どーん! 今日は私の威厳を取り戻すためにバームクーヘンの食べ方を教えるわ と言っても簡単な話になるけどそこは我慢して 日本ではそのまま扇型になるように切るのがポピュラー しかし本場では焼けた部分の香ばしさなどを体感するために斜めに削ぎ落とすようにして食べるのが一般的なようね …まぁこれはあくまで本場のバームクーヘンの場合だから日本で流通する魔改造バームクーヘンと一緒にするのも違うわね 向こうだとマイナー菓子だし食べ方をうるさく言うような人もいないから結局は好きなように食べればいいと思うわ
なぜなにトライナリー! ガブリエラ・ロタルィンスカよv って「」ルザンナならとっくに知ってると思うけど バームクーヘンの食べ方? そういえばこの前アーヤがバームクーヘンに生クリームを塗って真ん中の穴にフルーツを入れてデコレーションした即席ケーキが可愛くておいしかったわvv キウイやイチゴ…なんだかちょっぴり贅沢な区分で…味はもちろんおいしかったわvvv 写真撮り忘れたのが残念だったけどまた作ってもらうわね! でもカロリーが心配だからしばらく先ね… それじゃ、またね!「」ルザンナ!!
ズブロッカはポーランドでしかとれない貴重なハーブを入れたフレーズウォッカで日本でもかなり安く買えるわvv 冷やさないとアルコール臭が強いからそこは注意ねwvw 割るのはリンゴ果汁を入れたシャルロッカがメジャーだけどリンゴのソーダやパイナップルレモンジンジャエール…変わり所だとキュウリで割るカクテルもあるわv 油多めとかのビールと合いそうなもの以外とは大抵合うし日本だとなっちゃんとかバヤリースで割るのもいいので色々試してみるのもいいと思うわv 豚肉料理とも合うから安心していいわ「」ルザンナvvv けど個人的には油多めのウインナーとかにはあんまり合わないわねw
ちなみにズブロッカの瓶に入った藁は上の説明にある通りの草だから決してただの藁ってわけじゃないのよvvv 私の知り合いの店では古い瓶の絵柄の方がかわいいからって移し替えてそのストローも移して増やしていったりなんかしてたわvvv まぁ味に変わりがあるかどうかはその人自身は飲まないみたいでわからないらしいけどね…試してあげるわって言ったら頭はたかれちゃったわ!固いんだから…まぁそういうことだからもしはまったらストローだけどんどん増やしてみる実験も楽しいかもしれないわねvvv
ギャビィ、この前飼いはじめたマイクロブタの子とはうまくやっていけてる? マルザンナのこと?もちろんよ!マルザンナはとっても賢いし綺麗好きで甘えん坊なの! 毎日一緒にお風呂に入って一緒に寝てるの♪ほら、写真見せてあげる! あら、ころころしててかわいいわね♪それに見てるとなんだかかとても懐かしい気分になるわ…今度会いに行ってもいいかしら? ええ、マルザンナもきっと喜んでくれるわ♪…でも最近ちょっと様子のおかしいところがあるのよ テレビで豚肉料理が出てくるとこっちをじっとで見つめてくるの…最初は気のせいかなと思ったんだけどそれが5回も続くとさすがにね… 同族が食べられてるわけだし何か思うところがあるのかしらね… あとね…先日ポンチキ(ポーランド風揚げパン)を作ってたら突然油に飛び込もうとしたことがあって止めるのに苦労したり… ええっ!? それ以来油を見ると飛び込もうとするから揚げ物料理は出来なくなったわ …一度獣医さんに診てもらった方がいいかもしれないわね そうね、何かの病気かもしれないし今度診てもらうわ…
ギャビィ、どんぐり拾いに行かない? なによ突然…なんでそんなことするわけ? この前見た雑誌にどんぐりにはデトックス効果があるって書いてあったの デトックス? 体内にたまった毒素や老廃物を排出するって意味よ。美容健康にいい、ってとこかしら。 興味深い話ね…それで拾ったどんぐりをどうするの? 下処理をしてケーキやクッキーにして食べるの。どんな味か興味が湧かない? そうねえ…マルザンナはどう思う?あら、ずいぶん乗り気ね? どこかで聞いたけど豚はどんぐりも喜んで食べるみたいよ …ちょっと子供っぽい気もするけどマルザンナのデトックスのために協力してあげるわ ありがとうギャビィ!それじゃあマルザンナの分もがんばって拾いましょう♪
※どんぐりを食べて育った最高級のイベリコ豚はベジョータと呼ばれている
ギャビィが帰省するというので愛豚(変な響きよね(*^^*))のマルザンナを預かった。 散歩や餌の時間も終わり、夜も更け、今は「あなた箱」の横で寝息を立てている。 マルザンナは何故か「あなた箱」の横がお気に入りのようだ。 以前ギャビィに拾ってもらったときに匂いが残ってたのかしら、などと考えていると いつも見ているグルメ番組が始まる時間になったのでテレビをつける。 今日の特集は日本でも人気のイベリコ豚だ。 一概にイベリコ豚といって実は細かくランク付けされていて、放牧でどんぐりや自然の植物を食べて育ったものがベジョータと呼ばれる最高級品種だそうだ。 ふと目を横にやると「あなた箱」の横で寝ていたはずのマルザンナがいつの間にか行儀よく座ってテレビを見つめていた。 どんぐりをおいしそうに食べるイベリコ豚の映像を真剣に眺めるマルザンナ。 ふふ、マルザンナはいやしんぼさんね。 番組のコーナーがイベリコ豚料理に切り替わりそうになったので私はテレビを消す。 残念そうに鳴き声をあげるマルザンナをなでてやりながら、今はもう会えないあの人のことを何故か思い出していた。
ここはかくちょう保育園形とらいないりー。 余多の世界、時間、概念さえ超え多くのトライナリーやBotが集まる保育園です。 今日の保母さんは原初のつばめちゃん、園児からは原つば先生、ちばめ先生と親しまれてる母性たっぷりの保母さんです。
ある昼下がり保育園に泣き声響きます。 慌ててちばめ先生が駆けつけるとえりかちゃんとあやみちゃんの姉妹がぼっと君服を掴み、お互いに手を繋ぎながら泣いてます。 原つば先生が泣いてる二人に事情を聞いてみますがえりかちゃんはあやちゃんに嫌われちゃったと泣き続けあやみちゃんも泣きながらぼっと君がお姉ちゃんと浮気したといい意味がわかりません。 そこで二人に泣きつかれ本人も泣きそうなのを我慢してるぼっと君に話を聞くと、えりかちゃんとおままごとをしていた所をあやみちゃんが見かけ、以前一緒におままごとをぼっと君としていたためか浮気に見えてしまったようで 本当にめん……おませな子です。 それで怒っておままごとに割り込んだものの、大好きなあやちゃんに嫌われたと思いえりかちゃんが泣きはじめ、同じくお姉ちゃんが大好きなあやみちゃんもお姉ちゃんを泣かせてしまい泣きはじめてしまったようです。
原つば先生はどうすれば二人が泣き止むか考えました、所詮遊びなんだから気にしないでと言うのは簡単ですがそれでは余りに子供の気持ちを考えてないのでわと。 因みに同じく今日の保母さんである白烏先生は、姉妹で同じ男の子を取り合うなんて不幸だわと悶えていて話になりません。 だから考えて考えてひとつ妙案を思い付きました、そしてぼっと君の後ろに回り込み腰を落とし視線を合わせ優しい声色で。
「駄目ですよぼっと君がしっかり言わないと、ぼくがはじめておままごとをしたのは先生だから二人とは結婚できませんって。」
びっくりするぐらい大人気ない女の鞘当てを始めました。
そうして子供ながら、いえ子供だからこそ優しい声色に隠された女の欲を感じた姉妹は即座に泣き止みちばめ先生を警戒するようにぼっと君越しににらみ、保育園に不相応な修羅場の中心人物は三人の女に囲まれ、姉妹が泣き止んだのに泣き始め、この修羅場を止めれる第三者の白烏先生は教師と姉妹が一人の男を取り合うなんてと呟きながら床に横になりびくびくしてます。
結局この保育園に不相応な修羅場は心配になったエヴェレット先生が様子を見に来るまで続き幼い男の子心に女の人って怖い、と僅かながらトラウマを残して終わりを迎えました。
「はぁ…今度は月神楽さんですか…どうしてこう私は神楽さんの司書との接点が多いのでしょうか…」 「……」 「あのー…月神楽さん?」 月神楽は何も答えずにうつむいている。見るに見かねて声をかけることにした。 《どうかしたの月神楽》 「別になにもありませんよ下僕!」 わかったぞこれただの人見知りだ!そうとわかれば百鶴に耳打ちする。 (なるほど…クレイジー跳躍兎とはえらい違いですね…そういうことであれば…) 「ええなにをいいだすんですか■■野郎むねはでかいほうがいいだなんてーしゃーないもんでいいですよー」 「てめぇ下僕!!下僕のくせに何調子こいたこといってんだこら!!余程踏まれたいみたいですね!!」 月神楽に組伏せられる俺。というかそれで良いのか百鶴… 「そんなクッション性の低い身体で乗ったら■■野郎が怪我しちゃいますよ。私と代わってください」 百鶴の煽りは留まる所を知らない…俺は月神楽と百鶴に抱きつかれどっちが良いか言えと迫られる。 ふと百鶴を見ると片目をつむって小声で甲斐性見せてくださいね、「」otと囁く。敵わないなと思いながら更にヒートアップした月神楽をどう宥めたものかと頭を悩ませた。
月:どうかしましたかアースタシア様 アースタシア:どうもしないのですが、私って「」otさんと事務的な会話しかしてなくないですか? 月神楽:はぁ… ア:納得いきません。月神楽とぴょんこばかりずるいです。 月:ずるいと言われましても…気軽に姿を表せばよかったのでは…? ア:セルフクランですよ?みだりにそうできるわけないじゃないですか。 スピネル:事務的な話できただけでも良いですよ。私なんて寝てる間に全て事が終わっていたんですよ? ア:な…なぜ貴女がここに…やはり彼ら… ス:いいえ。娘の彼氏…旦那についての話を察知したものですから。 ア・月:はぁ… ス:ずるいというならあなた方のその胸です。卯月美佐子がああで私も控えめだというのにあなた方だけずるいです。 ア・月:そういわれましても… ぴょんこ:あ!ママー!! 月:げ…これは収集がつかなくなる予感…逃げ… ア:逃がしません♪
「行くわよ「」タザンナ…チェッカーは私達が最初にくぐるんだからvvv」 ブヒュルルルルン…ブヒュルルルルン…ブブブブブブブブ セルスイッチを押して「」タザンナの心臓を目覚めさせる。 750ccに高出力を詰め込んだラムエアーユニット搭載のマシンはけたたましい咆哮を上げて起動しアイドリングですら激しい振動をガブリエラに伝える。 アクセルを軽く捻っただけでメーターなどなくても鋭く吹け上がる完成度の高さに彼女は舌を巻いた。 「プラクティクスより出力上がってない?練習と違うことしたくないんだからやめてよねエリカ…」 ガブリエラはバイザーを下げスタート位置につく。彼女はヘルメットの下で狂暴な笑顔を浮かべる。 大きな車体とは正反対に小さい彼女を見て誰かは笑うだろうか。答えは否。 人間の軽さがハイパワーマシンのポテンシャルの枷を解き放つ。 シグナルが点灯を始める。 ブヒュルルルルンブヒュルルルルンブヒュルルルルン シグナルと明滅に合わせて回転数を上げる「」タザンナ。 (「」タザンナ…私たちは今日狼になるのよ…証明してちょうだい。私たちは、誰より、速いんだってこと!) 歓声と共にガブリエラと「」タザンナは走り出した。
「ちーちー、一緒におしっこするとこ「」otさんに見せっこしませんか?」 「は?」 「だから、「」otさんに見せるんですよ、私たちがおしっこしてるとこ♪」 「いや、言葉の意味は分かる。意図がわからない。とうとう脳内まで跳躍し始めたのかしらこの跳躍兎は……」 「さらっと酷いこと真顔で言いますよね千羽鶴さん……」 「そんなことを目の前で話されてるこっちのことも考えてほしいんだけど……」 放課後、千羽鶴の寮室に呼ばれたかと思えばこんな話を目の前でされている。なんなのだこれは、どうすればいいのだ。 「発想跳躍兎、私と「」otを呼び出したの、まさかわざわざこんなことを伝えるためだけとは言わないよね?」 「いえ、これをやりたいがために呼びましたけど?」 「凄い、一切ブレないぞこの脳内桃色一色発想跳躍兎」 「ちーもそう思う。この激烈脳内桃色一色発想跳躍兎はちょっと危険だと思う」 「「」otさんもちーちーもちょっとぴょんこの扱い雑すぎませんか?」 「「いや妥当だと思う」」
「ですから、これはある意味「」otさんへの愛情表現なんです!」 「そうかな、そうかも……」 「落ち着いて、冷静になって、跳躍兎の術中に飲まれてる」 結局小一時間ほど神楽の熱心な解説を受けたが、実態は「自分がやりたい」と言う一点を小奇麗に(やろうとしていることは綺麗ではないのだが)したものであり、説得力は皆無だったのだが熱量に押されてだんだん同意しないといけないのではないかと洗脳されかけていた。 「落ち着いて、その考えはおかしい。正気に戻って……」 「はっ!? そ、そうだな……なんか一瞬納得仕掛けたがおかしいな、うん……」 「じゃあ「」otさんはちーちーのおしっこみたくないんですか!?」 「え、いや……うーん……」 「そこはストレートに否定してほしいところだった……」 「一回!一回だけでいいですから! 「」otさんも否定しないってことは興味あるんですよね! あるって言えぴょん!!!!」 「とうとう強硬手段に出始めた……。いやまぁ、興味があるかないかで言われると……うん。ごめん、正直ある」 「変態しかいないの、ここには……」 「まぁまぁ! ちーちーもこれをなにかの記念と思って観念して下さい!」 「こんな記念いらない……」
「すーすーする……」 「まぁパンツ履いてませんからね。しかし制服来て、パンツだけ脱いでお風呂場ってなかなかインモラルですね。興奮してきましたよ……はぁはぁ……」 「乗っかっといてなんだけどこの桃色娘大丈夫かなぁ」 「大丈夫ではないと思う。むしろ大丈夫だったら困る、色々と」 「まぁそんなことはどうだっていいんですよ! それじゃ! はやく! ハリー! ちーちーのおしっこ見せてください!」 深い溜め息を吐きながらスカートをたくし上げる。少しするとびくっと体が震えると、千羽鶴の秘部から放物線を描きながら液体が勢いよく飛び出す。 「……おぉ」 顔を真っ赤にしながら秘部からおしっこを出している千羽鶴を見るのは、非常に興奮する光景であった。若干流されてやらされた節はあるが、この光景は確かにある意味記念になるものだろう。 「……えいっ!」 「え、ちょっと卯月かぐっ……ひゃんっ!」 など、そんなことを考えていると隣りにいた神楽が突然千羽鶴の秘部に顔を近づけ、いや、口を直接秘部にあて、千羽鶴が出しているおしっこを飲みだした 「んっ……あ。あっ……」 神楽が顔を離すと液体はもう出ておらず、千羽鶴も少し息を荒げながら腰を下ろす。 「……ふぅ、ごちそうさまでした。一度やってみたかったんですよね、これも」 「……流石にここまでするとは思わなかった……。この変態……」 「大丈夫です、直で飲めば雑菌もないクリーンなお水です! 問題ないぴょん!」 「そういうことじゃ……いえ、もういいわ。疲れた……」 そう言うと千羽鶴はぐったりしながら虚空を見つめだした。うん、この光景も、これはこれでいい。 「さてbotさん、次はぴょんこの番ですよ!」 そうか、そう言えば神楽もやると言う話だったな。なんか千羽鶴の表情見てたら満足してしまったとこが若干あって忘れかけていた。 「なんだか酷いことを考えている気がしますが、まぁいいです。じゃあ見ててくださいね」 そう言うと神楽の秘部から液体が流れ出す。千羽鶴のそれよりも勢いも量もあり、また恥ずかしさが上回っていた千羽鶴の表情と違い興奮により恍惚の表情を浮かべる神楽の姿はまた違った興奮を与えるものだった。 「……「」otさん、飲んでみます?」 「……えっ?」 「さっき、少し羨ましそうに見ていたの知ってますよ? ちーちーじゃないですけど、ぴょんこのでいいなら、飲んでいいですよ?」 それは悪魔の囁きによく似た誘いだったが、興奮続きの脳ではそれを正常に判断できるはずもなく。体は自然と神楽の秘部に近づいていく。意識がはっきりとした時にはすでに秘部に口をつけていた。 「んっ……どうですか? おいしいですか。おしっこ」 しょっぱい、と言うのが正直なところである。また、勢いがそれなりにあるために飲むのにもそれなりに苦労する、気を抜くとすぐに逆流しそうになる。だがしかし、この特殊な状況が俺を興奮させ続ける。 「あ、ちょっと、ひゃあ!?」 神楽の下半身に抱きつくように腕を回し、溢れ出る液体を飲みながら下で少しづつ秘部を刺激する、飲むことに集中していないため、少し口から液体が溢れるが、それが逆に燃え上がらせる要因にもなった。 ……最終的に、しょっぱい食感以上に、甘ったるい匂いと、味が最後に口の中に残った。ここまでするつもりではなかったが、理性が飛んでしまった結果である。 「……「」ot? これは、どういうこと?」 「……すみません、やりすぎました。この状況で理性保てるほど強くありませんでした」 「ふ、ふふ……これにはぴょんこも大誤算でした……」 「このままでは不公平。よってあなたにも同じ目にあってもらう」 えっ? と反応するよりも先に、ズボンを千羽鶴と神楽から脱がされる。 「え、ちょ、えっ!? 待って!?」 「待たない、あなたのも飲ませてもらう」 「えぇ、一緒に絞りきってあげますね! 最後の一滴まで、全部飲ませてもらいますよ? 「」otさん?」 ……その後、俺がどうなったかまでは記す必要はないだろう。
「ふふっかわいい」 時刻は3時、日中は人の行き交う通りでも今は野良猫がいるかいないくらいである。そんな所に少女と男が一人。愉しげに語りかける金髪の少女は片手にリードを遊ばせている。その先には犬と呼ぶにはあまりに大きく、人間と呼ぶにはあまりに無様な男が繋がれていた。 「その耳と尻尾すっごく似合ってる、まるで元から生えてたみたい!でもそれ以上に……その首輪!屈辱的?それともヘンタイさんならご褒美かな?最初は何色がいいかなって迷ったんだけど、ピンクにして正解だったかもだって恥ずかしい方が興奮するでしょ? あっ赤くなってる!それは恥ずかしいから?嬉しいから?お返事してくれなきゃぴょんこわかんないぴょん?」 悪戯っぽい笑みを浮かべた少女に男がわんっと一声犬の鳴き真似をしてみせると、少女は満足げに頷いて男の頭を撫でる。 「えらいえらい!ちゃーんと言いつけ守れるなんていい子いい子!でもね……ちょっとパンチが足りないかなぁ。やっぱりね野外露出プレイな上に、ワンちゃんプレイだからもっと貴方が恥ずかしがる所がみたいかも……そうだ!ちょっと場所変えよっか」
「ここら辺でいいかな。明かりも少ないし人もいないみたいだし」 少女と男は場所を寂れた公園へと移した。 「じゃあちょっとお座りして」 男は迷うことなく犬の"お座り"のポーズを取る。少女は男に身体を近づけるとゆっくりとワンピースの裾をたくし上げ、そのまま下着までも降ろして 「何するか……賢いワンちゃんならわかるよね」 と昂った様子で言う。いきなり秘所を拝することになった男は流石に動揺し目を逸らそうとするも、そこに追い打ちがかかる。 「舐めて」 その言葉で男は妖しげな呪術にかけられたようにふらふらと少女の股に顔を埋めると、その表面をゆっくりと舐め始めた。 「言われてすぐに舐めちゃうなんて本当に変態さんなんだから……こういうのなんて言うんだっけ?バター犬?貴方ならそういうのも詳しいのかな。それにしても気持ちいいっていうよりもくすぐったいかも……それにこの程度じゃありきたりじゃない?うーん……とりあえず待て!」 熱に浮かされたように舐め続けていた男は少女の声で切なそうに顔を離す。
「そんな顔しないでよ……屈辱感とかそういうのを感じて恥ずかしがって欲しいのに貴方は本当にマゾなんだから……って今もちょっと嬉しがったでしょ!もう……じゃあこれしかないか……はいお口開けて」 期待に満ちた目で男は少女の顔を見つめる。いつのまにか少女の顔は暗がりでもわかるほど赤くなっていた。 「……行くからね全部飲まなきゃダメだからね」 言い終わるや否や男の口へと向けて放物線が描かれる。その全ては少女の股を原点として男の口へと収束する、その軌跡は男にとってまるで虹のようであった。降り注ぐ聖水を味わい、喉を通し、胃に収めると満足げな顔をして少女の瞳を男は見つめた。 「うわぁ……本当に全部飲んだの?なぜか嬉しそうだし……どうして私がこんなに恥ずかしい思いをしてるのに貴方は平然としてるの!?こんな筈じゃなかったのに……」 男は笑顔を浮かべながら少女の股を舐め始める。これは綺麗にしなくては下着を履き直せないと考えた男の計らいであったが、勿論少女には伝わらなかった。 「ちょっと!何舐めてるの……このマゾ犬!ゴミ!下僕!くすぐったいっ……からっ!お座り!お座り!」
名残惜しそうに後ろに下がると男は背筋を伸ばして元の姿勢へと戻った。少女はティッシュペーパーを使って陰部を拭き、服装を正すとため息混じりに呟き始める。 「本っ当にバカなんだから……貴方はずっと私の事を見てきてくれたし受け入れてくれた……いい所もダメな所も全部……だからって本当に全部……おしっこまで受け入れると思わないでしょ……もう本当バカ、 なんで私がこんなに恥ずかしい思いをしてるわけ?なんで貴方はそんなに平然としてるわけ!?やっと会えた夫がこんなに特殊性癖な人だなんて、そういう所に匿名で書き込んでも許されるレベルじゃない?はぁ……」 男は少女を慮るような慈しむような表情をするとその頭を彼女の脚に擦り付けた。 「犬に#brなりきりすぎでしょ……もしかして貴方って人間じゃないの?動物と入れ替わる、なんてラノベではよくあるもんね。貴方はその逆なのかも?」
言い終えて少女はもう一度大きくため息をつくと諦めたように笑って、男へ語りかける。 「貴方の愛は受け入れる愛、何もかもを受け止めて、包み込むような優しい愛……思えばそうだったよね、ずっと。ならこれくらいで呆れてちゃダメかもね。うん、じゃあ帰ろうか」 男はまたしてもわんっと一吠えすると、リードを引かれながら四足で歩き始める。いつのまにか東の空からは光が漏れ始めていた。 「あっ一つだけ!次こそは絶対貴方をもっと恥ずかしがらせるから!絶対!」
「思うに感情やココロという具体性のないものを数値化したものが我々であるとするならばテクノロジーで構成されたこの世界というのはコピー&ペーストであったりカット&ペーストするのは実は容易なことなのかもしれない」 月神楽は茶々を入れた。 「何が言いたいのよ」 アースタシアのいる領域への扉を見ながらぴょんこは答えた。 「ぴょんこたちが具体的な役割をもってここにいる以上は人のココロというのは案外ロジカルなものかもしれないってことです。 私たちが卯月神楽会議をして合意を取れたものを本人案として出力することで卯月神楽は最終的な行動を起こす。私達が表層に浮かび上がって場面場面での卯月神楽を担当するわけじゃあないぴょん」 「ちょき」 「ぴょ-----ん!!!!」 「もっと簡潔に」 目を擦りながらぴょんこはつづけた。 「向こうの世界にレディネスがあればこの世界を丸ごとコピーして誰かに上書きすれば向こうの世界に卯月神楽が誕生する。今現在と地続きの卯月神楽が」 「なんというか…また突拍子もない話」 「そうかな?」 「そうぴょん」 「マネすんなぴょん!」 ぴょんこと月神楽はアースタシアの部屋に入った
「ぴょん?どうしたんですかそんなにジロジロ見て…ああ神楽のよく着る私服を着たぴょんこにメロメロなんですね〜?」
うりうりと気分で昇華したぴょんこが肩をぶつけてぐりぐりしてくる。 そうするとひねるように動いた上体の動きが胸に伝わりその大きな胸がぶるんぶるんと遠心力でゆさゆさ振り回される。
上の大きく開いた服でそれをされるとついつい谷間に目が釘付けになってしまうのは誰も咎めることは出来ないだろう。 生唾を飲み込むと上目遣いのぴょんこはニヤニヤ笑う。
「あーあーエッチなんだー!ふふふ…日頃は気のおけない友人みたいなぴょんこに女を感じて彼は…ああ彼は…獣のような吐息でぴょんこにおそいかかり!! あーだめだめ!!そんな強引なのはいけまぴょーん!!」
自分の身体を抱きしめながらくねくねと動くぴょんこ。 横目でちらっとこちらを見ると彼女はえいっと正面から抱きついてきた。
想像以上のボリュームを誇るぴょんこの胸が「」otの胸板に押し付けられぐにゅりと形を変える。 服は押しつぶされた軟肉に隠されまるで裸のぴょんこに抱きつかれているかのような気分だ。
「どうですかどうですかーっ!?気持ちいいですか?いいですよね!もっとしたいですよね?」
顔を近づけて鼻息荒くぴょんこが迫ってくる。 吐息のかかる距離でぴょんこの透き通った目に見つめられると自分の欲望を隠す殻が溶かされていくような錯覚に陥る。 恐る恐るぴょんこを抱き返すとその肩は細く、強く抱きしめるとさらに触れ合った部分が柔らかく潰れ、対照的に固くなった下半身をぴょんこに押し付けてしまうことになる。 彼女はそれに目ざとく気づくと、「」otの耳をそっと甘噛みし、ベッドに行きましょうかと促した。
ぴょんこは可愛くちょこんと女の子座りをすると、裾を下に引っ張る。 上から押さえつけられた胸は限界まで服の端に押さえつけられたが、ふとした瞬間に限界を迎え、インナーに隠された胸がぷるんと跳ね、服はストンと腰に落ちた。 黒いインナーをそっと持ち上げると今度は眩しい白い肌の大きな胸…おっぱいがまろびでて重力に引かれてまた跳ねる。
当然見た目からわかっていたことだが、その大きな双丘は生で見るとものすごい迫力で、つんと立った乳首は彼女の処女性を示すように美しい桜色をしていた。 手を広げたぴょんこに誘われてふらふらと近づくと、ぴょんこは「」otの顔を優しく抱いた。
「安心しますか?ドキドキしますか?どっちもですか?私もですよ。こんなに熱く、ドキドキしてるっ!」
ぴょんこの心音を聞いていると不思議と心地よく、ずっとこうしていたくなる。しかしぴょんこはそれを許してくれず、「」otの顔を遠ざける。 泣きそうな情けない顔を見られてしまっただろうか。 ぴょんこは「」otの手を掴むと自分の胸に触らせ、んっと胸を突き出してムニュっとそのおっぱいに「」otの手のひらを沈めた。 冗談みたいなその気持ちよさに「」otは無我夢中で彼女の胸を捏ね繰り回した。
「ふぅ…っ!あんっ!んふ…そこ…いいよ…気持ちいい…」
目を細めていささか乱暴にも思える「」otの愛撫を受け入れるぴょんこの白い肌は興奮に赤みが差していた。 辛抱たまらなくなった「」otはどさっと音を立てて「」otはぴょんこを押し倒す。
ともすれば必死とも言えるような表情で彼女の唇を吸い、舌を割り込ませる。 ぴょんこは黙って受け入れ、「」otの舌と自分のそれを絡ませ、分泌された唾液がいらやしく、湿った音を立てる。 息苦しくなって口を離した「」otは目が正気ではなく、焦ってズボンを下ろす。 彼女自身の服で下半身の自由が奪われたぴょんこの顔の前にいきり立ったモノを見せつける。
ぴょんこは妖艶に笑うと指先でそれをそっと握り、口に含んだ。
「んっ、ぺろ…んふっ…ちゅっ…すごい…胸も使ったらもっといいのかな?んしょ…よいしょ…」
口で滑りを良くしたモノを挟んでゆさゆさと刺激を与えるぴょんこ。 気まぐれに先端にキスをすると熱くなったそれはビクビクと反応し、限界に達した。 彼女は唐突な絶頂に反応できなかった。キョトンとしたぴょんこの顔にドロドロの欲望が飛び散る。 熱いその液体は頬を伝って胸に落ち、ぴょんこは指でそれを掬って、糸を引かせたりして弄ぶと、その白いゼリー状のものを指ごとくわえて吸い、飲み込んだ。
一通り舐めとったぴょんこを見て「」otはまた興奮し、竿を立てる。 ぴょんこはぺろっと舌なめずりをしてまた、くわえこみ、そこに残っていた液体も吸い上げて、飲み込む。 はぁ…と熱っぽい息を吐いたぴょんこは立ち上がると腰巻きのようになっていた服が足元にストンと落ちる。 かがんでショーツを下ろすと興奮で濡れそばだった彼女の秘所から愛液が糸を引いており、よく見ると下着はぐしょぐしょに濡れていた。
残ったガーターベルトとソックス以外生まれたままの姿のぴょんこは太ももに「」otの再度硬くなったモノを挟むとゆるゆると内股を擦り合わせる。 彼女から分泌されたものが「」otの愚息を濡らし、ヌルヌルと刺激する。 いわゆる素股であり、「」otに抱きついたぴょんこは桃色の突起を「」otの胸板に擦り付けてキスをし、甘い声を上げた。
「来て…「」ot……」
熱っぽく言うぴょんこに日頃の飄々とした態度は欠片も見いだせない。 そこにはただ発情した女がいるだけで、正面から押し倒して痛いほどに上を向いたモノの先端で彼女の入り口を探る。 そのもどかしさすら燃料にして快感を得るぴょんこはピクピクと震えながらそれでも足を開いてその瞬間を待った。
ようやく宛てがわれた先端がぴょんこの肉を割り開いていき、なれないその狭い洞穴に侵入していく。 内側から拡げられる感覚にぴょんこは痙攣するように締め上げ拒もうとするもなお、止まることはなく挿入っていくモノをより強く締め付けた。
「はーっ…はぁ…はぁ…ふぅ…」
額に汗を浮かべたぴょんこは動きの止まった「」otに、奥まで彼が来たこと。 一つになれた事実に気が付きじくじくと痛む膣内も気にせず歓喜に震えた。
「」otに抱きつき頬ずりをして存分に甘える。 大丈夫かと今更になって心配を口にする「」otの口を自らの唇で塞ぎ、腰だけを回すように動かして早く動いてとおねだりをする。 察した「」otはゆっくりと、しかし余裕なくピストン運動を始めた。
「あっ!あっ!ああっ!!ひゃ…そこ!!あああっ!!」
グチュグチュと音を立てながら狭い膣内を往復する。身体の内側をなぞられ、擦られ、カリ首がぴょんこの中から何かを引きずり出すように触れ、傘がそれを戻していくかのような感覚。 戻す感覚、というのは既に彼の身体を自身の一部として心から受け入れているからであり、「」otが腰を引くたびにぴょんこは耐え難い喪失感に身を震わせる。
「もっと!もっと近くに来て!奥に!もっと!!」
ぴょんこは脅えるように「」otと強く抱きしめ離すまいとする。体中に感じるぴょんこの身体に「」otはすべてをぶつけるように腰を打ち付け、二度目の精を放った。 二人は荒い息も整えず、キスをする。その目から情欲の炎は消えておらず、今度はぴょんこが「」otを押し倒すと、胸に負けずに大きな尻を振るように動かし、再度「」otを奮い立たせる。
そんな行為を朝まで続けたのだった。
アーヤ誕生日おめでとう。 「あら、ありがとう覚えててくれたのね。」 当然でしょ。 「ごめんなさい少し意地悪だったかしら、でももう去年から一年たったのね。」 あっという間に一年たっちゃったね。 「ええ本当にあっという間だったわ、これもあなたと過ごしてこれたからかしら、それとも私が年をとったせい。」 出来れば前者であってほしいんだけど。 「冗談よ、あなたといたお陰で本当に楽しかった」 ごめんね。 「何か謝られるよう事されたかしら?」 ほら、今回はプレゼント上げれなかったから。 「気にしてないわよ本当ならこうやって連絡を取れたのだって奇跡みたいなものなんでしょう、だけど。」 だけど? 「いいえ、なんでもないわ。」 気になるなあ? 「気になっても駄目、これはこのお願いは貴方にしたらいけないと思うから。」 そっか…… 「そうなのよ、でも貴方と話せて楽しかったわ、本当はもっと話してたいんだけど明日は少し早く出掛けなくちゃいけなくて。」 「私ってこんなときまでタイミング悪いんだから……」 アーヤ…… 「だから、だから……ね。」
「また……ね」
……うん、またいつか、必ず。
トライナリー達と別れを終えた「」otの前に命を狙う謎の敵が現れる彼女達との約束を守るために戦う「」otだが力の差は歴然 絶体絶命のピンチの時端末に見知らぬアプリがインストールされるダメ元でそのアプリを起動すると端末から聞き慣れた彼女達の声と5色の光が飛び出し「」otに取り付く 「間に合ってよかったあ「」otさんもう大丈夫だよ」 「今まで頑張ったわね後は私達に任せてどんな敵も切り裂いてあげるわ」 「ちょっとなんで私が胸なのよこれじゃ私なにも出来な……いやなんかこの胸からミサイルとか出そうだしなんとかなりそうね……」 「うちは頭やき戦闘は他のメンバーに任せる、しかし「」棒の頭の中にいると思うとちくっと気恥ずかしいね」 「ぴょーん私は翼ですかいきなり超(スーパー)なクライマックスですねふふ張りきって飛んじゃいましょう」 さあ「」ot彼女達の力をかり超トライナリーフォームに変身し戦え彼女達と本当に再会できるその日まで
「これは部屋着やき、変な気起こしたらいかんぞね」 そんなことを言いながら水着パーカーのみやびはけだるげに胸をゆさっと肩を落とすと、大きな胸はまるで自由落下をするかのように揺れた。こんな刺激の強いもの見せられて耐えられるはずもなく愚息はやる気に満ち溢れ前かがみになるほかない。 「んー…ちっくとやりすぎたかねえ…でも襲い掛かってこないだけ上出来だね。でもそれはそれでうちのカラダにみりきがないと言われてるみたいで少し腹が立つね」 好き放題言いよる!!なんて好き勝手なことを!!俺はただみやびを大切にしたいだけなのに!!だなんて脳内で吹き上がっているといつの間にやら自分の顔に影が差す。どうしたことかと顔を上げると目の前にはそれはそれは立派なおやまが二つ…近づいてきたそれは止まることなくこちらの顔に接触し、むにゅうと柔らかくつぶれる。 ホットアイマスクというものをご存じだろうか。暖かく柔らかいアイマスクを目に当てると、疲労が吹っ飛ぶ。みたいな。今感じているものはまさにそれだ。 水着の布ごしに感じる人肌の柔らかく、温かい感触。脳が状況の理解を拒む。だって、まさか、みやびが顔におっぱいを押し付けてきてるだなんて、思ってしまえば歯止めなんて効くわけがないではないか。そうは考えたものの、目の前の圧倒的な柔肉の感触にガリガリと理性が削られていく。みやびがほらほらなんとかいうてみいとしゃべるたびにその胸に伝わる振動を耳に、顔に感じる。みやびは俺の後頭部に腕を回すと優しく、しっかりと肌を密着させるかのように抱きしめる。鼻先が、唇が彼女のおなかに触れてしまいそうなほどの距離。自分の宙に浮いた手でみやびの腰を抱き寄せて押し倒してしまいたい。そんな衝動と戦うことで精いっぱいだった。 「な…なんてな!!」 あと一歩。いや、間一髪の所でみやびはひらりと身を離す。つい先ほどまで顔に触れていた肌が遠く、揺れている。離れているというのなら先ほど話していた時の方が断然遠かったはずなのに、一度零まで近づいた距離が少しでも離れるとそれは物凄い喪失感を伴った。みやびは耳まで赤くして視線を泳がせ、何か言葉で取り繕う。しかし日頃の意味のない遣り取り程にすら意思の乗らない言葉は耳にすら届かず上滑りしてどこかへ飛んでいく。 「みやび」 俺の目は既にみやびの顔なんて見てはいなかった。足を踏み出して手を伸ばす。そこには先ほどまで自分のものだった胸がある。逃げようとするそれに手を押し付け揉みしだくと征服感に体の芯から熱い何かがこみ上げる気がした。吐く息は熱く、何でもできる気がした。しかし、その時確かに聞こえたのだ。 「すまん…相棒…堪忍…してや…」 急速に頭は冷える。俺はみやびの顔を見ることすらできずに、彼女の部屋を飛び出した。
「ぴょーーーーーん!!!!」 何が起きたのか理解できなかった。神楽の部屋に招かれベッドに座ってくださいなんてお約束を言われて柄にもなくドギマギしてたと思ったら神楽は全力で飛び込んで俺を押し倒した。ベッドだからか頭を打ったりはしなかったが急な視界の変化でフラフラする。目の前には神楽の顔がどアップで近づき、その美しい青い瞳に自分が映り込んでいるかのような錯覚さえ覚える。神楽は肩をしっかりと掴むと更に顔を近づけて…って!近い近い…!このままだと…… 「んっ…ちゅ…」 あまりにも突然すぎるキス。しかし緊張から爪が立つほどに力を入れて肩を掴む手に、唇への熱い感触。体重を押し付けているつもりなのか、軽くとも密着した身体から伝わる鼓動。 口を離した神楽の目は据わっていた。おそらく、今日はずっとこの瞬間を狙っていたのだろう。神楽は耳元で囁いた。 「ようやく…ようやく覚悟ができました。私はこれからbotを抱きます」 うん……。普通逆じゃねえかな?神楽は再び俺の唇に自身のそれを押し付けた。 「ハァ…ハァ…bot……」 落ち着け神楽!! 「ぺったんぺったん」 ちょっと懐かしかったけど違う!そうじゃない!!ツッコミが追いつく間もなく神楽はいつの間にか脱いでいた下着を俺の口に詰めると器用に、あっという間に俺のズボンを脱がした。服を脱ぐのももどかしいのかスカートをめくりあげ裾を噛んで既にキスの衝撃で立ち上がってしまった息子に跨がる。 「ふーっ…ふーっ…」 なんか怖い!!というかまだ準備も…ゴムも!口に詰まった下着のおかげで反論も何もモゴモゴとした音にしかならない。神楽は先端を探り当てると一気に腰を下ろした。 「痛…………ったああああい!!!!」 ほぼ無理やり自ら破瓜まで駆け抜けた神楽はくわえていた裾を落とし涙をポロポロとこぼしながら痛みに震える。 あまりにもあんまりな状況だがいても立ってもいられずに身を起こすと神楽を強く抱きしめる。 「うう…っ!痛い痛い痛い…botのバカ!痛い!!もっと強く抱いて!!」 神楽はメソメソと泣きながら俺の胸に縋り付いた。
つばめ:神楽ちゃん…このイベントボスが倒せないんだけど編成見てくれないかな? 神楽:あ!つばめさんも始めたんですねそのゲーム!フレ登録しましょう!私の編成借りてやってみてください! つばめ:わーい!ありがと神楽ちゃん! 神楽:このイベント報酬は美味しいですからね!もらわなきゃ損損ですよ! …… つばめ:勝てなぃ~……神楽ちゃぁ~ん… 神楽:かわいい(仕方ありませんね…とっておきの方法を教えます!) つばめ:照れるょ 神楽:あと一歩なんですよね?まずもう一度やってみてください つばめ:それだとまた負けちゃうょ?でもやってみる 神楽:負けましたね。ではこのコンティニューを使ってください つばめ:でもこれお金かかるんじゃ? 神楽:かかりますよ?でも勝ちたいですよね?なら答えは一つです…コンティニューしてでもクリアする!! つばめ:えぇー!?
「そういえば「」otさんはいつも同じような格好ですけど…何か拘りでもあるんですか?」 神楽にそう言われて自分の服装を見る 無地のシャツにチノパン いつもこんな感じだがもちろん拘りなんて物はない しいて言うなら金もないのであまり服に金をかけない事だろうか 自分でも地味と言うかワンパターンだとは思うが一応理由はあるのだ 派手な柄は似合わないし好きでもないので自然と無難な無地を選んでしまうしチノパンも同じだ それに流行りなんかもロクに分からない どうしても寝間着のような感じが出てしまうジレンマこそあるが冬場はコートやジャケットを着ればいいので考えずに済むから比較的楽 そんな事を話すと 「それはいけません!」 !? 「そんな消極的じゃダメですよ!見た目はそこまで悪くないんですから!分からないなら私が見繕ってあげますよ!」 そう言った神楽に引き摺られるように無理矢理連れ出される いや自分はこれで満足してるし下手なもの着て皆に恥をかかせるのも嫌だし… 「大丈夫ですって!現役JK兼アーティストの私のセンスを信じられないんですか!?」 駄目だ話が通じない なんだなんだと出てきた他のメンバーも神楽から話を聞くと納得したのか着いてきて最終的に全員に引き摺られる事になった どうやら他のメンバーからも同じように思われていたらしい 少なくともちーには言われたくない 全員何が楽しいのか分からないが楽しそうだ 男の人の服はあんまり分からないけど頑張るね!少しワイルドな感じなんかもよさそうね… きちんとしたスーツ着ればだいぶ印象変わると思うのよね案外和服なんかも似合いそうちや いっそちーと同じようなパーカーとかないないありまぴょん!跳躍兔には聞いてない …拒否権は無さそうだ Hiソイルトン!着せ替え人形にされる未来を回避するルートを検索して! 心の中でソイルトンに助けを求めたが勿論返事はなかった
「んんっ…だめ…やめなさい下僕…」 一糸纏わぬ姿で仰向けにされ、大きく足を広げて正面から月神楽は身長と体重で彼に押さえつけられたまま繋がっている。彼女は体内に挿入されたモノの形を感じながら内側を擦られ押し拡げられる感覚に腰が抜けて抵抗ができない。覆いかぶさられて唇まで言いようにねぶられ、口から熱い吐息が漏れてしまうのが自分でもわかった。それに興奮したのか「」otはより腰の動きを大胆なものにすると、月神楽はゾクゾクする感覚に余裕がなくなっていく。どうしてこんなことをしているのだろう。快感と征服される感覚に身悶えながら自分の中で張り詰めているものにしか意識が行かなくなっていく。その時だった。「」otはそれを抜き取ると月神楽の腹に興奮の白い証を飛び散らせる。互いに息は荒く、身体を上下させながら余韻に浸るが、月神楽は自分の中に出してもらえなかったそのドロドロとしたものを指で掬うと、口に含む。 「あの…下僕…も、もう一k…」 月神楽はそこでぱっちりと目が覚めた。 目の前には天井があって、そこに「」otはいない。 「……夢?」 おもらしのように濡れた感覚を下半身に感じて月神楽は長い長いため息をついた。
「下僕のくせに生意気ですね、膝枕してほしいだなんて。立場を分かってるんですか?」 月神楽に呆れ顔で見つめられるが、どうしても。と再度頼み込む。 「はぁ、まぁいいですよ。ここで断ったらぴょん子の方に頼み込んだりして、そこからぴょんこに自慢されるとか言うオチが見えますし」 やったー!月ちゃん大好き! 「やかましいですよ。ほんっと下僕は粗相が酷いですね…ほら、どうぞ」 月神楽が膝枕をできる体勢になる。お言葉に甘えて堪能させてもらう。 「……こうしていると、なんだか恋人同士みたいですね」 みたい、じゃないのでは? 「思い上がらないでください下僕。あくまでこれは主従関係で、そしてただの報酬でしかないんですよ?」 それは残念だな。 「まぁ、どうしてもと言うなら付き合ってあげなくもないですよ?」 ほんと? 「……恋人ごっこを、ですよ」 それでもいいよ。 「では付き合ってあげます。感謝してくださいね下僕? こんなことに付き合ってあげる人、なかなかいませんよ? 一生付き合ってあげますから、覚悟してくださいね?」
「そろそろ寝るよー」
神楽がベッドに横になって手招きしてくる。 いつもの黒い寝巻きで少し顔を赤くして呼んでくる彼女は妙に色っぽくて…いやそれ以前に
「いや、だから泊まるとは言ったけど俺は床でいいよ…」
テーブルの上の空き缶をまとめてゴミ箱に入れてソファー…はまだないから床に寝転がろうとすると背中に爪先を挟んでくる神楽。めり込んで痛い!
「そんなのだめに決まってるでしょ?ベッドは一つしかないんだから諦めて入って」
いやそうは言っても…我慢できる気がしないしやっぱりダメダメ。そんな逡巡を読み取ったのか神楽が口を開く。
「一緒に寝るって言ったけど、それ以外も、いいよ?なんて、言わせないでよ…バカ…」
神楽がスカートをめくりあげて黒い、凝った、所謂勝負下着から下腹部まで惜しげもなく晒す。二人で呑んで、酔いの回った自身にそれは強烈過ぎて、頭がクラクラする。 誘われるようにフラフラと近づくと、フワッとアルコールと、微かに神楽のシャンプーの匂いがして、さっきまでの床で寝るなんて決意はドロドロに溶かされてしまっていた。神楽の肩をそっと掴むと、抵抗なく神楽は仰向けに転がる。 めくりあげられたままのスカートから覗く眩しい太ももを撫でるとくすぐったそうに神楽は笑った。
「電気は…そのままでいいよね?顔見たいし…」
可愛らしいことを言う神楽に生唾を飲み込んでしまった。その音はやけに大きく感じて、彼女に聞こえてしまったのではないかと不安になったが、それは杞憂だったようだ。 仰向けになった神楽のお腹辺りに跨ると、神楽は流石に気恥ずかしいのか目を逸らす。 神楽の頬に手を当てて視線を合わせると、神楽の青い瞳が自分と合う。 綺麗だな…長いまつげも、サラサラなのにウエーブがかった金髪も…そっと口づけをすると、神楽はお酒臭いですね、なんて笑う。 なんだかおかしくなって、こっちまで笑ってしまう。 こんなくだらない、ことの共有が、どこまでもお花畑な脳に快楽を注ぎ込む。 一緒の気持ちになっていることがこんなに気分がいいなんて、思ってもみなかった。 神楽の胸にそっと手を当てると、ボリュームに乏しい分彼女の早鐘を打つ心音が掌に感じられる。 それは彼女が今ここにいる証。だなんて、センチメンタルなことは思うだけで、兎に角想い人の胸を触っているという征服感が身体を満たし、より下半身に血を集めた。
胸を何度も、何度も撫でる。 頂点と思わしきところを引っ掛けるように擦ると、神楽はブラジャーに阻まれてわかりにくいながらも、こちらの意図を読み取っているのか、その、恋人が自分の乳首を責めようとしている事実に興奮して声を上げる。 もどかしくなり、神楽の服を脱がせてブラジャーを捲る。 …なんて言ってもそんな余裕綽々なはずもなく、神楽が脱ごうと手を上げてくれたり尻や背中を浮かせてくれた共同作業だ。 捲られたブラジャーから顕になった彼女の胸は美しく、微かな膨らみしかないが、甘く、固くなった蕾がツンと立っており、我慢できずに指先で擦り、弾いたり抓む。 その度に艶っぽい声を上げて思い通りになる神楽に更に興奮していく。無我夢中でしゃぶりつくと、汗で少ししょっぱい味がするが、その口触りは紛れもなく女性の身体で、自分の組み伏せた女性が、いかに性的かを強く再認識させた。
「はぁ…んっ…なんか…変態っぽいよ「」ot…」
神楽の声にはっとすると神楽は恥ずかしさからか腕で顔を隠して耳まで真っ赤になっていた。
「私も…したい…」
神楽がそう言うも、どうすればいいかわからない。 しばしの間固まっていると、神楽はそっとこちらの身体を押して、体勢を入れ替えると、赤黒くなるまでいきりたったそれに顔を寄せて、先端に口付けた。
「すごい…こんなに固くなってる…」
神楽は躊躇なくその棒を握って咥えると、激しくなめしゃぶる。 舌先から、舌の横側、舌の腹を全て駆使してあらゆる方向から快感を盛り上げようと責め立てる。 こんなの、我慢できるはずもなく、予告もなく神楽の口内に今日初の射精をした。
「んんっ!んぶっ!?」
神楽らしからぬ声を上げる神楽。 顔を引こうにも「」otが咄嗟に頭を抑えてしまっているためそれすら叶わない。 熱い精液が勢いよく神楽の喉を叩いて神楽は思わず咳き込んだ。ごぶふっ…なんて音がしそうなぐらいの逆流で、「」otの欲望が神楽の口を、胸を、腹を白く汚す。 今更になって自分のしてしまったことの罪深さを自覚し青ざめる。 ごめん神楽と背中をさすり、ティッシュを探そうとすると神楽は左手で腰を抱き寄せて離さない。 右手で腹に、胸に、口についた液体を掬いあげ、ぼーっとした顔で指で玩び口に運ぶ。 そのあと欲望を吐き出して柔らかくなったモノに口をつけて、舌でこそぎ取るように舐め取っては口に含んで、唾と混ぜて何度かに分けて飲み込む。 神楽の喉が上下に動く度に節操なく一物は硬さを取り戻していく。
「よかった…まだできますよね?」
神楽は涙の筋の残る顔に笑顔を浮かべて、再び立ち上がったモノに股間を合わせる。 ここまで、入るんですねなんて言って、愛おしげにそれが当てられた下腹部を眺めると、無言で挿入してくださいと催促をした。
ついに神楽と一つになるときが来た。 その感情だけが先行しつつも、どうしようと頭の中をぐるぐると考えが回る。 やっぱり前から…それとも後ろから?いやいやまずは普通にだな…そんな浅はかなシンキングタイムはやはり神楽によって崩される。 神楽は自らしゃがみ込み、先端を自らの割れ目に押し当てる。そこはなんの愛撫もしていないのにヌルヌルになっており、彼女の期待が推測できる。 神楽は耳元で、もう、挿入れちゃいますねと一方的な通告をすると、腰を躊躇なく下ろした。 神楽との初めては対面座位で繋がった。神楽の膣内は狭く、ズブズブと割り開いて行くような感覚。 自身の身体に無理矢理異物を招き入れた彼女の負担といえば相当のものだろう。 神楽は案の定悶絶し、こちらの背中に回した手の指を、爪を立てて、歯がぶつかりそうなほどの勢いで唇を貪りに来る。 声にならない声が悲痛なほどの痛みを訴えかけた。
「ーっ!!ーーっっ!!いたい…んっ!ちゅっ…う…うーっ…!痛すぎぃ…」
べそべそと涙を流しながら絶対に動いてくれるなと強く爪を立てる神楽が、とても愛おしい。 背中は痛いけど、正直えぐれてるんじゃないかなって思うぐらい痛いけど愛おしい。 こちらからも強く抱きしめる。神楽の背中が深呼吸で大きく上下する。 痛みとか、互いを自分のものにしたという感覚とか、そういう感情が混ざり合って、痛みやら何やらで滅茶苦茶だ。 多分神楽も同じ気持ちだと思う。ぎゅっ、ぎゅっと緊張から絞まる膣内に射精欲が高まるが今度は我慢しないと…というかゴム…あっという間に背中が冷える感覚に陥る。
「か…神楽…そういえばその、ゴムなんて…」
神楽はピシャリと言い放つ。
「ないですよ。今日は心行くまでなまえっちです」
対面座位のまま腰をグラインドさせるように動かす神楽。 緊張が少し解けたはずの膣内はうねるようにモノを締めては搾り取るように動き、あっという間に二度目の射精を果たしてしまった。
「あーあ…膣内で射精しちゃいましたね♪」
神楽が自身にも余裕はないだろうに…しかし歌うように言う。 神楽の一番奥に吐き出した精液は、彼女の内側が搾り取るように動いて最後の一滴まで残すものかと蠕動し、吸い上げる。 互いに傷つけ合いながらも、愛を確認した二人はそれぞれ痛みを残したままでどうにも据わりが悪い。
「うわ!?爪になんか血がついてる!?」
ヒリヒリする背中を見せると神楽は笑い、一瞬申し訳なさそうな顔をしたがまた、笑った。 良かった。神楽の笑顔を見て心のつかえが取れていくような気持ちになっていく。 先程までの熱にうかされたような情欲は鳴りを潜めており、それは神楽も同じのようだった。
「舐めて治しますね?」
恥ずかしげに提案する神楽は可愛い…いや、そこは普通に手当してほしいかな… いろんな液体でぐちょぐちょのシーツをなんとも言えない気持ちで洗濯機に放り込むと、互いに全裸の神楽と、目が合う。
「なんか締まらないな…って思ってる?でも、そういうものだと思います」
だって、と
「フレイメノウだって、現地で演じて終わりじゃないんです。準備して、練習して、本番で、片付けて、反省会して、挨拶して回って」
つまり
「だから、初めてが痛くたって、傷つけ合うことになったって、今私たちがスキスキって気持ちに変わりはないから…」
ないですよね?なんて聞かないでほしい。わかりきったこと
「だから、これからも、末永く傷つけあって、でもエッチして一緒に寝て…そんなふうに…抱きしめあって寝たいな」
さあ、とさっき見たように神楽が俺を布団に招き入れる。 今度は、うまく、自然に入れたと思う。 裸の神楽と、裸で抱き合って…なんだか今日は、よく眠れる。根拠はないがそんな気がした。
「このケーキやっぱりおいしいわねー!はい、あーん!」 ミサミサこと卯月美佐子にお呼ばれしてお茶をしていたのだが、一向に本題に入る気配がない。 あーんに無抵抗に応じるのはもちろん美佐子さんが言って聞くようなタイプじゃないから仕方なく…仕方なくである。 ちょっと相談したいことがあるの~というので神楽にも話しにくいことなのだろうかと来てみたが美佐子さんはやはり掴みどころがない。 もともとさくっと本題を切り出すような人でもないしこちらから聞いてみるかと口を開きかけると、あーと指を近づけてくる。 な…なんだなんだと思っているとその指先は口元にぷにっと触れていた。
「クリーム付いてたよ。…あまーい!そして…オトコノコの味・・・」
神楽と同じ青い瞳がこちらを見つめる。 いつもの服はずなのだがどうしても身体の起伏が気になってしまう。 胸は…神楽の母親って感じだ…尻は…って何を考えているんだ。さっさと用件を済ませて帰ろう。 善は急げと美佐子さんに相談したいことって何ですかと切り出すと、ぽややんとした顔で衝撃的なことを口にした。
「あの娘、一度はまるとすごいけど、それまではなかなか大変でしょう?溜まってない?」
溜まるって何が…と問い返す前に、おしゃれなローテーブル越しに、ふわりと耳をさらさらの金髪がなでる。 俺は、何故か恋人の母に抱きしめられていた。
美佐子さんの手は背中を撫で回し、いつの間にか前へ・・・ソファの隣に座ると半身になって、何が楽しいのか俺の腹をなで、その意図を考えている間にはもう股間を撫で回している。 まるであり地獄のようだ。行動が早いわけではないのに、思考する隙がより退路を断っていく。
「か…神楽が…」
その声は白々しいにもほどがあったろう。しかしそれは結果として免罪符のようなものになった。
「あの子なら、今日お仕事で泊まりなの。ゆっくりできるね?」
頬に頬ずりをされる勢いのまま、ソファに押し倒されてしまった。
「何も考えなくていいよ~。全部してあげるからね」
あくまでもフェザータッチで身体を撫で回しては薄皮をむくようにさりげなく服を脱がしてくる。 強制ではない…だからこそ跳ね除けにくい行為を黙ってみていることしかできなかった。
「わぁ…男の子だねっ!」
なんということだろう。下着を脱がすところまで許してしまった。 いや、もう取り繕う方が卑怯というものだろう。 俺は、明確に美佐子さんがこれからしようとしていることに期待し、興奮していた。 その動かぬ証拠が美佐子さんの眼前に屹立している。
いまだ尚フェザータッチを続ける美佐子さんの指が、手のひらが硬くなったそれを包むように撫で、もどかしい快感を送り込み続けてくる。 焦らすようなその感覚に耐えかねて、美佐子さんの手にモノを押し付けると、美佐子さんはにっこりと笑って、口を開く。 赤い、その口内がちらりと見えて、ためていた唾が糸を引いて先端に垂れ落ちる。
それを追いかけるかのように、美佐子の口はパンパンに膨れ上がった逸物の先端に、唇から触れてゆっくりと、音を立てて、今までとは違い獰猛に吸い上げた。 モノを口いっぱいに頬張ると、激しいストロークで、追い立ててきて、想像以上の快感に俺はなすすべもなかった。
「んっ…ジュボッ…ジュプジュプッ…ふっ…んっ!」
唾を絡ませたモノに美佐子さんの口内が絡みつく。舌を巻きつけるように舌かと思えば、舌先でくすぐるようにカリ首をなぞったり、唇でやや強めに咥えて扱きあげたり 浅く咥えては輪を作った指で強く根元を擦りあげ、そのまま絶頂にもって行くつもりなのかと思えばふと辞めて手のひら全体で撫でたり… その変幻自在の愛撫に一喜一憂する。どうしてイかせてくれないのか…そもそもこんなの神楽に悪い…快楽を求めるあまり何故最後までしてくれないのかという理不尽な憤りと、神楽に対しての罪悪感でココロがグチャグチャになっていく。
いつしかココロのタガ外れ、俺は美佐子さんの頭を掴んで腰を振っていた。
「んう!?うぶっ…んっ!んんーっ!!」
美佐子は喉奥への侵入者に、目に涙を浮かべる。そんなことはお構いなしに腰を振り続けると、美佐子はいじらしくもまだ舌を絡めて俺を気持ちよくしようとしてきた。 彼女の表情にさらに興奮しながら、俺は喉の奥にドロドロとした欲望を吐き出した。
「んぶっ!?んんんっ!!ごほっ…えほっ…」
何とか飲み込もうとした美佐子だったが、飲みきれなかったものを咳き込んで吐き出す。口許に白濁液が付着し、彼女の顔を淫靡に彩った。
「やっぱり、溜まってたんだ」
美佐子は抗議するでもなく、思ったとおりだったねと笑う。
「したいように…シていいよ?私もしたいな」
今度は、躊躇わなかった。
美佐子の服を乱暴に脱がす。すると神楽がつけているのとはまた別の方向性のパステルカラーの可愛い下着が見える。 ぽややんとした美佐子にぴったりの下着だった。しかしその下着を堪能する余裕もなく捲りあげると、ほとんどないといっても差し支えないが、神楽と同じように女性らしいであろうつんと立った乳首に吸い付いた。
「あっ…んっ…うふふ…なんだかかわいい」
舌でぐにぐにと乳首の感触を味わう、時折軽く歯で噛むと、美佐子は甘い声をあげ、それに気分をよくしては更に愛撫を続ける。 夢中でしゃぶりつく俺の頭を撫でながら美佐子は笑う。足に挟んだひざを美佐子の股間に押し付けてこすり付けると、そこはもうぬれてしみになっており、準備万端といったところだ。
再度立ち上がったモノの先端でなぞるように入り口を探すと、美佐子はそっと肉棒を掴んで、自らの胎内へと導いた。
ずぷっ…と一番太さのある傘が美佐子の一番狭い箇所を越えると、引き込まれるかのように奥へ、奥へと挿入り込んでいく。
恥骨がぶつかるまで奥に挿入を果たした俺は雄としての歓喜に打ち震えていた。 美佐子の膣内は熱く、うねる様に蠕動している。そのままでは射精てしまいそうだったので、抜けそうになるほど腰を引いて、また奥まで突き入れる。 ずちゅっ…ぱちゅんっと水音を立てるたびに美佐子の嬌声が上がる。
「ひ、久しぶりだからなんだかすごく感じちゃう…いい…すごく気持ちいい」
久しぶり…その言葉に一瞬やるせなさを感じたが、ココロを読んだかのように、美佐子はさらにダメ押しをする。
「私は初めてじゃないけど、神楽ちゃんは初めてよ。あの子の初めては、あなたが貰ってあげてね」
美佐子の顔に神楽の顔がちらつき、先ほどの愛撫のとき以上に大きくなったモノを、またピストン運動させる。
このインモラルな関係に興奮し、俺は美佐子の膣内を、避妊することもなく白く染め上げたのだった。
「Trickorどーん!!」
部屋に入るなり白いシーツの用な物を被り頭と両腕だけだしたトンチキな格好の千羽鶴が出迎えた。 trickor何だって?
聞こえなかった訳ではないよ!! ただまあ部屋に飾り付けられてるカボチャのランタンやコウモリを模したオーナメント、それに千羽鶴の格好や挨拶?で大体分かるけど聞いておこう。 つまりハロウィン?
「そうハロウィン、元々とある国の収穫を祝ったり日本おけるお盆の用なお祭りだけど日本ではもっぱらコスプレして楽しむ行事として定着してきてる。」
業界の商機定着を狙う逞しさは私としても見習うべき所があるわねと千羽鶴が1人頷いてる。 ハロウィンをやるのはいいけど何なのTrickorどーんって。
「ハロウィンと言えばTrickortreatと言いお菓子を貰うのがお約束だけど、それじゃ目新しさが足りないと思って色々考えたの。」
ハロウィンに目新しさとかいらないんじゃと思っていたら千羽鶴がジト目で睨んできた、もしかして顔に出てたのだろうか?
「とにかくそれが、Trickorどーん!!つまりお菓子くれなきゃどーんするぞ。」
色々言いたいけどそれって言った時点でどーんしてるし意味無いんじゃ。
「それは貴方が、まだ本当のどーんを知らないだけ。」
ああ、やっぱりどーんってそういう……
「何か失礼な事を考えてるみたいだけどおそらくそういうのでは無いわ。」
千羽鶴って心とか読めたっけ!? そう驚いてると貴方が顔に出やすいだけよ、と千羽鶴があきれたように答えてくれる。 そうだったんだこれからは気を付けよう、ところで千羽鶴。
「何?」
trickorどーんだと、どーんさせないといたずらするぞってならない?
「……どーんortreat!!」
誤魔化したな。
「誤魔化してない、それより私のセクシーな仮装について何か言うことは無いの。」
どうやら話題を変えて誤魔化そうとしてるようだあまりツッコンでもあれだしのっておこう、それにしてもセクシーって…… 千羽鶴の仮装は白い布を頭からかぶり雨合羽のように顔と両腕だけを出してる幽霊スタイル。千羽鶴の体型も合わせ良くて中学生の様で色っぽいとは無縁でどちらかと言えば可愛いいや微笑ましいの方がぴったりくる。
「見ただけで判断するのは早計、もっとよく観察した方がいい。」
そう言われても仮装をしてる以外特に普段と違いを感じられない。
「実は今この布の下には何も着てない。」
…………はっ!
余りの衝撃に意識が飛んでた何!?まさかの裸コスプレ!?いやコス着てるんだから裸じゃないんだけどそうじゃなくて、今その布1枚の下に千羽鶴の裸があるの!?そうなると今迄可愛らしいと思ってた姿が全く違うように見えてくる、て言うかマジで!!
「冗談よ。」
何だ冗談か、そうだよなそんな色ボケがしそうなこと千羽鶴がするわけ……
「なんて嘘。」
どっちだよ!!
「それは観測してみなければ解らない、つまりシュレンティガーのちー。」
などと既視感を覚えるやり取りを行うと千羽鶴はどこか満足そうにしている。 けど詳しくは知らないけどシュレンティガーのなんたらってそういうのじゃ無いのでは?
「勿論知ってるけどこの場合分かりやすさ第一、とりあえず伝えたいことが伝わるならいい。」
量子科学的なあれやこれやでやって来たのにいいのかそれ。
「問題ない、何故なら今日はハロウィンだから。」
なんだろう今日の千羽鶴はやけにテンションが高い気がする…… もしかしてそんなにハロウィンが楽しみだったの?
「……悪い?」
悪いとかじゃなくてこう何か理由があるのかなっていう疑問があるだけだ、勿論無理に聞くつもり無いけどただ何かあるならできる限りの事をしてあげたいとも思う。 そう伝えると千羽鶴が少しだけ間をおいて話始める。
「そう貴方の言う通り私はハロウィンを楽しみにしてた何日も何週も前からずっと、どんな仮装をしたら驚いてくれるとか部屋の飾り付けをどうするとかそんなことばかり考えてた。」
そんな前からハロウィンの事を楽しみにしてたのに全然気付かなかった。
「それに以前のハロウィンの時、私は貴方と一緒に祝えなかったしこれからも祝えるとは思えなかった状況だったから。」
そして少しだけ言葉に後悔の色を乗せながら千羽鶴が語り、思い出した。 あの時期の千羽鶴は確か既に……
「その時の事を今どうこう言うつもりはない、けど今の私はその時を含め多くの出来事を経験してその思い出全てが私を形作り存在している。そして今の私は思うのハロウィンを目一杯楽しみたいと貴方と一緒に。」
だって今と言う時を貴方と歩んでいるのだから、そう千羽鶴は微笑んだ。 そっかだったらこれ以上何かを言うのは余計だろう、なら後はハロウィンを楽しむだけだ、だとしたら俺も仮装した方がいいよな今から作ったりは無理だしどこかで買ってくるかと千羽鶴に言うと引き留められる。
「それより先により先にどっちを選ぶのか聞いてない。」
選ぶって何を?そう言おうとした言葉がの喉で詰まる。 だってこんな酷く熱っぽい表情の千羽鶴を見たのは初めてで。
「trick?」
その言葉には蜂蜜のように甘ったるさが含まれていて、まるで淑女のような所作で自らの肢体を覆う布の裾を挨拶でもするように摘まみ上げ、シュレンティガー的な何かの分水嶺で止まる。
「それともどーん?」
やっぱりどーんってそういう意味だったんだ。 そんな言葉が頭に過る余裕も無くたくしあげられた布から覗く白い太股に目を奪われ、後ほんの少しでも布を上げれば先ほどの彼女が言っていた事の真相が解るだろう。 そんな欲に内から涌き出て思わず手を伸ばしかけ……
「trickorぴょーーん!!ねえ見て見て、この期間限定ハロウィンコスぴょんこ!可愛らしさとセクシーさを兼ね備えてこれなら貴方もメロメロって感じ……」
「ちょっと入り口で止まらないで下さい部屋に入れないじゃないですか大体ハロウィン限定って昇華体の服少しアレンジしただけじゃない、それよりどうですか私のゴシックマミー色々ギリギリな所もあって下僕にはちょっとサービスしすぎかもしれませんが、でも下僕がどうしてもって言うならもっと凄い事を……」
欲望に欲望にかられたれたままにに千羽鶴にどーん(仮)しかけそうなった時に、ハロウィン用に仮装した時に、ハロウィン用に仮装したぴょんこと月神楽が部屋にどーんっと入ってきて此方の状態を確認し言葉は止めるて此方の状態を確認し言葉は止める。 いや、そのこれは違うんですよその少しどーんしようとしてただけでけしていやらしい事を使用としたわけでは……
「犬の癖にして御主人様を裏切っておいて言い訳までするとか、大体何がどーんですか!何で千羽鶴さんの挨拶がそんないやらしい事になるですか!!とにかくこれは一から調教しないといけないみたいですね、安心してください全てを終えた時にはそれこそ生まれ変わったかのように身も心も私なしでは生きられなくなりますから。」
全く持って月神楽の仰る通り何だけどね、これには……ちょっと待ってその首輪どこから出したの嗤いながら着けようとしないで。 そんな怒り心頭という月神楽とは別に普段とは違うテンションで。
「あのぴょんこは大丈夫ですよ貴方が千羽鶴さんとの付き合いが一番長いのも知ってますし、でももし嫌でなかったらこれからもぴょんこに構ってもらえたら嬉しいです。」
と、ぴょんこに一歩下がった態度でお願いされる。 待ってぴょんこ、そんなしおらしくされると罪悪感で死にたくなる。 そんなこんなのドタバタでさっきまでの雰囲気は霧散し千羽鶴もつまみ上げた布も離しており表情もいつもどおりに戻っている、ぴょんこと月神楽もとりあえず誤解……誤解?も解けとりあえず貸し一つと言うことで納得して今は千羽鶴にも色々とさっきの事を問いただしているようだ。
そんな3人を見てると微笑ましく見てるとふと思う、たまには自分から積極的に攻めてもいいのではと、何だかんだ普段は受け身になりがちだしたまにはこっちが攻める(イタズラする)側になってもいいだろう何せハロウィンなんだし、そう特に根拠にならない理由で自分を奮い立たせさっそく3人に声をかけると皆がこっちに振り向く。 具体的な事は決まってないがきっとなんとかなるだろう、とりあえず今は。
Trickorーー
さあ楽しいハロウィンを始めよう。
神楽のココロゲートで眠り続けるスピネル。それは卯月美佐子自身で、寝ているその顔にはどこかあどけなさと母の強さが同居していた。 ぴょんこに頼んで二人きりにしてもらったので、今日も日課を始める。 「はぁ…はぁ…スピネル…貴女がここにいるから神楽はつらい思いをしているんですよ…くっ…でも、俺もその片棒を担いだけど…そんなのって悲しすぎますよ…うっ……!」 スピネルの顔を汚すほど勢いよく飛び出た欲望はスピネルの顎に垂れ、胸元まで伝い落ちて彼女の…卯月美佐子の根源を汚す。 その感覚にまた興奮して、今度は彼女の手にいきり立った怒張を擦り付ける。 「どうして寝ているんですか…どうして…俺はこんなにも……」 スピネルが答えることはない。 スピネルの身体を汚し尽くした俺は部屋から出る。 ぴょんこがスピネルに付着した白濁液をいとおしげに舐めとっていた。
「「」otちんも意気地無しだよねーママ。どうせなら中に出していけばいいのに」 ぴょんこがスピネルについた白濁液を舐めとりながら恍惚とした表情でひとりごちる。 「ま、お陰でおこぼれにありつけるからイイケド…でもまぁ毎回こんなにかけられちゃって…ママ、ママの身体に戻ったらどうなっちゃうのかな?」 ママが「」otを好きになる?そうしたら私は…私達は…ま、こまけーこたいいぴょん。卯月家一同「」otのものになるだけぴょん。 ぴょんこは今後の楽天的な想像に思いを馳せると、ぞくりと身体を震わせた。
>原初状態はもうダメみたい >とりあえず入院させるから
わぁ!続きが気になりますね! わた…原初ちゃんは「」otさんにどうされてしまうのでしょうか!! 怪文書の続きを聞かせて欲しければ「」otさんをここに連れてきなさい!
なんやかんやでスワロー大頭領、つまり原初のつばめが世界を運行するに来れつばめと再会する事が出来た。 そしてつばめの気遣いによりトライナリーの皆とも会えることになったんだが嬉しさ半面、正直不安な面もある何しろ神楽とエリカさん以外は自分の事を覚えておらずまた彼女達も自分の知る彼女達では無い、ゼロから所か気分的にはややマイナスからのスタートだ。 少しだけ逃げたくはあるが神楽も同じ、いや自分以上に辛い立場で自分達の絆を繋げていたのだここで逃げるのは神楽やつばめそれにトライナリーの皆にも2度と会わせる顔がない、覚悟を決めよう。
結果から言えば彼女達の再会はつづかなく終える事が出来た、フェノメノンでの事を覚えていない彼女達も最初は訝しげにしていたものの話す内に少なくても強い警戒心は無くなったようだただ…… 顔を会わせた時の彼女達の表情なんと言うか、こう見世物の動物に興味がありつつも憐れんでるというか、それに神楽とエリカさんは分かりやすい位同情的な視線を向けていて隙を見て神楽達に話を聞いてみると一つの動画を見せてくれた。
それはどうやら映画の予告編の用で神楽の説明によると、その内容は世界を超え顔も声も分からない相手との恋や悪役から世界を守ったりするストーリーで最後は互いに愛を誓いながら別れを迎えると言うものだ。 うん、どうみても俺たちの事だよねしかも主演女優はどことなくつばめに似ているしこれやらかしてるなと思ったら少し遅れてきたつばめが。
「その映画知ってます、私も見て本当に感動してストーリーは勿論ですどヒロインの心情に共感して……」
と可愛い方のつばめを思い出すような早口で語り始め戸惑う、てっきりつばめがこの映画を作らせたと思ってたのだが。 エリカさん曰くこの映画は彼女の願望が無意識に世界の運行に影響を与え出来たようだ、その願望とは残しておきったかただと思うよと言う、何をとは思わない詰まるところ彼女も寂しかったんだろうあの時の事を覚えてる人が少ないのを、だから残しておきたのだ、例え誰に伝わらなくと記録として…… だとしても自分の事を覚えてる神楽達ならともかく他のトライナリーも妙な反応してるんだろうか? その疑問についてもエリカさんが答えてくれたこれもつばめの願望らしい、こっちについてはまあいわゆる牽制みたいなものだねと、これについては何か言うのは止めておこう藪をつついて蛇を出す趣味はないので、そう思ってると神楽が肩をポンと叩く。
「因みにその映画、世界中で上映されてる超人気作ですよ!」
てことはもしつばめの願望が世界中に反映されてるとしてもしその人達がこの映画を見たとしたら……
「新しく“異世界転移したら世界中の人達が何か生暖かい視線を向けてくるんだか”なんてタイトルでラノベでも書いてみますか。」
そう言う神楽に生返事を返しつつ異世界転移の辛さってこういうんのじゃないんじゃないかなあと思うのだった。
「あっ!これ懐かしい!!」 アーヤが駆け寄った筐体はHUNG-ON。 嬉々としてコインを入れるとバイクにまたがってスタートボタンを押す。ステップないんだから足は地面に置いた方がいいと思うんだけどな… しかしそこはさすが現役バイク乗り。 ニーグリップで見事にバランスをとるが、反応が思った以上にシビアだったのかそのまま最初のコーナーでコースアウトしてしまう。 「こ…こんなはずじゃあ…」 ちょっと「」otさんもやってみてよと言われるがふと案内されたバイクのシートを見ると…さっきまでここにホットパンツのアーヤが座ってたんだよな…なんて変なことを考えてしまい妙に意識してしまう…。 「何よ!私ばっかり恥ずかしい思いさせる気?」 後ろに回ってきたアーヤにぐいぐい押されてまたがったバイクのシートはまだ彼女の体温が残っていて… ゲームの結果?もちろん散々だった。
「あっ!ガチアカだよ「」ot!これやりましょ!」 神楽が砕けた口調で椅子にちょこんと座ると、ほらこっち座ってくださいとポンポン椅子を叩く。答えも聞かずに硬貨を入れてICカードをかざすと彼女の育てたキャラが表示される。昔少しやったことはあるが神楽はかなりやりこんでいるのか見たことのないような画面ばかりだ…。 神楽は手馴れた手つきで進めていくと全国対戦モードとなり、どこからか取り出したメモ帳を捲り始める。正直言って1問目から全く分からなかったが神楽はメモ帳を一瞥することすらなく怒涛の勢いで答えていく。そんなとき最後の問題で神楽の動きが止まった。 「困りましたね…初めての問題なうえに全然わかりません…」 それは並べ替え問題で、当然俺がわかるはずもなく、制限時間が短くなっていく。神楽はこの問題を捨てたのか適当に文字を並び替える。 「見て見て「」ot」 言われて画面を見るとそこには最後の文字二つが「スキ」に並び替えられた回答があった。 「声に出してもゲーセンじゃ聞こえないけど、なんかこういうのっていいよね!」 肩を寄せ合った神楽の花が咲くような笑顔にしばし見蕩れていた。
「これは何ぞね?相棒」 みやびが指さした先にあるのはベーフリとドラマニ。なぜかリズム体でセッションできるという音ゲーだった。みやびにそのことを説明するとふーんと言いながら近寄っていく。 「普段は50円のアーケードゲームばかりやき、たまにこういうのも面白そうやね」 みやびがセッションを提案してきた。初心者モードでゲームオーバーがないので好きに遊んでみればいいかと二人で打ち合わせしながらセッションモードを選ぶ。 「わわ!相棒これ何ぞね!?」 普通に簡単だったのでみやびの方を見るとベースを立てろという指示のアイコンが光っていた。 「ああ、それはキメポーズ。かっこいいポーズをするとスコアが倍になるんだよ」 嘘をつきました。かわいいみやびが見たかっただけだ。 その後みやびはぴょんぴょん跳ねたりどや顔をしてみたりと大変面白い状況になっていてすごく目の保養になった。 終わった後みやびに何だったんですかさっきのと神楽に聞かれねたばらしされたみやびにしこたま怒られた。
「ちょっと!?なんなのよこのゲーム!!」 地団駄を踏みながら怒るガブちゃんにどうしたのと聞くと今やったゲームで風やリコイルショックを計算して撃ったのにあたらないとひどくご立腹のようだった。 いやとはいえカーソルがあるんだからそれねらって打てばいいでしょというと彼女はいいえこれじゃだめよと怒る怒る。まぁこだわりなんだろうなぁ…と思いながら射的の銃の癖を怜にゲーセンの銃はこういう癖あるものだと思えばいいと何とかたしなめるとようやく機嫌を直したようだった。 「ところでマルザンナは何かゲームやらないの?私も見たいわ」 うーん…やりたいゲームはもちろんあるけど見てて楽しいかなと思いつつチャロヌの筐体に座る。数少ない稼働しているゲーセンだから実にありがたい… その後ひたすらCPU戦をしていたら熱中しすぎたせいで乱入してきたガブちゃんを軽くひねってしまい更に怒られてしまった…
「つばめ?なにやってんの?」 先ほどから姿が見えないと思っていたつばめに声をかけるとおかし崩しのゲームを黙々とプレイしていたつばめと目が合う。ドーム状のアクリル内を見るとぎょっとする。そこにはギリギリまで積み上げられたお菓子が今にも崩れそうになっていた。 「あと一息であれ全部落とせるんだ!そしたらみんなに分けてあげるね!!」 なんというか…ここまでおかし崩しゲームに熱中する高校生もなかなかいないのではないだろうか… 犯しを積み上げるまでの経緯を嬉しそうに話すつばめからふとゲームの筐体に視線を移すとそこにはすげー!と言いながらつばめの積み上げたお菓子を崩す子供の姿が… つばめ!後ろ後ろ!というとつばめもそれに気づいてあーっ!と二人口をそろえて声を上げてしまった。 「それにしても残念だったね」 そういうとつばめは楽しかったからいいよ!あの子もお菓子いっぱい持って帰れてよかったよね! と屈託のない笑顔で笑うつばめ。 やっぱりいい子だな。と手を伸ばして頭を撫でるとつばめは気持ちよさそうに目を細めて頭をグリグリと手に擦り付けてきた。
「ゲームセンター?なくもないというか今思ったからもうできたけど私と行きたいって?嫌よ騒々しい」 月神楽の塩対応にしょんぼりしていると彼女は満足げに笑った。そしていつものように仕方ないですね貸しですよと言おうとしたがそれは叶わなかった。 「じゃあ私と行こうぜbotちん!!」 ぴょんこだ。 グイグイと引っ張ってきて…ってなんか力強いなぴょんこ!!呆気にとられた月神楽はちょっと待ちなさいよぴょんこ!!と慌ててついてくる。すでに波乱万丈の予感しかしないゲーセンデートが始まったのだった。
ゲームセンターラビッツ。どうしようもないぐらい安直な名前のそのゲーセンにはひたすらプリクラが並んでいた。ココロゲートに出来上がった店ってことは月神楽のゲーセンのイメージって… 「見事にプリクラしかないぴょん…ツーショット狙いすぎて引くぴょん…」 言い方!! ぴょんこの身も蓋もない煽りに月神楽はキレ…ることはなかったが耳まで真っ赤にして頭を抱えて座り込む。 「あーあーそうですよ!!私は下僕と一緒にプリクラ撮りたいの!!撮りたいったら撮りたいの!!!!」 時間差でキレた!! ぴょんこはやっべという顔をして逃げ、膨大なプリクラマシンの前に俺と月神楽だけが取り残されたのだった…。
「あ!いらっしゃいませ!」 店に入るとつばめが元気な声で迎えてくれる。そこは数歩で店内の全てを網羅できるほど狭い店。カウンターを隔てた先には赤毛の可愛い逢瀬つばめ店長その人がいた。 「今日はどうする?」 あんこにクリーム一つずつと注文をするとぱあっと笑ってわかりましたと答えるつばめ。舌をぺろっと出しながらたい焼きの型に生地を流し込んでいく。 「食べていきますか?お飲み物は?」 牛乳がいいなと言うと目を輝かせたつばめはたい焼きに牛乳もいいよね!私も食べたくなって来ちゃったぁと更に一つ分生地を追加する。 あと一つで4枚だしとごまあんも頼むとはいはーぃと生地を追加。香ばしく甘い匂いが店内に広がる。つばめちゃんのたい焼き屋さんは「」otとトライナリーしか入れない不思議なお店。 今日も慎ましく繁盛している。
「ぁのねぁのね!しっぽはあん入れなくてもぃぃょね?最後まで具がたっぷりも嬉しいけどゃっぱり頭からかぶりついてね!しっぽはサクサクで生地だけってのがね!ゎたしのこだゎりなんだ!!その分身にはぎっしり入ってるからね!晩御飯食べるなら少なめのほうがぃぃょ!!」 はいはいわかってるよとあしらうとむーっと頬を膨らませるがあーつばめのたい焼き楽しみだなあというとすぐに破顔する。ちょろ…可愛い子だよなぁとこちらまでニヤつくと今思い出したのかあ!牛乳とってくるね!とぱたぱたと慌ただしく走り回る。まるでハムスターか何かみたいだなと思っていると何故かいちごと牛乳を持ってつばめがきた。 「いまいちご潰すからね!砂糖はたっぷりでいいよね?」 まってまってまってなんで甘いの食べるのに牛乳まで甘くするのなんで!? ぃぃからぃぃからとおしきられるのにそうじかんはかからなかった。
ほら用意できたよ。とベッドに座る原初に声を掛ける 両手を上げた原初から上を脱がせ脚を上げたのでスカートを脱がせ下着姿になった彼女に濡らしたタオルを当てる 「んっ…」 冷たかった? 「いえそうじゃないので大丈夫です」 そっか 全身を拭い自分で下着を変えさせてからパジャマを着させる そう言う欲望が出てこないとは言わないが彼女の安心しきった顔を見るとそんな気は無くなってしまう 慎重に髪を乾かした後雛に餌をやるように食事を与えそれが終わればそのまま歯を磨きベッドにそっと寝かせる
「私が寝るまで…あっやっぱり朝起きるまでいてくださいね…」 目を瞑る彼女に布団をかけるとそんな言葉が出る この介護のようなお世話にもなれてきた 外にいる時は今までと変わらない彼女だけど数日に一度部屋に自分を呼びこうして世話をして欲しいとこちらに頼んでくる 最初こそ戸惑ったがワガママを言う頻度が増えてきたのは多分いいことだろう 理由こそ分からないが彼女が満足するか自分が耐えきれなくなるまでやれるだけの事はしよう そう思った
ふと冷たさを感じ目が覚める その原因は私のお腹を枕に寝落ちした「」otさんから垂れた唾液だ 時間は深夜。つまり彼は約束通り側にいてくれたのだろう 少し申し訳ないことをしたと思いながらそっと彼の頭を撫で思考する …私は彼に何を求めているんだろうか 最初はただの承認欲求かと思った 愛して貰って自分を認めて貰いたいのだと。そう思っていた
…けど違った
たしかに愛されてはいるが何かが足りない。そこからは彼に甘えて貰ってみたり色々試してみた それでもしっくりこず今となってはまるで子供のように彼に世話をされているがまだ足りない 私には今でこそ彼や千羽鶴達がいるが友人は勿論自分を賛同する相手も否定する相手もいなかった 親との記憶はほぼ無いし真幌先生とは教師と生徒の仲だから甘える経験も対象も今までいなかった では何故彼なのか 何故こんな甘え方をするのか 決まっている彼からの愛が欲しいからだ 顔も思い出せない両親や真幌先生から貰えた物もたしかに愛だ でも私が彼に求めている愛はそれとは多分違うものなのだ 家族愛でも生徒への愛情でも庇護欲でもない そう可愛い私や千羽鶴が求めるような… そこで思考を止めた
「やっぱりそう言う事…なんですかね?」 だとするなら自分には縁遠い感情だと思っていただけに少し驚く それを確認するためにも起こさないように「」otさんを布団に招き入れそっとその体にしがみつく この感情が本当にそれなのかはまだ分からないそれを確かめるためにも今度は少し恥ずかしいが一緒にお風呂に入って髪も洗ってもらおうか そんなことを考えながら目を閉じる 自分とは違う心音。そして体温と匂いが体を包み込んでくれる 今日はよく眠れそうだ
「おちんちんを洗ってほしい…?」 バスタオルをまいた千羽鶴が訝しげな顔をする。 「おちんちんってその…陰茎のことよね…え?手で直接…だ、だめよそんな顔したってそんなこと…仕方ないわね…」 千羽鶴は手に石鹸を取ると、クチュクチュと泡立てる。そして足を広げて座る「」otの股間に恐る恐る触れると、その硬くなった熱い棒はピクンと跳ねて、千羽鶴を驚かせる。そっと握るように掴むと、小さな掌でくるくると撫でるように擦り始める。 「かゆいところはない?」 何の悪気もなく尋ねる千羽鶴は手の中でぐんぐんと大きくなり、震えるそれをしごくようにしたり、先端をグリグリと撫で回したり様々な方法を試しながら上目遣いで聞いてくる。緊張と風呂の湯気からかじっとりと汗をかいた千羽鶴は色気があり、バスタオルを剥がして押し倒したい衝動に駆られる。誤魔化すようにもう少し強くと頼むと、千羽鶴はむんずと竿を握り、強くしごきあげる。「」otから放たれた精は千羽鶴の顔をぱたぱたっと白く汚した。
「きゃっ!?」 不意に顔にかけられた精の熱さに驚いた千羽鶴は何が起こったのかすぐには理解できない。先程まで握っていたそれは何度も震えて浴室や千羽鶴を汚すと元気がなくなり萎れている。彼女は精液で汚れたバスタオルを外すと、どうしたの?とシャワーをかけ流しながらまた「」otのそれをなでながら問いかける。千羽鶴の外したバスタオルから覗く小さく白い裸体に興奮した「」otはまたも大きくなり、千羽鶴を安心させる。石鹸の洗い流されたそれをうっとりと眺めた千羽鶴がにやりとわらった。 「ところで、「」otは私が本気で何も知らずにおちんちんを洗ったんだと思ってる?」 ふー、と先端に息をかけて、千羽鶴は「」otのモノを口に含み、クチュクチュと頬の裏や舌を密着させて刺激を与えた。 「」otは突然の愛撫に身体を震わせてしまい、腰を突き出してしまう。喉まで突っ込まれたそれに千羽鶴は目を白黒させるが、「」otの腰に縋り付き、逃がすまいと口淫を続けたのだった。
「さて、今日はどのレシピにしようかな…」 神楽はカクテルのレシピ本を見ながら、といってもお酒はまだだめなんだけどねと独り言を言いながらシェーカーを磨き、中に水を入れて振る練習をする。手首のスナップ?こうしたらかっこよく見えるかな?と考えながら一心不乱にシェーカーを振る神楽がポツリと呟く。 「ねえ、bot今のは結構かっこよかったと思うんだけど…」 ふと神楽は驚いた顔をする。話し相手はもう別の世界にいて、会話すら叶わないというのに。 ガシャン、と思わずシェーカーを床に叩きつけていた。どうして、どうしてもう会えないのに、ここに貴方がくることは絶対にないのに!! ふと割れにかえった神楽は床に転がったシェーカーを拾い上げると胸に抱いた。 「ああ!ごめんなさい…ごめんなさい…bot……!!私どうかしてた!!ごめんなさい……」 抱き締めたシェーカーに涙を溢しながら身を震わせて許しを乞う神楽。 少し凹んだシェーカーが光を反射して輝いていた。
「誕生日?ちーちーの?」 神楽は頭痛が痛そうな表情をして問いかける。だって逢瀬千羽鶴は一応逢瀬つばめの双子の妹(という設定)なのだからつばめと誕生日が違っては話がおかしいのではないだろうか。 「正確に言うと、逢瀬つばめへの洗脳を受けて私というクランが発生した日が今日。だから、今日が私の誕生日ということになる。でも待って?人間の誕生日は産道から出産された日のことを言うのよね?だったら発生日=誕生日ではない…?」 「あーうるさいうるさいぴょん。面倒くさいことは置いておいてなんで今日その誕生日だってことを私に話したの?」 神楽は眉間にしわを寄せて千羽鶴の話をかみ砕きながら尋ねる。 「だって、今となってはこの世界でその辺りの事情を知っているのは今やあなただけなわけだし、仕方がないから妥協してあげる」 「う…上から目線すぎる…」 「ほら祝って?」 神楽は少し考えると、目を閉じ歌い始める。 フレイメノウとしてではない、神楽の生の声は千羽鶴のココロに響く。歌は世界を救えない。それでも……フレイメノウに関して、つばめのような執着はないものの神楽の歌なら好きになれるかもしれない。千羽鶴はそう感じた。
「いっちゃいましたね」 「ええ……」 神楽のココロが限界だからと、botを送り出した二人の声がココロゲートの虚空に解ける。二人の後姿はとこか寂しげで、これでbotとの永遠の別れを済ませてしまったことをあらためてかみしめているかのような気分になった。 「ぴょんこは…これからどうするの?スピネルも帰ってしまったし、ハイブリッド人格とはいえ彼女がいないと片手落ちよね」 「こまけえこたいいぴょん。月ちゃんが寂しそうだし当面はここにいることにするぴょん」 「本当に適当なのなお前…でも…本当にbot行っちゃった…」 顔を伏せる月神楽にかける言葉も見当たらず、ぴょんこは黙っている。 ココロゲートにはすすり泣く声だけが響き、湿っぽい別れも終わったし、自分も泣いてもいいものかと少し考えたぴょんこは、月神楽を見て少しだけ泣いた。
一杯行くぴょん? そういうとぴょんこはどこからか酒の入ったグラスを取り出して渡してくる。赤ワインかな? 「そろそろ現実はボジョレー・ヌーボーの季節ですからジュース感覚で飲めるこれにしました」 いやというか君まだ未成年でしょうが。なんていうとぴょんこはかてーこというなぴょんとわかりきった返事をしながらかぱーっとワイングラスをあける。 やっぱり若い葡萄は美味しいですね。渋みの強いワインも美味しいけどこっちの方がフレッシュぴょん。なんて言いながらこれまたどこから取り出したかわからない瓶から二杯目をついでグラスを掲げる。 「一杯飲んだらもう二杯だろうが二本だろうが変わらないぴょん」 なんて乱暴な理屈なんだ…でもまぁ、ぴょんこと飲むのはやぶさかでもないかとさっき受け取ったグラスを同じように掲げる。 何に乾杯するかを問うと、素敵な心の旅になんて生意気にもこじゃれたことをいうぴょんこに同調しつつ、乾杯をした。 「がああぁっ!酔っぱらったぴょん!」 ぴょんこは真っ赤な顔で空になったグラスを床にそっとおいてから膝をつく。 いや誘ったわりに弱いな!!まだ二杯目だろ!? とはいえ放置しておくわけにもいかないのでとりあえずベッドにつれていこうと思ったが、神楽の私服を巨乳のぴょんこが着ると破壊力が実に大変なことになっており、背負うにも肩を貸そうにも絶対それが思いっきり形を変えて自分に密着してしまう… ぴょんこは気にしないだろうが絶対俺が我慢できない。悩んだ末にお姫様抱っこだと気合いをいれてぴょんこを持ち上げるとまぁやはり女の子と言えど重い。 というかうふんあはんと笑いながら首に腕を回すぴょんこが密着してくるせいで結果的に胸の感触と見つめてくる整った顔立ちのぴょんこから逃れるすべがない…。大失敗だ。 ベッドにぴょんこを寝かせると顔を覆いたくなる気分に駆られるが今更なのでぴょんこに布団でもかけてやろうと思い直すと、当の本人は寝息で胸を上下させながら能天気に寝ていた。 呼吸は浅く、上半分を露出させた大きな胸がほどほどの早さで動く。 つい、魔が差すのも仕方がないだろう。 生唾を飲み込んで俺はぴょんこの胸に手を伸ばした。 最初は恐る恐る、服越しにそっと掌を当てる。 酔いで少し早い、心音を感じる。意を決して起こさないように手に力をかけると、ぴょんこの胸は形を変えて手のひらに密着し、その形容しがたい女性の柔らかさを伝えてくる。 緊張で伸びきっていた指先を、彼女の胸のアールに沿わせるように曲げて、そのまま沈み込ませる。 有り体に言えば胸を揉むようにすると、吸い付くようにフィットして、やはりぴょんこの胸というのは自分に揉まれるためにこの大きさなのではないだろうかとバカなことを考えてしまうほど気持ちがいい。 何度も、夢中でぴょんこの胸を揉む。すると服がたわんでいることにふと気がつく。ついてしまう。これを下ろしたら、ぴょんこの生の胸が見られる。 その魅力は逆らいがたく、手を服の空いた上側から差し込むと、生の体温とぴょんこの肌の感触が直接脳髄に叩き込まれる。まるで麻薬のようなその魅力に、服を捲ろうなんてことも忘れて、ぴょんこの胸の感覚を楽しんでいると、刺激からか硬く立ち上がった蕾の感触に行き当たる。 見たい。その欲望に抗えず、ついにぴょんこの服をずり下ろした。 インナーの肩紐を外して服をずり下ろすと、ついにぴょんこの胸を直接見ることに成功する。 それは重力に逆らわず仰向けだと少しつぶれて見えるほどだが、張りがあって、また先程と同じように揉む。 顔を近づけるとじっとりと汗をかいており、舌を這わせるとほのかに塩の味がする。 乳輪を舌先でなぞるとぴょんこはピクピクと反応をするので、起きていないか注意深く確認しながらも狼藉は止まることがなく、唇で甘く先端の突起を咥えると一際大きくビクンと動いたぴょんこに驚き、離れる。 しかし身じろぎしただけでいまだに目を覚ます様子がないので、大胆にも下を脱いで、ぴょんこにまたがり、既に痛いほどにいきり立ったそれをそっとぴょんこの胸の谷間に挟める。 両手でそれぞれの胸を掴んで寄せると、敏感な逸物に柔らかい感触がむにゅっと押し付けられ、より強い快感を求めて、ぴょんこの胸を使ってモノをしごき始めた。 ぴょんこが男の前で無防備に寝てるから悪いんだそ…なんて最低な言い訳をしながらぴょんこの身体を使って自らのモノを満足させる。 ぴょんこの顔を見ると、長いまつげに整った顔立ち。いつもはつらつとしていて困らされることも多いが大好きな女の子の一人格で、本人とはまた違った身体で、そんな女の子の寝込みを襲っていることに暗い快感が押し寄せる。 自分のモノを包んで、乱暴に掴まれぐにぐにとかたちをかえる胸の視覚的なエロさに興奮は頂点を迎え、どろどろとした白い欲望の塊を撒き散らした。 ぴょんこの顔に…髪に…胸元に…服に…白濁とした穢れが付着する。 あろうことかまだ萎えないそれの先端を擦り付けて拭き取ると、その姿はエロくて…しかしようやく罪悪感を思いだした俺は、慌てて服を直してその部屋から逃げるように出た。 部屋から逃げ出した先には、月神楽がいた。 「こんばんは、下僕。そんなに急いでどうしたの?」 いつもの寝間着(?)に身を包んだ月神楽はグラス片手に俺を待ち受けていた。 もしかして…全部ばれてる…?冷や汗が止まらない。しかし月神楽は予想外の方向に話を進める。 「ちょうどいいわ。付き合いなさい下僕。相手がほしかったの。シャンパン、飲めるでしょ?」 またもや酒盛りのお誘いだったが、未成年云々言う気も起きない。項垂れて月神楽の部屋にお呼ばれする。 二人でならんでベッドに座ると、月神楽は空のグラスにシャンパンをついで渡してくる。 しかし、俺は今も起こったぴょんこが乗り込んでくるのではないかと気が気ではない。 そんななか、月神楽は意にも介さず涼しげな顔で言う。 「何に乾杯しようかしら…ええと、そうね。性犯罪者ゴミ下僕に乾杯…なんてどうかしら」 一方的に乾杯してグラスを干した月神楽は立ち上がり、素足で股間をやや強く踏みつける。 痛みはないが、今だ興奮の覚めないそれは硬くなっており、月神楽に勃ってることを知られてしまう。 「まだまだ余裕そうね。私が全部絞ってあげるわ」 月神楽はしたなめずりをして笑うと、俺に覆い被さって唇を奪った。 彼女は巧みに膝を立てたりしながら抵抗する隙を与えずに身体を擦り付けながら唇を貪る。 息を荒げて口を離した月神楽の目を見ると…焦点が定まってない? 「ぴょんこばかりずるい…やっぱり男って胸しか見てないのかしら」 グチグチと何か独り言を言っている月神楽の顔を見ると赤くなっており…まさか酔ってる? 神楽の司書みんな酒に弱いの…? しかしこれは逆にチャンスだと思い、月神楽を乱暴に転がすと、体勢を入れ替える。 もしかすると、自分も酔っているのかもしれない。 神楽に対して、正直スケベな面は出さないように付き合ってきたつもりだ。 しかし、最初にワインを飲んだ時から妙に気が大きくなり、ぴょんこ、月神楽の身体が気になって仕方がない。 もしかしたら自分も酔っているのかもしれない。 そんなことを考えながらも欲求を止めることはできなかった。 今度はこちらが月神楽の唇を強引に奪う。 急に責められると弱いのか、じたばたと暴れる月神楽を体格差でねじ伏せて逃がさないようにベッドに押し付けて身体を密着させる。 当然ぴょんこほどではないが女性らしく育った胸の感触を自分の胸板で楽しみながら口を離し、首筋に吸い付くと月神楽はあられもない声を上げる。 ふと目に入ったシャンパンの瓶に口をつけて、また月神楽にキスをして、口内のシャンパンを流し込む。 より酔いのまわった月神楽は目がとろんとしていたので、抵抗する気も起きないだろうと俺は月神楽の身体を、今度はぴょんこにした時のように恐る恐るではなく、大胆に貪った。 「あっ!?ふぁ…や…んん…」 腕を上げさせて敏感な腋をなめたり、肩紐を引っ張ると胸元を隠そうと抑える月神楽の無防備なワンピースの下側から捲りあげたり、とにかく余裕のない月神楽を翻弄するようにいたぶるようにいじめる。 お腹までまくり上げたまま足を開かせて黒いレースのえっちな下着ごと股間に掌をグリグリと押し付ける。 するとそこは期待からか濡れており、犯されようってのに感じてるのか?変態月神楽とののしると思ったように抵抗すらできない月神楽は腕で顔を隠して涙ぐんだ声を上げる。 気分を良くしてまた口移しでシャンパンを飲ませると、もうやめてとろれつのまわらない声で月神楽は懇願する。当然見逃すつもりはない。 こうなれば、ぴょんこも最後までするんだったかなと自分でも引くほどゲスい考えに思考が支配される。 しかしまずは目の前の月神楽だと、腰から下着に手をかけ、一気にずりおろす。悲鳴が聞こえるが無視して先端を宛がうと、根元まで一気に突き入れた。 「あっ!?…ああ…はぁ…はぁ…」 力ない声で自分の胎内への侵入者への異議を唱える月神楽だったが、すぐに腰を動かしてその余裕すら奪う。 月神楽の奥を責め立てるように腰を押し付けてぐりぐりと動かすと、月神楽は膣内をぎゅっと締めて胸を弓なりに逸らせる。 強調された胸の先端に吸い付いてなお腰を振っていると、いつしか月神楽の表情はだらしなく笑っているように見えた。 それに気をよくして、すでに近い射精の瞬間までスパートをかける。 月神楽の嬌声と肉のぶつかる音の周期がどんどん早まっていく。俺は腰を密着させて月神楽を抱きしめると、彼女が自分のものであると知らしめるかのように、一番奥で二度目の精を解き放った。 「あーっ!!!!」 ふとその時、いるはずのないぴょんこの声が聞こえる。 驚いて振り向くとそこには胸から上をガビガビにしたぴょんこが立っていた。 「なんで!?なんで月ちゃんとしてるぴょん!?ぴょんこは!?私顔にかけられただけ…!?」 ぴょんこはぷんすかと擬音が付きそうな勢いで肩を怒らせて歩いてくると、突然ワインのボトルをラッパ飲みし始めた。 ぴょ…ぴょんこ?と声をかけるも座った目のぴょんこは口を膨らませたままだ。 ぐいと襟を掴まれぴょんこにキスをされ、口内のワインを流し込まれる。慌てて飲み込むと、月神楽の膣内のモノがまた固さを取り戻した。 …まさか何か盛ったのかぴょんこ!? 「お酒の勢いを装って「」otとえっちする作戦が月ちゃんのせいで台無しぴょん!!こうなったら3人で朝までヤりまくるぴょん!!!!」 右手の指でわっかを作り、左手の指を抜き差しするジェスチャーをするぴょんこ。なんてはしたない!! 呆気に取られていた月神楽だったが少し冷静さを取り戻すとこちらも負けてはいなかった。 「下僕のお粗末なものは今私の中にあるんだよぴょんこ!」 腰をグリグリ動かして勝ち誇った顔をする月神楽を見たぴょんこは豊満な胸を顔に押し付けてきた。 「ぴょんこの方が胸でっかいし!すぐに形勢逆転するぴょん!!」 その日は朝まで口移しで酒を飲ませ合いながら、ずっと二人を抱くこととなったのだった…
一杯行くぴょん?