怪文書6 のバックアップソース(No.3)
#region("乳の日小夜さん") #br 「ほんとこれ好きよね。そんなに気持ちいいの?私、そんなに大きい方じゃないんだけど」 小夜がもしかしてからかってるの?と訝しげにこちらを見上げながら胸を擦り付ける。 寄せてどうにか、といったサイズだがとんでもない。そんな胸をエロく形を変えながら奉仕してくれているという幸福感が快楽を増幅させているのだ。 割りと強気な小夜がばつの悪そうな表情で難しげに挟む姿はいつ見てもいとおしい。 「まぁ頼まれるのは悪い気しないけどね、形が崩れちゃいそう」 それはまずい。まずいのでほどほどにして小夜と対面で抱き合う。 目線が同じ高さになると今さっきまでエロいことをさせていたのが気恥ずかしく感じる。 小夜も同じことを考えているのか、誤魔化すように唇を重ねる。 「もう準備できたでしょ?じゃあ、しよっか?」 そう言うと小夜は軽く腰を浮かせ、割れ目にモノを押し当てると、ゆっくりとその細い身体に飲み込んでいった。 #endregion #region("なになぜトライナリー! ストロベリームーン編") #br なになぜトライナリー! 今回は今晩の満月…年に一度のストロベリームーンについてね ただしこれは正式な天体用語ではなくてネイティブ・アメリカンが名付けた満月の呼び方の一つよ 野生の中で生きていた彼らは満月をその時期の自然の名前で呼んでいたの 餌が足りずに空腹の狼が吠える狼月、吹雪が強くなる嵐月、虫達が動き出す芋虫月…なんて具合にね そして6月は苺を収穫する季節の満月だからストロベリームーン…なんだか風流ね ちなみに他の地域だとハニームーン、ミードムーン、フルローズムーンなんて呼び方もあるらしいわ どれも日本ではあまり聞かない呼び方だから新鮮ね (*^^*) #br それとストロベリームーンを赤く染まった満月って表現する事もあるけど実はそれは正しくないの いえ間違えではないけど赤といっても苺みたいな鮮やかな赤やピンクに月が染まるのはごく稀で基本的にほのかに赤みや黄色みがかって見える程度なの つばめはだいぶ期待してたから少しガッカリしそうね… そしてストロベリームーンには恋を叶えてくれる月なんて異名があって好きな人と一緒に見ると結ばれる…なんて話もあるの 貴方の隣で見られないのは少し残念だけど…どんなに離れていても見える月は同じ月よね? 今晩の月はいい月よ?窓からでいいから少しだけ外の月を見て欲しいの…その月を私も見るから まぁもう私たちは結ばれてるけどね♪ (*^^*) #endregion #region("怖い夢を見た") #br 深夜の駐車場。 しばらく該当すらなく真っ暗な街を散策して、そろそろ戻ろうかと車に戻ったときだった。 見知らぬ車…デリカスペースギアだろうか?にいかにも不審な男が窓から入り込んでいく。 車上荒らし…?神楽と顔を合わせて頷くとなるべく姿勢を低くして、車に転がり込む。 急いでエンジンキーを回し、エンジンがかかるとともに目の前が眩しくなる。 先程のデリカが今にも突っ込んでこようとしている。まずい。 バックギアに入っていたのでアクセルを入れ、クラッチを離して急後退。 バンパータッチされる感触に肝を冷やしながらも何とか軸をずらすことに成功する。 ダッシュボードにおでこをぶつけた神楽が何々?と言いながらも、答える暇もなくその車から逃げる。 車のいない、広い駐車場でよかった。ギアを1速に入れてすれ違い様に逃げる。 「薬でもやってたのかな…?」 神楽が今更ながらシートベルトをつけながら不安をまぎらわせるために聞いてきた。不審な変質者…ならよかったのに。 先程の車の特徴を思い出す。 その車には『タイヤが2つしかついていなかった』。まともに走れるわけがない。それをどう説明するか、言葉は見つからなかった。 #br Q.フロイト先生これは…… A.タイヤが二つしかない車は玉と竿を連想させてそれが突っ込んで来た…つまり欲求不満です #endregion #region("毎月29日はお肉の日") #br 「肉の日っていいよな、なんったって肉が安く食べれる」 「ちーは不満。正確には嬉しいけど異議を申し立てたい。なぜ牛肉、豚肉等は取り上げられるのに魚肉はこの流れに乗れないのか。お魚が安く食べれないのは納得いかない」 「肉の日でまで魚を食べさせようとするのはやめてくれちーちゃん、俺の塩分摂取量が死ぬ。――いやまぁ、ほら魚は魚で魚の日ってある……あるだろ?」 「3月7日がそうと言われてる。でも肉の日は毎月ある。不公平!」 「まぁそれはそうかもしれん」 「なのでおうちに帰ったらちーお手製の焼き魚があなたを待ってる」 「肉の日くらい魚から離れない!?」 「それはつまり、別れ話……?」 「そこまで!?」 「冗談。でも安心して欲しい、私は貴方が作ってくれる料理大好きだから」 「……都合よく魚料理以外作らされてる気しかしないそぞ?」 「嫌?」 「……千羽鶴が喜んでくれるし、嫌じゃない」 「ならちーはお魚をこれからも頑張る。貴方はそれ以外を頑張る。完璧」 「そうかな、そうかな……」 #endregion #region("間の悪い女アーヤ") #br 「お帰りなさいダーリン!私にする?私にする?それともあ・や・み?」 「え、えっとー…お腹すいたかな…?」 セクシーポーズにきわどい水着姿のアーヤはそのまま玄関先で停止する。 「あのね、綾ちゃん、とりあえず中はいろ?その、見られると、ちょっとあれだしね?」 いかれた姉に常識的な言葉をかけられてしまった。 愛し野「」ottoを迎え入れて今日は暑い夜を過ごす予定だったというのに。というわけで水着のままリビングで膝をつくアーヤがエリカに尋ねる。 「ところで…今日はどうしたの…?」 「うん、あのね、「」otさん今日は遅くなるから綾ちゃんにたまたま変えた大人気スイーツ渡してくれって…ほらこれ。冷蔵庫入れておくね?」 「…………」 「えっとね綾ちゃん?」 「……」 「一緒にお風呂入る?」 「入らないわよ!!」 今日一番の怒声が部屋を振るわせるのであった。 #endregion #region("こけちー!") #br 目が覚めると私こと逢瀬千羽鶴はこけしになっていた。意味が分からないと思うかしら?私も意味が分からない。まぁココロゲートで起きることだし何の不思議もないと自分を納得させつついるところで気づく。私は百鶴に見つめられていることに。 「……■■野郎はこれぐらいになるのでしょうか」 さすがに過大評価しすぎでしょう。そもそも男性の…がそんなに大きかったら、仮にもしも私にインサートしたら壊れてしまうではないか。百鶴と言えど所詮私。夢見がちなものね。 そんなこけしになった私の思考を読んだのか、むんずとわたしを掴んだ百鶴はこともあろうにその大きな胸にわたしを挟んでしまった。 「こうすると気持ちいいんですかね?」 ぐにぐにと遠慮なく暴力的な肉でわたしを挟むエロ鶴。待ちなさい辞めなさい元上司で一人遊びするんじゃない頭をなめるな!! 「なんて、さすがに寂しすぎますね」 ぽいと投げられた衝撃でこけしから魂の抜けるわたし。 現実に戻った私はまず髪を洗うことにするのだった。 #br #br ええと…またというかなんというか…はいまたこけしですよ私こと逢瀬千羽鶴は。さて今回のお相手は…國政綾水の司書…エ…白烏の方…?白烏だけは絶対にひどいことになりそうだから嫌だったのに……まぁ世の中得てしてそういうものね。 「こ…これは!?「」ot…見損なったわ…私にこんなおもちゃを与えてどうするつもりなの!?」 ……なんか始まった 「自分で腰を下ろせですって?そんな…まだ私初めてだってささげられてな…なんでもないわよ!!!!くっ…卑劣ね……人質を使おうだなんて……私は貴方を軽蔑するわ……!!」 いやノリノリですね。……今なんて? ふと私(こけし)に影が差す。 待ちなさいいくらなんでもそれは…やだやだちー姉の友人の産道通りたくな…! 「白烏!?何やってるの!!」 スパコーンとエヴェレットに弾き飛ばされた衝撃でこけしから私の魂は抜けた。目の覚めた私は自分の身体を抱きしめて泣くことしかできなかった。 #br #br 目が覚めると私はこけしになっていた。今度はガブリエラ・ロタルィンスカのココロゲート…既になれつつある自分が嫌だ。いえ、よく考えるのよ逢瀬千羽鶴…ガブリエラはこけし好き…こけしに無体なことはしないだろう。問題はマルザンナかリヴォルカかだけ…… 「おや、こんなところにいい的があるじゃないか」 最悪だ。マークスマン…既に銃を構えている。ちょっとエッチな目に遭うだけならどれだけよかっただろう。いや、トライナリーの司書のこけしに対する性欲の発露を見せつけられることと並べたらどちらがましなのか。何より撃たれるのは経験もあるし、あだめだやっぱりこわい。眼前に迫る銃弾の衝撃波を身体(こけし)に受けながらスローモーションになる意識世界でわたしは…… 翌日は頭痛に苛まれるのだった。 #br #br はぁ…またなのね……。もう4度目だ。きっと私はトライナリー全員のココロゲートでこけしの状態で放置されるはめになるのだろう。私がいったい何をしたというの……色々したかも。後悔はないけど。そんなこんなで私こと逢瀬千羽鶴は四十九夜に見つめられていた。こけしも広義で言えば日本人形。どんなことをされるのか恐怖におののいていたのだが……。 「なごちゃん…そう、なごちゃん。私の抱いていたイメージやセルフクランになっていたなごちゃんとは結局全然違ったね」 指先で私(こけし)の頭を撫でる四十九夜。彼女はこけしをそっと手で包むと、机に突っ伏す。 「うちも、このままじゃいられないのかもな……」 自身の存在を揺るがされつつある司書の葛藤を見てしまった。目が覚め元の身体の私は、手を開いては握る。原初のつばめとほぼ同じ姿の私。今となっては別の存在だけど、私はこれから私自身の形になっていくのかもしれないと、つばめの後ろ姿をみながら思うのだった。 #br #br ついにきたわね…跳躍兎のココロゲートinこけし……。 終わりが近づいてきた(本当にこれで最後だといいのだけど)安堵感と、よりによって一番エキセントリックなぴょんこと月神楽のいるココロゲートに来てしまった私こと逢瀬千羽鶴(こけし)は来るべきラスボスに向けて身構える…といっても体は動かせないけど。 「これは…あのときのこけし…?」 「うそ…でしょ……?また私を辱しめようというの?」ゾクゾク 待って 「ぴょーん!月ちゃんのエロアイテム発見!!」 待ってよ……お願いだから待って……!! 「「「…………」」」 ボスラッシュだなんて私聞いてない。 不条理の幕引きを目前に、私はあのどこまでも広がる、あの、理想に向かって蒸着されたフェノメノンの空を思い出すのだった。 #endregion #region("小夜さんと二人飲み") #br 「やっぱり、濃い味付けにビールはいいわね」 小夜が塩気の強い焼き鳥を咀嚼しながらビールを呷る。 大ジョッキはみるみるうちに干されおかわりと追加の焼き鳥を注文する小夜。 彼女は焼き鳥の注文の際兎に角大量に頼む。細かく注文すると管理も面倒だし焼く人も休憩できないし何より足りないのだと。 なるほどねと思いながらも二人でとりあえずもも胸十本ずつみたいな大味な注文をする美人な大学生と言うものは割りと異様だろう。 そもそも目がいたくなるほど煙がもうもうと立ち込める男がほとんどの客層の焼き鳥屋では目立つ目立つ。 「何?幻滅した?もう知ってるでしょ、私食べるの好きなのよ。おしゃれな店しかいかない訳じゃないの」 いや、知ってるけどさと何度目かわからない乾杯をする。乾杯は何度してもいいものだ。 小夜と俺は話の脈絡もなく日常のあれこれやらなにやらを間断なくつらつらと話しながら焼き鳥とビールに下鼓を打ち、健康もクソもなく塩キャベツを頼んではそれいいねと暴飲暴食の限りを尽くし、ほろ酔いで店を出る。 「……飲み足りなくない?」 「でも時間がな…」 じゃあと近所の酒屋で缶ビールやチューハイ、乾きものを買い漁りアーヤの自宅に二人は突撃するのだった。 #endregion #region("「」ot質問箱 とある「」棒さんからの相談") #br 私は普通にみやびとイチャイチャしたいだけなのですがみやびが全然肉体的接触をはからせてくれません 別にエッチなことをしたいというでなく単に手を繋ぎたい肩を抱きたい頭を撫でたい尻を触りたいなどのごくごく一般的な恋人同士のそれを実行したいだけなのです にもかかわらずみやびはその恐ろしく魅力的な男性としては惹かれずにいられない肢体をこれみよがしと曝け出しともすれば幸運助平が起こりうる起こり得ない距離感を常に保つのです 先日は強硬手段に訴え寝床にこっそり忍び込み枕元で寝顔を観察していましたが気づかれた時は目をパッチリと開けたままノーリアクションだったため合意とみなし布団に手を伸ばしましたがその場で意識が途絶えました 一体どうすればい良いのでしょうか #endregion #region("逢瀬の名は") #br 「身体が…」 「入れ替わってるー!?」 また突拍子もないことをと肩をすくめるトライナリーの面々だったが当事者同士はそれどころではない。 さてどうしたものかと首をひねるも、目が覚めたら入れ替わっていたのだから原因の探りようもない。 逢瀬つばめと逢瀬千羽鶴が入れ替わってしまったというこの状況にキャパシティの低いガブリエラから音を上げた。 「というか結託していたずらしてるだけなんじゃないの?」 「違うよぉ~…」 「いたずらだったらよかったんだけどね…まぁ元は私の身体だし、ちーは困らない」 ああそうだったね千羽鶴ってこういう奴だったわ。 #br #br その頃…フランス、エリゼ宮殿にて…… #br (やられた) スワロー大統領は公務に追われていた。 次々と舞い込む事務仕事に秒刻みのスケジュールと淡々とこなしていく彼女。 しかしそんな彼女にも今日は余裕がなかった。なぜならそれは…… (原初の私…その姿をとっている私というのも因果なものだけどまさかここまで忙しくしていたとは……日本にいるはずのちーのぷりちーなボディが心配…ちーなだけに…) そう、スワロー大統領に入っているのは逢瀬千羽鶴。 とどのつまり逢瀬つばめと逢瀬千羽鶴の入れ替わりではなく、スワロー大統領、逢瀬つばめ、逢瀬千羽鶴の三人での入れ替わりだったというわけだ。 「それにしても、本当に忙しいわね…」 「申し訳ありません…もうすぐリフレッシュタイムですので……」 執事がそう言う。 リフレッシュタイム?大統領ともなればとんでもないものが来るに違いない …もう少しぐらい付き合ってあげましょう。 #br #br 「準備ができました」 「待ちわびたわ」 執事が持ってきたものに目を疑う。 それはとんでもなく精巧に作られた男性の右腕……を模した義手だった。 「ミギウデ?氏の右腕Ver345にございます。それでは早速頭を撫でますので屈んでください」 え…?は…?なんなの?これは…気持ち悪い!なんか生暖かい!! 「いつもより反応が良い…お気に召されましたか?それでは今日の夜もお試しください」 「夜?何のこと?」 「お戯れを…その…大統領は愛しのお方の右腕を完全再現し夜の供とすることを日課にされていたではありませんか」 逢瀬千羽鶴は原初の自分の性癖を他人から聞かされ心が折れそうだった。 元に戻れなんて言わない。ただただ自分の記憶を消し去りたい。 今の千羽鶴の心にはそれ一つしかなかったのだった。 -fin- #endregion #region("ちーなご音羽と飲み会 ~困った時は小夜さんを呼ぼう~") #br 「えっと、私どうしてここにいるのかな?」 小夜は明らかに険悪な雰囲気の三人を見て呟く。 先ほどから会話をするでもなく黙々と食事を進めている空気に耐えられなかったのだ。 (ちょっと「」ot!本当にどういうつもりなのよ!!) 小夜は「」otに耳打ちをする。 (いや、この面子になった時点で俺の手に負えないから小夜に助けてもらおうと思って…) 身勝手すぎる!! 「え、えーっと、ここにいるみなさんは何繋がりなのかなー?」 「敵」「被害者」「仇」 三者三様の好意的ではない答えに小夜は言葉を切ってしまう。 なんなのだ。いったいどうしろというのだ。 「というかあなたこそ誰?」 「私は知ってはいるけどなぜここにいるのかは理解に苦しむ」 「倉沢小夜…國政綾水の友人で目下の悩みはなかなか体重が落ちずそれどころか増えて5」 「ちょっと!!!!」 ああビックリした。なぜ世間話からいきなり自分の個人情報が暴露させられなければいけないのだろうか。 「なごちゃんなごちゃん、あとで小夜さんのスリーサイズ教えて?」 「相応の対価を支払えば」 和菓子でいいかなと「」otが持ちかけるとなごみは快諾した。 「勝手に人の情報で取引を成立させないでくれるかしら!!!!」 小夜はもはや処置なしと黙々と食事を進めるのだった。 というか「」otはあとでしなす。 その後何度もバチバチと雰囲気が最悪になるがいずれも小夜の犠牲に丸く収まるのであった。 #endregion #region("小悪魔つばめちゃんの夢を") #br 「ほらウィル…いっちゃえ…っ♪」 いたずらっ子のような声を上げるつばめだったが日ごろの彼女の印象とは裏腹にその声音は艶めかしく、熾烈に、責め立てるように「」otの敏感な部分を擦りあげる。 縛られているのか抵抗ができない彼は水着姿で生肌を密着させてくるつばめの愛撫に息を荒げて追い詰められるしかなかった。 「ぁはは…びくびくってしてるよ…?自分から腰なんて振っちゃって…そんなに気持ちよくなりたいの?いいよ?どこに出したい?」 これは夢だ。そう思う。 なぜならつばめはこんな表情で笑うような子じゃないし、日ごろはそういうことなんておくびにもださない… 「こういうことをしないような純粋な子だと思ってた?でもざーんねん。私の中にはこういうゎたしだっているよ?年頃の女の子だもん!エッチなことにだって興味ぐらいあるょ?」 上目づかいでにやにやと笑いながら、手に持っていたモノに口をつける。唇から口内へ。口内の舌がうねる。 「んちゅ…れろ…あらただっへ、こういうころしらかったんらょね?」 もう、限界だった。 つばめの口内に急き立てられたものを吐き出してしまう「」ot 口に収めたその白濁としたものを見せびらかす様に舌にのせたつばめは、その欲望をゆっくりと飲み下すのだった。 #br 「じゃあ、本当にあなたがしたいこと、してあげるね?」 射精の脱力感に痺れたように呆けていた「」otを新たな刺激が襲う。水着の布地越しに、信じられないほど濡れた大切な場所を「」ot自身に、つばめがこすりつけていた。 「「」ィル、触ってもいいよ?ここ、見てたの知ってるんだから。顔のわりに、とか、性格と違って、大きい方だと思ってたんだよね?アーヤさんやみやびさんよりも小さいのにね?へんなの」 「」otの手首を掴んで自身の柔らかな双丘に押し付けるつばめ。 健康的なデザインなはずのその水着が、どうしてだかひどくいけないことをしているような気にさせる。 「だからね…?わたしがあなたをもらっちゃうんだぁ…♪」 そういうと、つばめはずらした水着から、「」otを受け入れるのだった。 #br 「ぁはは…!すごいすごいょ!!泣きそうな顔してる!!かゎいい!!」 なにがなんだかわからず、豹変したつばめの好意に戸惑い、声も出せずに思いを伝えあうわけでもない交尾を続けることの悔しさに「」otの目が潤む。 しかしその姿がつばめの嗜虐心に更に火をつけて止まることはない。 問答無用の膣内射精を経てもなお腰の動きは止まらずに「」otの性感を高め続け立て続けに搾り取る。 「」otもこんなに短時間でこれだけ射精したことなどあるはずもなく、痙攣するように腰をがくがくと震わせ、ついに糸が切れたように力が抜ける。 薄れゆく意識の中「」otが見たのは何かをこらえるようなつばめの表情だった。 #br #br 「ごめんね。夢の中で、こんなことして…でも私…もどかしくて…大切にされているのがわかるから、言い出せなくて…でもね…私だって、女の子なんだよ?」 泣き笑いの様な表情を浮かべたつばめが闇に交ざっていく。 目を覚ますと、そこにはトライリンカ姿で、涙をこぼして眠るつばめの姿があったのだった。 #endregion 7月22日分まで更新 |