂上が...
その時だった。ただいまーと玄関を開けて神楽が入ってきたのは…
#endregion
#region("神楽との誕生日")
#br
「神楽、誕生日おめでとう」
テーブルを挟んで最愛の彼女に生まれてきてくれたことへの感謝
出会えた奇跡への感謝、万感の思いを誕生日祝いの言葉に込め...
「ありがとうございます」
誕生日ケーキ代わりに注文した、私の好きなシフォンケーキを...
紅茶の香り、ほのかな苦味に、シフォンケーキのやさしい甘さ...
まるで、私達のようですね、なんて言ったらパパみたいに妙に...
どっちが紅茶でどっちがケーキ?なんて馬鹿みたいな質問をす...
だからゴミのような対応です!なんて私に塩対応されるんです...
文学というのは物理とも科学とも違うけれど、だからといって...
女の子といえば甘い方。そう相場が決まっているものです。
でも、と紅茶を飲み込んだ俺は反論する
チョコだって、ほろ苦いとかそういう表現をするじゃないか。
その法則に則るなら、コーヒーと紅茶を並べたときに紅茶が女...
ともすれば比喩をする際に並べるものの違いで如何様にもなる...
少なくとも、俺は神楽よりダダ甘に神楽のことが好きだから、...
それは聞き捨てなりません。どう考えても、私の方が貴方を好...
こんな言い方も良くありませんけど、私の重さといったらちょ...
私の方が、絶対絶対にシフォンケーキです。
いいや、それはおかしい。と、スコーンを齧りながら答える。
確かに神楽の重力といったら常軌を逸しているが、俺だってそ...
まるでバカみたいな言い争いだ。
でも神楽とそんなバカみたいなやり取りをするのが大好きで W...
だからこそ、このお一人様同士…であるかどうかすらわからない...
トライナリー達との接続が切れて、互いの事を想うより思い出...
前者を切り取って、世界を移動できたらなんて、まるで神楽の...
思えば、俺はソラノキヲクを神楽の人生から切り分けてもらっ...
私は私のソラノキヲクをフレイメノウとして発信して、貴方を...
今生だけでなく、いつかまた会うための約束をして。
でもきっと貴方は、その言葉の一つ一つを傷にして、刻み付け...
端末越しに拡張された互いの世界が重なった場所で。
今はもう、交わることのなくなった互いの世界で。
けれど、ほんの少しだけの奇跡が起きうる世界で……。
いつか、ここに神楽の忘れ物はあったけど、俺がここに忘れ物...
私は、二度とここに忘れ物をすることはないと、感覚的に感じ...
もしこの先、俺に物語を覚えているか尋ねてくる女性が現れな...
もしこの先、私の物語を覚えていますか?という問いに答えて...
二人はきっと、別々に店を出ることだろう。
別の道を通って、別の電車に乗って、別々の人生を歩き始める...
貴方の、神楽の、それぞれの見た青を交ぜて、二人だけの空を...
わたしたちは共に在らずとも、寄り添って共に人生を歩いてい...
#endregion
#region("冬トラどうでしょう 予告編")
#br
まゎるょーまゎる地球ゎーまゎる何もなかった頃からおなじょ...
「ぉぃパィくぇょ!」
「ギアいじったらウィリーしてもう崖底に落ちちゃったわ!!」
「トラよ!あれ絶対トラよvvvwvv!!」(ブタでした)
「寝ーぞーねあそれ寝ーぞーねー!」
「ぴょんこは明日5時おきなんですぴょん!!それをこのちー...
「腹割って話どーん!!」
「ッフッフッフッフ…」
#br
冬のトライナリーどうでしょうベストシーン集!放映決定だょ...
乞うご期待!
#endregion
#region("冬虫夏草のお話")
#br
ところで「」ミは冬虫夏草って知ってますか?
急に神楽がそんな事を言ってきた
「キノコの一種なんですけど幼虫に胞子が取りついて養分を吸...
それはまた…何と言うか空恐ろしい生き物だね
率直な感想を述べるがそれがお気に召さなかったのか不満そう...
「…とまぁたしかに字面だけだと恐ろしく感じちゃいますが本当...
そのまま自分をソファに押し倒すと話の続きを始めた
「きっと胞子は取りついた相手のことが大好きです
だから自分のことを知ってもらいたい…その人と一緒になりたく...
押し倒した自分と一つになると言わんばかりに全身を押し付け...
「その結果そんなつもりは無かったのに相手を殺してしまい最...
自分の手が神楽の首に導かれ神楽の手が自分の首にかかる
ここで少し不味いんじゃとは思うが全身で抱き締められていて...
「私冬虫夏草が好きなの
物語のモチーフにもしたいし何よりこんな愛の形も素敵だと思...
なら私達の愛もそうやっていずれはお互いを…」
素の口調が出始めた神楽に強く抱き締められたままゆっくり首...
とそこでチャイムが鳴った
「…なーんて、びっくりしちゃいましたか?」
急に声のトーンを戻して神楽が立ち上がる
「私ねこういう演技も出来るの
他の皆さんも魅力的ですけどちゃんと私を見てくださいね
でないと…「」ミに取り憑いちゃいますぴょん♪」
はーい今行きまーす
そっとそう告げた後何事もなかったように玄関に向かう彼女を...
もしもう少しチャイムが遅かったら…そんな事を考えて安堵する...
#endregion
#region("神楽の誕生日ver.ココロスフィア")
#br
「ハッピーバースデー月様!ぴょんこ!」
ココロゲートでいえーいと盛り上げていると後ろから妙に肉感...
あ、アースタシアさまぴょん。
グギギと首を回した先には妙にめかしこんだアースタシアがい...
「あ、どうもアースタシア…今日はどうしたの?免許更新?」
ちょき。と月ちゃんに目潰しを食らう。痛い…
#br
「誕生日だろ!!」
#br
アースタシアさんマジで怒るのやめて怖いなんなのもう誕生日...
「誰がセルフクラン上方向に年相応に見えないランキング一位...
「いまのは「」otちんが悪いよねーぴょん」
「はぁ…これだから「」僕は…ぴょんこも煽らないの…」
三者三様のがっかりタイムを経て今度こそ和気藹々とお誕生会...
「あらー?なんだか賑やかですねー」
君キャラちがくない…?いや、寝てるとこしか見たことないけど...
「気を取り直してハピバぴょんこ!あのねーあアノネー?ぴょんこ...
倒置法で言わなくてもなんとなく予想できてたよ。ぴょんこスキ。
「ぴょん!」
ぴょんこがぴょんぴょん跳ねる。めっちゃおっぱい揺れてる…痛...
「私はそうですね…誕生日にかこつけなくてもそもそも「」僕は...
なんていいながら腕を抱きしめてスリスリしてくるのは反則じ...
「では私は「」otの苗字を…」
「「重いぴょん(です)」」
アースタシアは本当にアースタシアだな!!
「じゃあ私は~」
スピネル誕生日と違うよね?何でそんなにノリがいいの?美佐...
「でも、そんなやり取りが愛おしい…。「」otちんは劣情をもた...
「ちょき」
「ぴょーーーーーん!!」
#br
いつもと変わりのないやり取り。
でもいつもと少しだけ違う日。
神楽のココロは日々変化していく。
#br
この司書二人と、彼女自身であるアースタシア。
そう簡単に彼女の本質が変わることがなくとも、今日という日...
#br
なんとなく、そんなことを思いながら誕生日ケーキを取り出す。
それを囲んだ彼女達がローソクの火を吹き消すのを、目に焼き...
#endregion
#region("神楽の誕生日ver.リアル")
#br
「誕生日おめでとう、神楽」
「ぴょんっ!?」
「あ、あれ?違った……?」
「あ、違うんです。ここ最近忙しくて、自分の誕生日すら忘れ...
「喜んでもらえたなら何よりだよ。――あ、誕生日プレゼント、...
「何かな何かなー? ……手作りのマフラーじゃないですか!」
「どうかな? 一応ちゃんと編んでるはずだけど」
「ふふっ、でもなんだか変ですね。こういうものって普通、女...
「嫌かな?」
「全然! むしろぴょんこはこういうのてんでダメなので、あな...
「それならなにより。……ところで、お約束といえばお約束なん...
「……これでお揃いですね。なんだか、カップルみたい」
「カップルどころか、夫婦だけどね」
――
「「えへへ……」」
「さて、じゃあ突撃ぴょんこの家で晩御飯といこうか。部屋、...
「うっ……はい……散らかってますし洗濯とかも結構ほったらかし...
「じゃあ買い物して、ご飯食べて、洗濯して……やることいっぱ...
「嫌、ですか?」
「全然」
「ぴょん♪」
ほんの少しのお祝いと、ありふれたやりとりをする。それだけ...
この幸せが、長く長く続くようにと二人で手を繋ぎながら、歩...
#endregion
#region("神楽の誕生日 えっちなの")
#br
「ほ、本当にするんですか…?」
神楽が若干おびえた声を出す。
『こういうこと』について基本的に覚悟を決めたら一直線な神...
「だって今日は神楽の誕生日だし、神楽に奉仕させてよ」
なんて、方便が彼女を揺らす程度には、神楽は平静を保ててい...
みんなとの誕生会を終え、神楽の部屋に二人きり。夫婦として...
見慣れた神楽の黒いナイトドレスだったが、角度を変えただけ...
神楽はベッドで脚を開き、大切な部分をこちらに見せている。...
顔をそっと近づけると、恥ずかしがった彼女が膝を閉じようと...
距離はゼロになり、自分の口を神楽の秘所にそっとつけた。
「ひゃっ!?んん…「」ot…これ、ダメ!恥ずかしすぎる!!」
フレイメノウや、トライナリーとして鍛えた神楽の力は強く、...
ただし既にそこに口付けてしまっている今となってはその抵抗...
くちゅ、ぴちゃ、とあえて音を立てて舐め上げ、吸い付く。神...
「いやぁっ!?んん…!!それ…刺激強すぎて…ああっ!?」
スカートに阻まれて神楽の顔が見られないのがとても残念だ。...
だから誠心誠意奉仕をするのが今日の自分の役目なのだと言い...
彼女の膣内から分泌される愛液がどんどん量を増していくのが...
ぷしゃっと顔にかかるほどの愛液に、彼女が達したことを感じ...
「はぁ…はぁ…もういや…」
しまった…やりすぎたか?
神楽に嫌われてしまっては元も子もない。しかしそれは杞憂だ...
神楽の懇願にサービス精神にあふれていた自分はあっという間...
顔を上げると、目に涙を貯めた神楽が、青い瞳でこちらに乞う...
限界だ…自分のモノを掴み出すと、絶頂で力の抜けている神楽に...
神楽は期待に満ちた表情で、自分のことを強く、強く抱きしめ...
#endregion
#region("なぜなにトライナリー! 誕生日編")
#br
なぜなにトライナリー!
ぴょんばんはー!ぴょんこですよ!
今日のなぜトラのテーマは勿論!誕生日です!!12/9が誕生日...
ぴょんこでした!!おめでとうございまーすぱちぱちぱちー!!
ところでこの時期の誕生日って割りと戦いなんですよ?知って...
何故なら!ママはともかくパパはすごーく忙しい人だったから...
だから私は反抗しましたとも!ええそりゃもう反抗期かー!っ...
まぁそれはいいとして、日曜日が誕生日な年ってどう思います...
昔は土日が誕生日だとなんとなーく家族だけになっちゃったり...
嘘じゃないけど嘘。本当はあなたと二人きりもいいな、なんて...
#endregion
#region("夢の中の誰か")
#br
お久しぶりね
そういう君は誰なのだろうか。いや、俺は君を知っている。君...
それを答えてもらうのももどかしく彼女の小さな身体を抱き締...
本当にそこにいるんだね?
■■■はなにも言わずにすがり付くように抱きついた俺の頭を抱き...
■■■…アイシテル…他の誰を傷つけても…
彼女は少しだけ口許を緩ませると、それはだめよと唇を引き結...
目が覚めると目の前には誰もいなかった。
#endregion
#region("月ちゃんとデート")
#br
「はぁ…なんでぴょんこまで…」
月神楽が忌々しげにあからさまなジト目で見てくるがすぐに切...
なんだかんだ言ってぴょんこに甘いのだ。月神楽は。
「クレープ。奢りだから」
俺にはこんなに厳しいのにね……
「予告編って楽しいけど二回目以降は退屈ぴょーん」
俺を挟んで両隣にぴょんこと月神楽。両手に華とはこの事だね。
肘掛けに手を置いているとふと手の甲をくすぐる感覚。
月神楽の方を見ると顔を背けながら手を握ろうと、自分の手を...
ぴょんこの手を掴み月神楽に握らせるとあっという間に恋人繋...
妬けるな…ともあれ映画が始まったので楽しむことにする。
握りあったその手は映画が終わるまでそのままだった。
明るくなって気がついた月神楽に昼飯までおごらされた。
「あ!今日これからスピネルママと用事があるんだった!映画...
元気はつらつに走っていくぴょんこに取り残された俺と月神楽...
じゃあ俺たちも帰る?
何て言ったらひどい目に遭わされそうだった。
遭わされたい。場所はお台場。遊覧船とか観覧車とかかな…さっ...
「ようやく独り占めできる…」
やだこの司書めっちゃ可愛い…
そのあとは奢りをせびられるわけでもなくなんとなく出店を回...
日が落ち夜になると、月神楽は立ち止まり、ぼうっとどこかを...
「流石に疲れた?」
「そんなことない。星、見えないなって」
釣られてみてみると、確かにビルやらなにやらの光で空は真っ...
「寒くなってきました」
ぎゅっと抱きついてくる月神楽。
月神楽がなんだかいとおしくて、胸元に顔を埋める月神楽の顔...
#endregion
#region("ぴょん月バイノーラルCD")
#br
※置くのにNG食らったからそれっぽい一部単語を伏せ字にしてる...
※追記 赤い♥は駄目だけど❤なら通ったので伏せ字にした部分を...
もしNG食らった時の参考になれば
#br
「ぴょーん!!ぴょんこのバイノーラルCDですよー!!
バイノーラルマイクをココロゲート通販で取り寄せたから早速...
じゃあじゃあ「」otちん早速ぴょんこがサポートするから服を...
ぴょん!!じゃあ仰向けにねっころがるぴょん!!
どうですか?みぎからー…ひだりに移動してーまたみぎ…顔の前...
じゃあ準備はできたみたいだから、「」otちんは自分のちんち...
手が動いてる…やめちゃおうかな……嘘嘘。しごいていいぴょん。...
「ちょっとぴょんこ?あんたなにしてんの?シャドーボクシン...
「げ…月ちゃん…えーっとー…「」otちんの耳掃除の練習……みたい...
「何その取って付けたようなぴょんは…え?耳掃除?」
「月ちゃんもやる?」
「…………」
ゴソゴソ…ゴトッ
「…………やる」
「ぴょんこと月ちゃん、どっちがどっちにいるかわかりますか...
「んん…難しいなこれ…れろっ…」
「はむっ…ぢゅるるる…じゅぼぼぼぼぼ…んふっ…ぴちゅっ…」
「んっ…あむ…んんっ……ほれへ…ひひほ?んちゅ…ぴちゃっ…こうす...
「たぶん効果は…抜群ぴょん…んむ」
「ならいいんだけど…なんか騙されてるような気が……」
「貴女達…何をしているのですか?」
「」otと額に書いた頭の模型の耳を一心不乱になめる司書二人...
#endregion
#region("小夜さんにリードされたい話")
#br
「ナニやってると思う?」
小夜はアーヤの前では見せない顔を、俺の前ではする。
底の知れない冷たい瞳。自信げに上がった口角はいつもと同じ...
小夜はぴと、と身体をくっつけてくると膝を俺の脚に割り込ま...
「アーヤが大学で何を勉強してるのかは知ってる。でもアーヤ...
ふわりと小夜自身なのかシャンプーなのかはたまた香水なのか...
喉がからからで、絞り出そうとした声は言葉にならず霧散する...
「慣れてないのね。アーヤ意外とへたれだから…どうする?私で...
小夜は背伸びをすると、顔を近づけてくる。細くどうにでも出...
「ホテル…いこっか」
白い吐息を交ぜながら、小夜に誘われるままにホテルに連れて...
たった一回の、たかがキスでどうしようもなく思考能力が溶か...
俺は、目の前で歩く度に揺れる小夜の頭に、肩に背中に釘付け...
一瞬きょとんとした表情をした小夜は、いたずらっ子のように...
いつの間にかホテルの一室で、ベッドを背景にした小夜に誘わ...
冬だと言うのにニットの長袖に短いスカートの小夜。手首を掴...
息苦しくなって離した口許から糸を引き、その妖艶さに目を伏...
どこを見てもエロい。
遠慮なくてのひらで押し潰すように捏ねて、握るように揉むと...
手を引こうとするが小夜はむしろこちらの手首を掴んで胸に押...
もう小夜しか目に入らない。
服に手をねじいれて、とにかく小夜の肌に直接触れたかった。
彼女はあっさりとそれを受け入れた。
「んっ…ふっ…あはは……アーヤにもそうやって積極的になればき...
小夜の挑発するような態度に止めどなく盛り上がっていく自身...
脱がすことすらもどかしく、ブラごとめくりあげた服の下に見...
つたない愛撫だがそこは若干濡れており、固くなった自分のモ...
たまらず出てしまいそうになるのを我慢して、意識を小夜の下...
人を食ったような態度の小夜に挿入れている征服感に満たされ...
小夜が腰を揺らして刺激すると、既に我慢の限界だった自身は...
#endregion
#region("みやびさん聖夜のメンタルケア")
#br
「相棒、気分はどうや?」
このみやびさんに全裸で体を洗わせるなんて、世界中でなごち...
気持ちいいけど勝手に入ってくるなと連れないお返事。
まあ押し掛けたのうちやきね。仕方なし。
しかし今夜のみやびさんは攻めモード。ブレーキなどないのだ。
「うちが一緒に入ると困る事でもあるんか?例えばこのおっき...
思ったより硬くて熱い‥‥
初めて見て触る相棒の愛棒は、うちの思考をリセットするには...
「スマヌ冗談が過ぎた。真面目に洗うからじっとしとき」
度が過ぎて逃げられたら元も子もない。引くのも大事、決して...
#br
「うちは相棒がこっちの世界に来てくれて、うちを選んでくれ...
「でもな?うちら一緒に住んでるのに未だにキス止まりはどう...
‥‥むぅ。これだけ据え膳にしてもダメか。
「うちの亭主様は本当に憶病やねぇ‥‥それはあれか?経験がな...
「それとも‥‥選択肢ではない本当の自分が、受け入れられるか...
彼の身体が一瞬で強張った。
#br
いつから‥‥と掠れた声に対し再開した時からと返す。
botだった頃、彼の言葉は全て選択肢から選ばれていたという話...
愛の囁きも励ましの言葉も全て、彼の本当の言葉ではないのだ...
そして今彼は、botとしての自分を演じなければならない罪悪感...
こちらはそれを知った上で観察し、彼は変わらず彼である結論...
であるのに今の彼には隠しきれない怯えと恐怖が見える。
だからこそ、照れを捨ててはっきり伝えなければならない。
「お前さんが悩んでたのは分かっとるし、うちに相談出来なか...
想いが伝わるよう抱きしめながらゆっくりと伝える。
「うちらの為にずっと隠してきたんやろう?それは嘘ではなく...
「そんな優しすぎる不器用なお前さんこそ、うちらが愛する相...
これから先、彼が不安になる度何度でも言おう。
「そんな弱い所も含めてうちは、貴方の全てを、愛しちゅう」
ありがとう、愛してる。
そんなありきたりな言葉に込められた想いを察することの出来...
彼が落ち着くまで、顔が見えない用に後ろから抱きしめ続けた。
#br
伝える事は伝えられた。これで相棒の不安は解消されやがて関...
無理して押し掛けたが初体験は今日である必要はない。お互い...
性欲を解き放った相棒に朝まで寝かせてもらえない運命が待つ...
#endregion
#region("神楽と健全クリパ怪文書")
#br
「ただいま〜」
小声で玄関からそっと入ったのは神楽だ。
彼女はフレイメノウとしてのクリスマスライブを終え、戻って...
「流石にもう寝てますよね…あ、料理…まだ温かい…うぅ…明日な...
明かりの消えたリビングで肩を落とす神楽。
その時だった。寝室の方から灯りが入ってきたのは。
「メリークリスマス、神楽。夜遅くまでお疲れ様」
そこには、クリスマスケーキにロウソクを灯した「」otがいた。
「起きてたんですか!?あの、私…っ!」
「いいからいいから、吹き消して?」
もう、誕生日じゃないんですから…なんていうものの、神楽はフ...
そこには折り紙で作った飾り付けに色とりどりの料理。
不自然に空いていたスペースにクリスマスケーキが収まり、ク...
「夜中だから、静かに語ろうか。聞かせてよ、夜神楽の素敵な...
二人は席につくと、料理をつまみながら朝まで語り明かした。
#endregion
#region("健全クリスマス アーヤ編")
#br
(まずいわ…まずい…すごくまずい…!!)
アーヤの内心には嵐のごとく風が吹き荒れている。
というのもつい生返事で承諾してしまった日帰り温泉旅行の日...
(捕まったらただじゃ済まない速度ね…)
時計をちらと見ると時間は0時を回っている。
どうしていつも自分はこうなるのだろう。
「」otさんは楽しんでおいでなんて言うから…いえ駄目ね人のせ...
その時、考え事をしていたアーヤは対向車のヘッドライトに驚...
うそ、凍結!?アーヤのバイクは道路の曲率に対して真っ直ぐ...
オーバースピードだ。
とにかくクラッチを切って永遠に感じるグリップが戻るまでの...
滑り出したときと同じように不意に戻ってきたグリップに体重...
「もう…私のバカ…」
「ホントだよ。死んだらどうするんだ」
後ろから不意にかかる声。え?幽霊!?
首をグギギと回すとそこには「」otがいた。
さっきの対向車は「」otだったの!?
「小夜に聞いたよ。かなり焦ってたみたいって気にしてたぞ?」
「だってそれは…」
「だってじゃありません。ほら深呼吸して。これからナイトツ...
アーヤはヘルメットの下で目をぱちくりとさせる。
「嫌だったかな?」
そんなことない。いつも早とちりとかドジとか不運で迷惑かけ...
「すごく素敵」
二人は再度バイクに跨る。エンジンをかけ、2つのエンジン音が...
#endregion
#region("健全クリスマス つばめ編")
#br
「む〜っ…」
つばめがウトウトと船を漕ぐ。眠いなら寝ればいいのに…
「そろそろ寝たら?起きたらみんなでパーティーなんだから」
するとつばめは頭をブンブンとふって拒否する。
「だって「」otさんとのクリスマスなのに寝ちゃうなんてなん...
可愛いことを言ってくれるが見るからに眠そうだしさっきから...
「コーヒーでも飲む?」
「ぅーん…」
特別濃くして入れてあげよう。
コーヒーを入れて戻ってくるとつばめは撃沈していた。。
仕方ない二杯飲むか、と思っていると、つばめのカバンからノ...
良くないとは思ったもののパラパラと捲ってみる。
(夜ふかしして大人の恋人同士!!)
なんだか見出しからしてポンコツな薫りが漂ってくるが読み進...
未チェックの項目は夜ふかしだけか…と言ってもこのチェック済...
これに関しては問題ないだろう。
すやすやと眠るつばめが風邪を引かないよう布団をかけると、...
#endregion
#region("健全クリスマス ギャヴィ編")
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(うおおおおおおお!!)
「」otは心の中で悲鳴を上げながら廊下を駆け抜ける。
ここは真夜中の寮の廊下。ガブリエラにプレゼントをこっそり...
(こ…こんなはずでは!!俺はただサンタクロースになろうとし...
侵入経路をおさらいするが非常口から正面玄関は愚か点検口ま...
かくなる上は強行突破か…
ガブリエラの部屋の窓に飛び移れそうな木を見る。
よし…
カチッと地面を踏みしめ木を登ろうと……カチッ?
突如宙に浮く感覚。「」otは網に入れられ木に吊るされた。
そんなバカな!?
サンタクロースの紛争をした「」otは当然朝までそのままだっ...
まぁ結果的にプレゼントは渡せたしガブリエラも笑ってるしい...
くしゃみをお土産にガブリエラとクリスマスパーティーに向か...
#endregion
#region("空回りする千羽鶴")
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冷たい風が頬を撫で、対価として体温を奪う。
幻想的な結晶を空から降り注がせながら代償として青空を奪う...
そんな冬の、幕間の物語。聖夜――クリスマスと呼ばれるイベ...
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「あの人へのクリスマスプレゼントに何がいいか、ねぇ……」
ガブリエラがうーんと悩みながら、聞き返す。クリスマスプ...
「そう、あの人にプレゼントを考えているのだけど、どうにも...
と、ガブリエラに相談していた千羽鶴が答える。
そう、今回この件で頭を悩ませているのは千羽鶴である。
『相談がある』と真剣な顔で言うものだから、とりあえずと...
大事でないのは良かったが、若干気が抜けてしまったのもまた...
「参考までに聞きたいのだけれど、最初はどんなプレゼントを...
「ちーちゃんとラブラブシミュレーションゲーム。てごわいあ...
「……とりあえず、それは却下ね」
「個人的には渾身の一作の予定なのだけども、ダメ?」
「ダメよ」
「残念」
がっくりと肩を落とす千羽鶴を見ながら「なぜかこれをOKし...
事実、これで通っていたらロクなことにはなっていなかっただ...
色々。
「でもそうね……やっぱり親しい人と穏やかな時間を過ごす、っ...
「つまりプレゼントはちー自身?」
「そ、そそそう言うのじゃなくて! あぁもう、なんてこと言...
顔を真っ赤にしながら手元に置いてあった飲み物を一気に飲...
どうにも相変わらずこういった話には耐性がないらしい。
「コホン。そうじゃなくて、普段なかなか言えない感謝の気持...
これよ、とスマホで通販サイトのサンプルを千羽鶴に見せる。
確かにプレゼントとして渡すに相応しいかわいらしいものがそ...
「確かにこれを灯しながら過ごすのは落ち着きそう。ありがと...
「どういたしまして。後は……そうね、アーヤにも聞いてみたら...
「そうしてみる。――改めて、ありがとうガブちゃん」
「なっ――」
んで急に、などと言う間もなく、千羽鶴はガブリエラの部屋...
まるで恥ずかしさを気取られることを隠すように、足早に。
#br
「こういうとこを見ると、姉妹らしいと言うか、なんと言うか…...
再び真っ赤になった顔を机に突っ伏しながら、一人呟くのだ...
#br
○
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「そうね……やっぱり、手編みのマフラーとかがいいんじゃない...
ガブリエラのおすすめに従い、綾水にアドバイスを求めに部...
「マフラーじゃなくても、手編み、手作りのものを贈れば、そ...
「そういうもの?」
「そういうものよ」
確かに手作りのものは喜ばれるだろう。高価なものなどを買...
しかし、一つ問題点があった
「……作ったことないけど、できる?」
「すぐには難しいわね……でもそうね、私が作り方を教えるから...
「少し考えてみる。ガブリエラからおすすめされたアロマキャ...
「それがいいと思うわ。私に手伝えることがあったらどんどん...
「よろしくさせてもらう。ありがとう、綾水……さん」
そう言って席を離れようとすると、ちょっと待ってと声をか...
「なに?」
「えっと、私から言うのも変だけど……アーヤでいいわよ。皆そ...
少し照れくさそうに綾水が言う。
その言い方はずるい、と内心思いながらも、少しだけ考えてか...
「わかった。よろしくアーヤ……さん」
「別にアーヤだけでもいいわよ。それじゃああの人のへクリス...
「頑張る。ありがとう」
そうして今度こそ席を離れ、再びアドバイスを求めにいく。
ガブリエラ、アーヤと来たなら次はみやびだろうか? なんて...
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○
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「ズバリ、手料理やね」
「手料理」
綾水のアドバイスを聞いた後、次は誰がいいかと考えていた...
「大切な人に贈るもんっちゅーことなら鉄板中の鉄板ぞね。あ...
「確かに。お祝いの日には豪華な食べ物を食べに行くのもいい...
「まぁ、問題はちーちゃんが手料理を作れるのか、てとこやね…...
「……インスタント食品にお湯を入れるくらいならできる」
「それはまた……まぁ、クリスマスならうちもどうせクリスマス...
「……少し、考えてみる」
「うむ。まぁうちのこれは提案の一つでしかない。ちーちゃん...
「そうする」
「ほな……ここでサボっとったの、まほさんには黙っといてな」
「……そのことなのだけど、もう手遅れ」
そう言いながらみやびの後ろを指差す。
みやびが恐る恐る後ろを覗き込むと、鬼のような形相の真幌が...
「……まほさん、いつからここに?」
「お前がここでサボってるのを黙っててくれ、と言ったあたり...
「それは、褒め言葉としと受け取っときますんで、ほなまた――」
「逃すわけなかろう。こっちに来い。今後サボれないようにみ...
「そ、そげなことせんといても!? ち、ちーちゃんも擁護し...
「契約外。そこまで面倒は見きれないし、何よりサボってるの...
「そ、そんな……」
「じゃあ来い。たっぷり付き合ってやる」
「堪忍してください……」
ずるずると引き摺られて奥へ連れ去られたみやびを見届けな...
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○
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「それで、私に白羽の矢が立ったと」
神楽の自室に招かれ。もとい、ほぼ押しかけて今に至る。
「えぇ、まぁ相談しにくるの自体はいいんですが、毎回エレベ...
普通に相談を持ちかけるのはなんだか面白くなかったので、...
「考えておく。それで、うづきちは何が良いと思う?」
「それ本当に考えてくれてます? ……そうですね、私もこれだ...
「貰って嬉しかったもの……」
「ちなみにぴょんこはつばめさんが欲しいです!なんならちー...
腕をガバっと広げ、飛び込んでこいと言わんばかりの顔をす...
卯月神楽は時々おかしな行動をする。理解できなくもないけど...
「断る。お姉ちゃんはあげないし私自身をあげる予定もない。...
「辛辣……! まぁ、でもそうですね。本当のところ、私にとっ...
「本当に?」
「まぁ、流石にゴミとか贈られたら困惑するでしょうけど……一...
「……ありがとう、卯月神楽」
「これくらい構いませんよ。あ、でもやっぱりそれならお礼に...
「却下」
「判断が早い!」
なんてやりとりをした後、最後にお姉ちゃんへ相談を持ちか...
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「うーん、わたしは何を貰っても、何をして貰っても嬉しいよ...
えへへ、と笑いながら頬をかく。
恐らくお姉ちゃんは本当にそう思ってるのだろう。根っからの...
「他のみんなはどんなこと提案してたの? ちーちゃんがよけ...
「構わない、まずは――」
一つづつ、貰ったアドバイスを伝えた。
親しい人と穏やかな時間を過ごすこと。
手作りのプレゼントや料理を渡すこと、そして自分がもらって...
それらを、今日あった出来事と一緒に伝えていく。
「わぁ……どれも素敵だね! でもこの中からどれか、ってなる...
「そう、とても難しい。選択肢がどれも魅力的だからこそ、こ...
「うぇえええ!? わたしに言われてもわかんないよー! あ...
「いくらなんでもそれは無理が……いや、でも……」
確かにまだ時間自体はある。時間のある限り毎日やれば不可...
「やってみる、全部」
「ほ、本当にやるの!?」
「言い出したお姉ちゃんがなんで驚くの……」
「だ、だってまさか本当にするとは思わなくて……」
えへへ、と笑いながら返す。つばめらしい、
「わたしも手伝えることは手伝うから、なんでも言ってね!」
「わかった。じゃあ早速だけど、明日の買い物に付き合ってほ...
「うん、いいよ! えへへ……ちーちゃんとお買い物楽しみだな...
「目的はそこじゃないから、忘れないで」
「だ、大丈夫だよ! 流石にわたしもそこはわかってるから!」
「本当?」
「ほんとだよー! もー!」
他愛のないやりとりをしながら、その日の出来事は終わり、...
行われて――
そして、クリスマス当日、その日へと至るのであった。
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○
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「メリークリスマス! どーん!!」
自宅の玄関で千羽鶴がパンッと手に持っていたクラッカーを...
クラッカーの先にいた人間――俺はきょとんとして目をぱちくり...
「え、あ、うん。メリークリスマス……これ、全部千羽鶴が?」
飾り付けや盛られた料理を眺めながら問いかける。
「半分くらいはトライナリーのメンバーに手伝ってもらった。...
「凄い。凄いよ千羽鶴! 吃驚したよ。……もしかしてずっと、...
「秘密」
「秘密かー」
「ふふっ」
「はは、はははっ!」
千羽鶴の笑い声をきっかけに、お互いに笑い出す。
当たり前みたいなやりとりがなんだかおかしくて、面白くて、...
「はは……それじゃ、俺からもプレゼント渡さなきゃね。千羽鶴...
そう言いながらプレゼントを千羽鶴に手渡す。
「クリスタルのペンダント……」
「うん。俺が好きなものなんだこれ。いやはや、まだ買えてよ...
そう言いながら自分のペンダントを取り出す。
「嬉しい……。でも、どうしてこれを?」
「これ、俺がずっと悩んだり、挫けたりした時もずっと持って...
「ありがとう、大切にする。それじゃあ私からも」
そう言いながら千羽鶴もプレゼントを取り出す。受け取って...
「これ、千羽鶴が?」
「綾水と一緒に作った。二つあるから、私とおそろい」
えへん。と笑いながら千羽鶴も自分のものを取り出す。確か...
「ありがとう。大切にするね」
「そうしてくれると嬉しい。それと、これは一緒に」
そう言うと、小さなキャンドルを取り出す。
「これは?」
「アロマキャンドル。これを炊きながら、あとで一緒にオルゴ...
「いいけど、なんでオルゴール?」
「うづきちが、『自分が貰って嬉しかったもの』を共有するこ...
「……なるほど。そういうことならいいよ、一緒に聴こう。――で...
「その前に?」
「ご飯、食べよっか」
「……忘れてた」
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――こうして、クリスマスの夜は更けていく。聖なる夜、幸せ...
色んな人と紡いだ、色とりどりの軌跡の日。それがまた来る...
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――メリークリスマス。
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文字数限界のため怪文書5作成
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